2019年2月13日 (水曜日)

情報を引き出す力

情報が鍵を握る現代では、いかに他人から情報を引き出せるかが成功の鍵になります。これは、聞き上手になればよいというわけではありません。聞き上手は、話し手の気持ちよく話させることができますが、その内容は話し手が話したい内容であり、聞き手が引き出したい情報ではないからです。
情報を引き出すには様々なスキルが必要ですが、まずは簡単に場合わけしてみましょう。1つ目は、引き出したい情報について、話し手が価値を感じていないケース。この場合、話し手がこの情報を口にすることに抵抗はありません。しかし、興味のない事をべらべらと話すひとはほとんどいません。それとなく、引き出したい話題に誘導し、自然と標的事項を話し手に想起させることができればその情報を得られるでしょう。
次に、話し手がその情報に価値を感じているケース。この場合、その情報を話す利益を提供しなければ話し手は簡単には情報を開示してくれません。ここで、金銭など目に見える利益を提供せずに情報を得るにはさらにワンランク上のスキルが必要になります。
巧みなトークで相手を愉快にさせて話してもらうのがファーストチョイスになるでしょう。それでうまくいかない場合、たとえば「その情報を自分に託してもらえれば、話し手に将来有益なリターンが返ってくる」可能性を示唆できると、話してもらえるかもしれません。
いずれにせよ、情報を得るためには、自分目線ではなく、相手目線で巧みなコミュニケーション術を駆使する必要があります。普段話をする際から、自分が話したい内容ではなく、相手を喜ばせる話題を意識して話をする習慣を持っておくと、情報戦に大いに役立つと思います。

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2019年2月 6日 (水曜日)

見えない資源を把握する能力

最近はキャッシュレス社会が加速度を増して進行しています。私が小さい頃は、お金といえば現金であり、現金がなければ何もできない、だから大切に計算して使う生活をしてきました。しかし、キャッシュレス社会になると、現金がなくても物が買えます。手元にないお金を使うため、手元のお金を管理する必要はなくなりました。
しかし、これはただ便利になったわけではありません。手元にないお金は預金口座や、将来の自分の信用から支払われるものです。当然これらを失えば何も買えなくなるため、計画的な管理は依然必要です。そして、目に見えるお金ではなくて、目に見えない預金残高や信用を管理しなければならないことから、この管理はより難しくなったとみるべきでしょう。
私は見えない資源残高も感覚的に把握できるので、無駄遣いしてはいけないスポットや、節約しなければ行けないタイミングは比較的よく見えます。しかし、多くの人はそうではないでしょう。ですので、現代を生きるためには、どこで購買活動を自制しなければならないか見極めることと、実際に自制する力が不可欠です。
同じような見えない資源管理の場面として、HR管理の場面があります。これもなかなか困難で、無駄なく余すことなくHRを使い切るのはなかなか困難です。そこで、できる限りこれを可視化するツールや試みが広がっています。
金銭についてもカード決済時に残高を表示するなど、可視化の動きは広がるでしょう。しかし、それは周囲の人に見られてはならない情報であることから、あまり大きな動きは期待できません。キャッシュレス社会で豊かに暮らすためには、どこで資源消費を控えなければならないかを自力で把握することが不可欠で、その力をどう養うかが今を生きる人たちの大きな課題となっています。

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2019年1月30日 (水曜日)

○○とはつきあうな

「バカとはつきあうな」という題名の本を書店でみかけることがあります。この本が言いたいことは、「理解力の低い人とは付き合わないほうがよい」ということ。それは、理解力の低い人に物事をわからせようとすると通常よりも時間や労力がかかり、それでも理解してもらえないリスクもあるため、手持ち資源を有効活用するためには理解力のある人を相手にした方が効率的だということです。この理屈はもっともです。
しかし、理解力の水準の設定次第では大多数の人が理解力の低い側に入ってしまうこともあるでしょう。人は何らかのかたちで人とつきあい、信頼を得、様々なものを売り込まなければ生きていけませんが、このように大多数が理解力の低い側に入ってしまう場合では、そうした人と付き合わざるをえません。
また、理解力の乏しい人でもその言動で愉快になることもあります。いわゆるおバカキャラでテレビに出ている芸能人などは、一生つきあうのは困難かもしれませんが、友人として仲良くするのはほとんどの人がウェルカムであないかと思います。
そこでまとめると、理解力の高低で分けるのではなく、よく接するシチュエーションでストレスなく接することができるかを基準にすればよいのではないでしょうか。言動の面白い人は理解力が低くてもストレスなくつきあうことができます。逆に理解力の高い人でも、すべてスバズバ本音トークで、緩むチャンスのない人などはストレスなくつきあうのが難しいかもしれません。
理解力の乏しい人には手間がかかることが多いため、どうしてもストレスを感じやすいのでしょうが、交友関係の現代的戦略を練るならばストレスの有無で判断した方がよいように思います。

