2020年4月 6日 (月曜日)

スケジュール管理能力

勉強は、何をやるかも大事ですが、いつやるかしっかり決めることが非常に大事です。宿題を、夕方にやる→お腹すいたから夕食後にやる→眠いから明日やる・・と先延ばしし続けるのが最悪です。できれば早く終わらせる習慣をつける方がよいですが、負担を感じにくい時間に集中してやることも大事なので必ずしも早くやってしまわせるのがよいわけではありません。いつやるかきめてそれを必ず実践することが重要で、これは意識すればだれでも必ずできるはずです。
仕事もそうですが、能力やスキルがあるにこしたことはないものの、あらゆる場面でこれを持ち合わせているわけではありません。それよりも、しっかりスケジュールを組んでこれを実践する力が大事で、これが安定したパフォーマンスにつながります。小さな仕事でも、期限までにしっかり仕上げることを繰り返せば必ず良い仕事ができるように成長していけます。勉強も、たくさん宿題をこなすよりも、自分でしっかりいつやるか決めて期限までにこなすことを繰り返すことが大事です。
時間に几帳面や人とルーズな人とがいますが、おそらく前者はスケジュール管理がしっかりしていて、後者はそうではないのでしょう。その差は、様々な場面で表れてくると思います。勉強に限らず、何を向上させるにも、時間をしっかり守りスケジューリングを行うことが第一です。

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2020年3月30日 (月曜日)

記憶に残す

教養を兼ねてCFPの勉強を進めています。CFPは択一試験ですし、似たような問題の使いまわしも多いので、そんなに合格に苦労はしないと想定されるのですが、そうして油断していると、痛い目にあいがちですので、時間をかけても丁寧に勉強しようと思っています。
択一試験では、内容を読まずとも、書きぶりで〇か×かわかるものがあります。たとえば「・・・必ず・・・となる。」という肢はたいてい×ですし、「・・・という場合もある」という肢はたいてい〇です。そうした肢をよく読まずに消して残った肢から考えて答えはきちんと出た、という結果論は本番ではラッキーですが、練習でこうして答えが出ても実力にはなっておらず本番で使える知識はあまり身についていません。
練習の時は答えが出るかでないかではなく、しっかり基礎知識を増やしていくことが大事で、特にCFPのような問題が使いまわされる試験ではなお一層このように言えます。
択一試験は、確信をもって正答を選べる問題は限定的で、最後は確率論となります。確率を少しでもあげるために、確実な知識をいかに増やすかが勝負のカギで、そのためには、問題をこなす過程で丁寧に処理ししっかり1つ1つ記憶に残していくことが遠回りのようで実は近道になります。

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2020年3月23日 (月曜日)

時間制限は最後の関門

試験とは時間制限の中で要領よくとれる得点を拾っていくのがセオリーです。しかし、この時間制限はあくまでテスト本番のみに設定された例外的なハードルで、普段はこれを意識しない方がよいでしょう。働き方改革で残業するなと言われているので、残業せずに60点の書類を作成しようものならたちまち職場で居場所をなくしてしまうかもしれません。
試験勉強は、まずは時間制限なく問題を解いて、その問題を確実に解くことから始まります。いきなり制限時間内にどれだけ部分点を拾えるか、という勉強法をする人はほとんどいませんし、仮にやってもあまり力にはならないでしょう。仕事も同じで、生産効率を上げるように要求されていても、時間内でやったほどほどの仕事よりも、時間を超過して行った良い仕事の方が当然高く評価されます。
「1日1時間勉強する」とは、小学生に勉強させる親が設定しがちなノルマです。勉強の嫌いな子は、まずは机に1時間座ることがスタートラインなので、こうしたノルマ設定はありですが、試験や仕事を意識し始めるころには、時間制限は無意味で、時間をどれだけかけても最高の成果を追求しなければならないということに気づかなければなりません。
今後在宅ワークが普及するとますます仕事の評価は時間ではなく中身で見られることになります。日々の過ごし方にメリハリをつけて、無駄な時間の浪費を最小限に抑え、大事な活動に惜しみなく時間をつぎこむという意識が今後ますます大事になってきそうです。

