語り継がれるもの
テレビを点ければナウシカがやっていました。
金曜ロードショーは宮崎アニメばっか・・そう思う人は私だけではないはずです。
10年ほど前はいろいろなアニメ映画を流していましたが、今は、宮崎アニメ全作品を2年周期で流す他は、ルパンの特別編が流れる程度です。
それだけ、日本アニメ映画の中で、宮崎アニメとルパンの集客力がずば抜けていることが明らかです。
宮崎アニメは家に録画ビデオのある人でも、つい見てしまうと言われています。
シナリオをわかっていても見てしまう、というのはすごい話です。
同じように同じ話を繰り返して流しているドラえもんやサザエさんは、小学生の子供のいる家族が食事時に流しているもので、視聴者は毎年変化しながら維持されているのだと思います。
これに対し、宮崎アニメやルパンは、おそらく同じの人が繰り返し見ている感じがあります。
それだけ、宮崎アニメやルパンのクオリティの高さがわかります。
しかし、裏を返せば、これら以外のアニメが育っていないともいえます。
子供が簡単に興味を持てて面白いと感じられることを意識しすぎて、品質の向上に十分に配慮されていない傾向はもはや様々なところで指摘されていることです。
厳しい競争の中で、まず食べていくための地位を築く、地位を得たら適当な仕事をしてまったり生活するというのはどこの業界でもあることです。
それはそれで、自然の摂理の一つですが、自分がやりたいと思って就いた仕事である以上は、それを極めてみたいと思わないのはもったいないことですし、日本社会としても競争力を備えません。
何かに熱中するなら、そこで歴史に名を刻みたい、そう思うことこそ大作誕生の第一の秘訣で、常にそういう気持ちを持っていたいと思います。
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