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2019年1月23日 (水曜日)

一極集中のリスクと限界

世の中、何をするにもスマホでできる便利な世の中になりました。そのため、スマホの機能がどんどん拡大し、スマホがどんどん超ハイテクメカとして技術を集中させています。この傾向、どこかで見たことがないでしょうか。
コンビニが便利なため、コンビニにどんどん生活の機能が集約されるのと同じ構造です。コンビニはその結果、仕事が複雑になりすぎて、仕事の担い手が限られ、人件費の増大とともに、店舗拡大に限界が見え始めています。
スマホもなんでもかんでも機能を詰め込むと、複雑になりすぎて使い勝手が悪くなったり、高額になりすぎる可能性が高いと思います。
私はガラケーとiPadを併用しています。電話通信はライフラインなので、小型のものを手元に置きたい反面、iPadには業務中などに余計な情報がどんどん入り込んでくるため、業務中は完全分離してこれを見ず、ダウンロードするアプリも必要なものに厳選しています。
通信機器は情報の授受をするもので、情報の発信や入手に使える反面、不要な情報のシャットアウトの手当も必要です。そう考えると、なんでもかんでも一台のスマホで行うことにはリスクがあり、今後複数のデバイスに分散させて利用頻度や目的に応じて使い分けることが普及するのではないかと思います。
情報との付き合い方はまさに現代的戦略論の中核をなすもの。技術の進展に流されるのではなく、今ある機器をどのように組み合わせて最も自分の生活価値をあげるかをきちんと考えるべき時代なのだと思います。

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2019年1月16日 (水曜日)

○○の友人を持て

弁護士の数もかなり増えてきた結果、「弁護士の知り合いがいる」と言う人は増えてきました。事件に巻き込まれた際に泣き寝入りする可能性のある人が減ってきたのは社会的に良い傾向です。
ところで、このような「○○の知り合いがいる」の○○として、現代的に有益なのはどんな職業でしょうか。弁護士や税理士のようになんとかドットコムで検索できるような職業はこれに当たらないと思われます。
私は「IT企業」ではないかと思います。IT企業にもピンからきりまでありますが、優れた無形試算を有するIT企業は必ず今後伸びていきます。ですので、株を購入したり、業務提携するなりして自らの成功に利用することができます。また、ITに詳しくないために損をしているケースは日常山ほどあると推定されますが、IT企業の知り合いがいると、気軽に聞いて生活に有益な情報を引き出すことができるでしょう。
法律とITを比較すると、どちらも理解するには難しい領域である点で共通します。しかし、前者はネットを見れば国家が一定の能力を担保した人が検索され、電話で連絡を試みることは簡単であるのに対し、後者は誰がIT業者であるか、どの程度の業者であるか、一見で電話してよいか、すべてわからない点に違いがあります。
そのような観点で、現代的にはIT業者の友人、あるいはITに詳しい友人をつくることが非常に重要であり、そのような人と出会ったら飲みや食事にいくなどして、いざという時に相談や情報交換できる関係をしっかり築いておくことが大事です。

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2019年1月 9日 (水曜日)