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2020年3月16日 (月曜日)

リスニングにおけるテクニック

英語の学習の指標にTOEICを受験する人は多いですが、私はもうだいぶTOEICとはご無沙汰しています。英検1級をとったのでTOEICの勉強を頑張る必要がなくなったことが大きいのですが、TOEICの受験テクニックの部分に気持ち悪さを感じる面も影響しています。
TOEICのリスニングテストの際は、ほとんどの受験生が手際よく問題をこなしたうえで、次のリスニングの音が流れる前に問題を「先読み」します。正直、TOEICのリスニングの会話等はそれほど難しくはないのですが、初めて聞いて内容を全部覚えることは困難で、「これ答え言っていたのは覚えているけれど何だったか忘れた」という失点パターンが大きいです。そのため、問題を先読みして、曜日を問われているのか、会場を問われているのか、時間を問われているのか等を把握してそうした単語を集中して拾い上げる作業がTOEICのリスニングテストとなっています。
私はこうした受験テクニックは不要と感じるため、あまりTOEICのリスニングに対して意欲がわきません。ただ、実際の会話の場面で「確かに相手は答えを話していたのは覚えているけれどなんだったか忘れてしまった」というシチュエーションもあると思われます。そうした際、聞き直せばよいのですが、あまりに何度も聞き直してばかりいるとビジネスレベルの会話とはいいがたくなります。そこで、話を聞く中で、その会話の中で何が重要かを予測しながら聞き、キーワードを確実に捕捉する聞き方は大事なのだろうと思います。これを鍛える意味ではTOEICのリスニングは格好の素材かもしれません。
というわけで、TOEICを活用して実用的なリスニング力を磨こうとする場合、問の先読みはせず、話全体の中で重要な情報の勘所をおさえつつメリハリをつけて聞き取り内容を理解する、というやり方が有効と考えられます。そして、これは日本語での普段のやりとりでも大事で、できる限り相手に聞き返さないで済むようメリハリをつけて聞く意識を持つべきなのだと思います。

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2020年3月 9日 (月曜日)

ほしい物はブランド?それとも・・

大学入試にあたってなぜその大学に行きたいのか問われてしっかり答えることができる人はあまり多くないのではないでしょうか。「〇〇教授のもとで研究したい」「●●の最新分野を研究したい」と、高校段階で意思決定できる情報を入手できるとは限りませんし、そう希望したところで、先方の需要がなかったり、ライバルとの争いに負けたりで思うような道を勧めないことはままあるからです。
では、大学などの学校選びは何を基準に行うのか、一番大きい要素はその学校のブランドでしょうし、最近はオープンキャンパスや先輩のつてなどで事前に大学生活を体験し、雰囲気の良いところを選ぶ人が増えているようです。
もちろん、大学卒業の肩書など社会に出て通用する場面は少ないですし、大学のブランドも最近は口にする人すら少なくなっています。大事なのは、その学校で実質的な力をどのように、どの程度身に着けるかですが、著名な学校には様々な機会があるため、本命の目標がみつからない、あるいは縁がない場合であっても、つぶしが効くことが多いため、ここにブランドで大学を選ぶ実質的な意義があると考えることができます。
やりたいことが決まっている人は、目標に向けた最短距離を走ればよいだけですが、そうでない人は、緩く広くいろんな機会を求め、その中でいずれかの機会にどっぷりつかって目標を見つけるというメリハリが大事になります。
今まさに大学受験シーズンであるため、大学受験をされる方を主に念頭においた記事となっていますが、「受験する学校はミーハーで選んでも良い」、「だから選んだ学校に向けて全力投球」、「大事なのは入ってから様々な機会に触れて本命の目標を見つけること」ということはどんな受験に力を尽くす際にも大事な視点となります。

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2020年3月 2日 (月曜日)