ITの学び方

これからの時代、ITの理解なくして進んでいくことはできません。どこかで自学でITを学ぶ必要があります。それはわかっていても、どう勉強すればよいかわからない人は多いのではないでしょうか。
一番簡単なやり方は本で学ぶことですが、これが一番勉強としては困難な方法です。本は不特定多数の人を対象としているため、学ぶ側が本のレベルに合わせなければならないからです。同様に、セミナーなどで学ぶのも同じ理由で困難です。
ITは身近にいろいろ存在します。ですので、ITを学ぶためには、まず身近なシステムを触ってみて、動かしてみることが有効です。システムを動かして機能を理解し、インプットとアウトプットの対応関係に気づくのが最初のステップで、これを切り口に知識を増やしていくことができます。
もちろん、インプットからアウトプットへの因果関係をすべて理解するのはこの段階では困難です。しかし、自分の理解できる範囲でネットで調べて、覚えて、そうすると、次にはその理解をベースに新しい理解を進めることができます。勉強というものはそういうもので、あくまで自分のペースで、自分のレベル合わせて根気よく段階を踏む必要があります。
これは、それまで勉強で苦労してきた人はよく知っていることですが、勉強に苦労した経験の少ない人は、ついつい何かの本やセミナーで簡単に必要な知識を得ようとしがちです。
それまでの勉強経験がこうしたカタチで差につながるのは奇遇ですが、我々はITの学習は避けられず、それは自分目線でコツコツやりしかありません。

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2019年1月 2日 (水曜日)

少ない時間で結果を出す

正月三が日は業種によればかきいれ時ですが、今年はしっかり正月を休みにするお店が多いように思います。働き方改革が強く提唱される中、年末年始はしっかり休んで英気を養おうという気運が高まっているのかと思います。
日本人は勤勉でよく働くと世界に評されていますが、労働生産性は世界ワーストクラス。要はダラダラと長く働き、残業時間の多さや睡眠時間の少なさを誇り、利益という成果の多さでのみ優劣をつけようとしていたやり方は世界的に見てももはや時代遅れです。
残業手当がきちんとつく企業では、時間内にきちんと仕事を仕上げる優秀な社員よりも、ダラダラ残業する出来の悪い社員の方が給料を多くもらえるという逆転減少が生じてしまいます。そこで、残業代の少ない社員の方を積極的に昇進させたり、評価対応のボーナスを多くつける企業が増えています。社会は少しずつ、限られた僅かな時間の中で結果を出すことを求め始めているのです。
残業手当がつくホワイトな会社では、無駄に残業手当はつけずに、定時に仕事を終えて、余った時間を自分の成長に投資するのが定石であり、時間をかけても一定の利益をあげろ、という評価手法ではなく、一定時間の間にどれだけの成果をあげられるかが評価されるようになります。
このような時代の変化の中で確実におさえておくべきは、時間を大切にして、最大限に有効活用しようという意識です。私のブログでは、私がかなりに時間ケチであるため、時短やちょっとあいた時間の有効活用についてよく取り上げます。今年もこの点はより一層強い認識をもって、今の時代の必要な時間の有効活用法をしっかりみつけて紹介していきたいと思います。

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2018年12月26日 (水曜日)

適正価格を見極める

M&Aで価格設定を間違えて多額ののれん計上を余儀なくされた。IPO株に投資したらすぐに価格が下落した。こうした話題が増えてきたように思います。何かを買うとき、特に収益目的で効果なものを購入するときは、価格設定が大きな鍵になります。
こうした購入の際、「将来値上がりしそうなものを買い、値下がりしそうなものを避ける」を重視する人がいます。しかし、これは将来情報であり、いかに長年の経験を有する人でも将来予測を的確にできる人はいません。そうではなく、今の情報、その購入対象の適正価格をできる限り正確に推し量ることが大事です。
適正価格を知ることができれば、適正価格より安く買えれば収益チャンスが大きく、高く買うと低くなるのは当然の帰結です。購入対象を客観的に見つめ、一般的な人はどれほどの価値をつけるのか、一部のコレクターはどの程度の価値をつけるのかを、類似商品の価格や、その対象が生み出すキャッシュフローなどを参考に算定できると、かなり適正価格に近い数字は描き出せるのでしょう。
価格の算定手法は複数あり、どれが正解というわけではないため、答えが複数でます。それをもとに、では自分はいくらで買うか中間値を設定することも大事な経験です。
この時期になると、「この商品ハウマッチ?」とか、「高い本物と安い偽物、本物はどっち?」というバラエティ番組が増えます。これをただの娯楽と見ずに、練習問題として真剣に取り組んで見るとこの適正価格判断の経験が積めるかもしれません。
失敗の大半は、その物が欲しいという欲求が優先して高値つかみをさせられることです。適正価格を考え、割高なものには手を出さない意識を徹底することが多様化する現代において今後ますます重要になるでしょう。