ホームラン答案を狙う場合

論文式試験では、「守りの答案」と「攻めの答案」を書き分けることが大事です。攻めの答案が成功した場合ホームラン答案になりますが、ホームランと三振は紙一重で、攻めすぎてポイントを外してしまうと大きく落ち込んだ成績になってしまいがちです。ですので、ホームラン答案はよほど自信のある場合以外は狙わないのも1つのセオリーです。
とはいえ、守りの答案だけでは司法試験や中小診断士試験のような倍率の高い試験に勝ち抜くことは困難です。そのため、どこかの科目で勝負をかけなければならない場合もあります。こうした倍率の高い試験では、よくわからない問題は守りの答案で失点を抑え、わかる問題では積極的に攻めて得点を稼いで上位に入り込む意識が必要です。
すなわち、ホームラン答案を狙う場合とは、普通にやっていては勝ちにくい難度の高い試験において、自分の知識を広く活用できる見通しがはっきりしている問題にあたったときに限定されると言ってよいかと思います。無難にクリアできる試験では狙うべきではありませんが、難しい試験に通るためには、どこかで勝負をしかけなければならないことも覚えておいた方がよいでしょう。

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2020年2月24日 (月曜日)

重視する科目は相手によって変わる

受験シーズン真っただ中。受験は始まってしまうと全科目に全力を尽くす必要がありますが、準備する段階ではいろいろと戦略があります。今日は私が受けてきた試験について、どのように各科目を整えていったかを紹介します。
まず、中学校入試の肝は何といっても算数です。ですので、算数で得点合戦になると、勉強の遅れている子にはなかなか勝ち目はありません。しかし、最近の中学校入試では、算数は難問と易問がはっきりしてなかなか差がつきにくい状態になっている様子。そうなると、合否のカギは国語勝負になります。理科と社会は人並みで、算数と国語で真っ向勝負で点を稼げるようになるのが王道セオリーです。
大学入試の理系も同じように、数学や物理で大量点を獲れると勝ちやすく、理系の生徒は徹底的に得意科目を伸ばすのがよいでしょう。しかし、文系は逆で、まず英語で失敗すると合格は格段に難しくなるため、英語はしっかりついていく必要があり、さらに、国語や社会も、大きくへこむとそれが致命傷になってしまいます。ですので、文系は理系とは逆で穴をなくすことが大事な戦略になります。
司法試験も同様で、どこかで大きく点をとれると有利になりますが、セオリーは無理にホームラン答案を狙わずに、しっかりとれる問題を確実にとっていくことが合格の近道です。
公認会計士試験は司法試験と違って計算問題が出て、ここで大差がつきやすくなっています。理論問題は皆ができる問題で失敗しないよう手堅く進める必要がありますが、計算問題はいけそうに感じたら大量点を狙うべき場合もあり、文系と理系の試験をミックスしたような手法が有効です。
このような感じで、入試には、押すべき場面、引くべき場面様々あります。私もこれだけいろいろな試験を受けてくるとこのかけひきは何となくわかるようになってきました。

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2020年2月17日 (月曜日)

択一試験は確率論

司法試験の択一試験を受けた際は、1つ1つ肢を丁寧に検討し、間違いなく答えはこれだ、という確証をもって答えを選びます。そうした確証をどれだけ持てるかが合否のカギでした。私は択一試験とはそのようなものだと思っていたのですが、英検1級を受けた際、択一試験はやはり確率論だと考えを改めました。
英検1級の最初の25問は非常に難解な語彙問題です。この問題は確証をもって答えを選択するのは困難で、4つの肢から、「これは違うだろう」という肢を削って後は確率勝負になります。たとえば4つのうち2つの肢を削ることができても答えは出ませんが、2分の1の確率なので、10問解けば確率的に5問合うだろうという計算になります。
中小企業診断士の択一試験も、細かい知識問題はなかなか確証をもって答えられませんが、同様に2択に絞って半分とれれば上出来と割り切るべき場合があります。
テスト対策としては択一試験はこうしていかに確率を上げるか、賢く解き進める必要があります。ただ、実際の実務ではこうした確率的な曖昧な知識は役に立ちません。テスト対策はテスト対策、仕事は仕事きちんと分けて考えることを忘れてはならないでしょう。