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2018年12月19日 (水曜日)

投資に値するものは

新聞を読むと、スタートアップ支援の仕組みやファンドの話題をよくみかけるようになりました。スタートアップ企業は大きく成長する可能性がある反面で、すぐに倒産するリスクもあります。ただ、他に有力な投資先が少ないため、有望な投資先として注目されています。
もちろん、スタートアップ企業がすべて優遇されるわけではありません。事業計画を綿密に検討されたうえで、確固たるコアコンピタンスや強みを持ち、持続的成長の強いと評価できる一部の企業に対して、集中的に多額の融資を行おうとするのが今の情勢です。
IPOも注目されていますが、投資家がIPOに注目するのは比較的短期間で価格が跳ね上がる可能性があるからで、その素質があるか否かは投資家が各自で判断します。
以上をまとめると、志をもって新しい取り組みをするだけでは周囲はなかなか手を差し伸べてくれませんが、その志が客観面で一定水準の成果を上げると一気に多くの賛同者を巻き込めるのです。
起業に限らず、現代的には何を始めるにも、最初は周囲は冷ややかですが、「こいつは伸びる」と思わせることができれば徐々にファンが増え、大きな賛同を得て大きな成長につなげることが可能になります。そして、このステップはほとんどの場合、欠かすことができません。ということは、客観的に一定水準の成果を出すという中間目標は必ず設定しなければならないものといえます。
自分個人の領域でいくら頑張っても、このステップを踏まなければ大きく成長はできません。かといって、周囲に気遣いすぎては個として成長できません。何かを始めるときはまずはひたすらそのことに没頭し、その後でわかりやすい成果を出して賛同者を増やす、この手順の意識が現代においてとても大事だといえるでしょう。

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2018年12月12日 (水曜日)

シェアリングはシェア仲間とのコンフリクトが鍵

シェアリング社会が進んでいます。シェアハウスは言うに及ばず、車に、その他様々なものを複数人でシェアしてコストを削減しようという試みです。24時間使わないものは、どんどんシェアリングすればその分コストカットができるのは当然で、今後もさらに広い範囲でシェアリングが進んでいくでしょう。
では、ずっと使わないものはシェアすればよい、と言えるでしょうか。なかなかそうはいきません。いろいろ理由がありますが、一番の理由はシェア仲間とのコンフリクトです。
たとえばシェアハウスで考えてみると、台所や風呂は常時しようしないため、シェアリングに適しています。しかし、利用したい時間が被ると利用が制限されてしまいます。これは時間を大事にしたい人には大きな制約になります。また、こうした場所は人によって利用方法やマナー、許容度が全然違います。必ずきれいな状態で使用したい人もいれば、片付け・清掃を嫌がる人もいます。これが利用にあたってのコンフリクトになり得ます。これは、マナーや個人の趣向によるものであるため、統一的なルール設定が難しく、ルールを作るためにかなりの時間を要するおそれがあります。
カーシェアリングでは特定物をシェアするわけではないため、上記のような利用可能性や利用方法でコンフリクトが生じる可能性は低いです。しかし、「利用したい時に車が1台もなかった」「利用しようとした車が汚れていた」などの事情があっても、それは車の利用をキャンセルする理由にはなっても、車を利用できなかったために生じた損害を管理会社に求められるわけではありませんし、同じ管理会社の利用者同士で揉め事になった場合、会社はどちらの味方をすることもできません。
このように、シェアリングは、シェア仲間とコンフリクトが生じると解決が困難で、大きな損害を被る可能性があります。十分知った仲であってもコンフリクトは生じ得るため、会ったことのない未知の人とシェアリングをすることは大きなリスクがあるという認識は避けられません。
とはいえ、シェアリングのコストカット機能は捨てがたいです。シェアリングを利用する際は、安いからと安易に飛びつくのではなく、「変な人とシェアして揉め事になったらどうしよう?」という意識を忘れず、そのうえで、割にあうかどうか検討することを忘れてはならないでしょう。

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