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2020年2月10日 (月曜日)

落とす試験か通す試験か

試験には受験生を露骨に落としにかかる試験と、通すための試験とがあります。「普通前者だろう?」と考えがちですが、意外にも後者のパターンでることもあり、このいずれかによって戦略が変わってきます。 私が受験した試験でいうと、英検1級や中小企業診断士一次は「通す試験」に入ると思います。一定の点数をとった人は全員合格できますし、問題も毎回似たようなもので、きちんと準備すれば確実に得点できるものが多いです。こうした「通す試験」では確実にとれる問題を積み重ねるとともに、必ず解答欄はすべて埋めることが基本的な戦略になります。 これに対して東大入試や公認会計士試験は間違いなく「落とす試験」に入ります。倍率は3倍とそれほど高くはありませんが、受験者層のレベルが高いため、温い問題ではあまり差がつきません。そこで、毎回いかに受験生を罠にはめるか趣向の凝らした問題が出され、受験生はこうした罠にひっかからないよう注意して問題を解き進めなければなりません。 こうした「落とす試験」に対する戦略は、とにかく一発レッドカードとなるような大きなミスをしないよう慎重に得点を積み重ねたうえで、さらにどこか自分の得意なところで集団から1歩抜け出す答案を作成してライバルを振り切る必要があります。 資格試験は特にこの観点が大事で、過去問をやっておけば合格できる「通す試験」から、ライバルを蹴落とす力がなければなかなか合格できない「落とす試験」までかなり幅が広いです。標的とする敵の属性をまず知り、これに応じた適切な戦略を練ることが、受験対策において非常に大きな意味を有します。

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2020年2月 3日 (月曜日)

倍率に応じた戦い方

このブログ14周年で平日の内容は大きく変えていきたいと思います。月曜日は、コンスタントに質問を受けるお受験・テスト関係についていろいろ書いていく日にしようと思います。私が受けたテストの倍率はおおむね以下の通りです。
・京大理学部後期 40倍(一発合格)
・英検1級 10倍(一発合格)
・旧司法試験択一 6倍(1回失敗)
・旧司法試験論文 6倍(一発合格)
・中小企業診断士論文 5倍(2連敗中)*これだけまだ合格していません
・中小企業診断士択一 4倍(一発合格)
・公認会計士試験論文 3倍(複数回失敗)
・東大文科Ⅰ類前期 3倍(1回失敗)
このうち、京大理学部後期はテストとしてはかなりイレギュラーなものですし、マークシート(択一)試験はテクニックに依る部分も大きいため、これらは別途機会があれば記事にするとして、今日は残った倍率3~6倍の筆記試験の攻略法について触れたいと思います。
奇しくも倍率3倍の試験を私は落としているのですが、倍率3倍の試験であれば、偏差値で52程度、得点分布の山で見ると平均よりも少し上程度で合格できます。ですので、倍率3倍のテストではあまり気負わずに、①苦手科目をなくす②皆が得点する比較的優しい問題は丁寧に確実に得点する③逆に皆が得点できない難問は思い切って切り捨てて、得点できそうな問題に時間と労力を集中投下する、といった戦略が有効です。私が倍率3倍の試験を落としたのは、公認会計士試験では財務会計が、東大入試では社会が苦手科目で、ここでついた差をよそで挽回できなかったからです。
これに対し、倍率5倍のテストとなると、偏差値60程度、得点分布の山でも、平均点と満点の真ん中あたりの点数でも合格は保証されないシビアな戦いになります。そのため、苦手科目があったり、皆が得点する問題を落とすなどは論外で、その上でどこかでライバルがとれていない点数をもぎとってこないと合格できないです。そのため、「無難にまとめておく」か、「思い切って攻める」か悩む場面が生じます。
試験はなんでも満点目指して前から順番に解いていけば合格できるものではありません。倍率に合わせて賢く戦い、少しでも勝率をあげる取り組みが大事です。このコーナーではそうした取り組みを少しでも紹介していければよいと思います。

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