2020年1月24日 (金曜日)

壁を打ち破るから成長

私は今はジェネラリストを目指しているため、いろんな分野でまずは人並以上のスキルを得るよう修練しています。これと対極にあるのはスペシャリストを目指す努力で、とにかくロックオンした分野の一番を目指して最善の努力を続けます。これは目的に合わせた戦略であり、優劣をつけるものではありませんが、共通した努力目標があります。「壁を打ち破ること」
スペシャリスト志望者はもともと1番を目指しているので、言わずもがなですが、ジェネラリストはしばしば、業界の平均でいいやと妥協してしまうことがあります。しかし、どの業界でも平均の少し上に達するのは容易ですが、そこから上にいくのが大変になります。そこで、平均前後で満足して別の分野にいってしまうと、その努力は「誰でも達しえる容易なもの」でとどまってしまい、その分野についてはライバルと競合して競り勝てる力ではなく、後進がすぐに追いついてきます。ですので、ジェネラリスト志望でも、すいすい伸びるところまでではなく、壁を乗り越えてもう1歩前に進む意識が不可欠です。
どんな組織でも上位3分の1まではすいすい進めますが、そこから先は急に伸びにくくなります。それはライバルも同程度の努力をするようになるからですが、そこで、従前のやり方を改めてさらに厳しいノルマを課して壁を破ることが、本当の成長のためには不可欠なのです。弁護士は依頼のあった分野に対応しなければ食べていけないので、どうしてもそこそこの知識を備えて案件を無事にさばくことができればOKと考えがちですが、ジェネラリストを目指すにしても、その分野のせめて上位5分の1に入るくらいの気持ちで頑張らなければ意味がないと再認識しました。

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2020年1月17日 (金曜日)

平面の成長

「スラムダンク」などで注目を集めた高校バスケ界では近時、外国人留学生センターを中心とした高さを訴求するバスケが猛威を振るっています。これはこれで日本バスケの国際レベル化に大きく寄与しています。留学生なしでは優勝できないとも言われる中で、古豪の能代工業はかなり前から「平面バスケ」を訴求してきました。平面バスケとは、高さで勝てない分コートという平面上での速さや左右のゆさぶりで高さを克服しようという戦術です。私の今の状況に照らして、非常に近親感を持ちました。
私は弁護士→弁理士→公認会計士と経験を積んできて、本当は知財と会計を専門とする弁護士を目指していたのですが、専門性となる知識や技術の深さは磨かれず、その幅だけ大きく広がったという感じがしています。深さがない以上、知財も会計も専門と自称するにはおこがましいレベルにはあるのですが、知識や技術の深さがなくとも、幅が広ければ、二次元でそれらを組み合わせて敷衍して大きな力を引き出すことができるとも気づいてきました。
ここにはまさに、高さに対して二次元で挑む能代工業の平面バスケに似通った方向性があります。私が立ち向かう専門性という知識や技術の深さは、バスケでいう高さに相当します。これは望んで簡単に手に入るものではなく、その分野で勝負するなら別のところで勝機を見出さなければいけません。その勝機は、自らの横に広い知識や技術の組み合わせにありました。これが二次元を生かすという点で平面バスケに相当します。
人間、頑張って得ようとしてもどうしても得られない領域はどうしてもあります。でも、それで終わりではありません。そうした領域で伸びが期待できない分、他の領域で伸ばす時間や機会を得られるかもしれません。そこで、そうした領域をできる限り伸ばして、複数組み合わせるという戦略もあるわけです。
個の成長では、限界を感じて立ち止まるのが一番のネック。限界を感じたらその方向性は思い切ってあきらめるものの、別の方向性から活路を見出す意識が非常に大事だと思います。

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2020年1月10日 (金曜日)

持続的な長期目標を設定せよ

個の成長はとかく短期的視点でまとまってしまいがちです。お笑い芸人やYouTuberが、一発当てて有名になるという短期目標だけしかなかったため、一発目は当てて瞬間的には有名になったけれども、その後の二の矢がなく栄光も瞬間風速で終わったというケースは山ほどあります。
本当に成長して成功したければ、短期目標を達成した後、どのようにその水準の成果を安定して出し続けるか、中長期的な成長戦略をきちんと描いておかなければなりません。年始に今年の目標を立てる場合、今年にどこまでたどりつくかだけではなく、来年以降どのようにステップアップしていくかまで考えていかなければならないのです。
もし、中長期的目標をイメージできなければ、短期目標と少し違った分野の開拓を検討してみるにもありです。よく言われるように、ある分野でオンリーワンになるのは困難ですが、100人に1人のレベルに達することは可能。そうした分野を3つ持つと、100の3乗で100万人に一人の稀有な存在になれるからです。
イメージできる目標に対する努力は誰でもできます。そうではなく、イメージしにく長期的な目標に対する道筋をできる限りはっきり見つけて、努力を継続することこそがライバルと自然と差がつく非常に重要なポイントだと思います。

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2020年1月 3日 (金曜日)

窮屈な成長領域

個の成長は個人の世界で完結できるため楽だと何度か書いていますが、実は結構大変だということは様々な観点から説明可能です。たとえば、人は社会で様々な組織に加入して生活しますが、仮に会社という組織で、自らの成長のための最善策を採りつづけるとすぐに干されてしまうでしょう。組織の中では組織のビジョン・ミッション・バリューの実現が最大の責務であるからです。
しかし、組織の成果だけをあげることに躍起になっている人は、いわゆる中間管理職から上にはなかなか昇進できません。組織の成果をあげることは、生活のための手段であって目的ではないことを見失いつつあるからです。あくまで個の成長があり、成長した優秀な人材をほしがる組織があり、そうした組織に貢献し、個として成長し、このスパイラルに乗ることが大事です。
この観点からみると、個の成長は、これを主張し続けるとワンマンプレーになり許されず、これを放棄することも許されず、スケジューリングも原則的には難しく、急に来たチャンスをうまく生かし続けなければいけないという難点があります。しかし、それでも、チャンスさえ来れば、あとは自らの意思次第という点では私はそう難しくないことなのかと感じます。
大事なのは、今日やるべきことは、しっかり意識して、必ず今日済ませること。気分が乗らないとか、体調が悪いとか、時間がないとか言い訳せずに、時間と決めごとを厳守すること。この原則をしっかり体にしみこませるのは産みの苦しみかもしれませんが、できてしまえば、すいすい成長していける大事なポイントであると思います。

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2019年12月27日 (金曜日)

SNSは情報発信ではなく情報収集に使え

個の成長のためには、目指す立場や同様の立場の人の成功体験・失敗体験両方の情報を収集することが大事です。こうした人の情報を知るために、SNSは有効なツールです。
SNSは情報発信ツールだと考える人は多いです。簡単に自分のことを発信でき、その簡易性ゆえに、推敲されたスピーチ原稿よりも信用性が高いと世間に評価されているからです。しかし、SNSを発信ツールと決め打ちすることはリスクであるという意見も多いです。テレアポやFAX送り付けのような強引なマーケッティング手法をSNSで行おうものなら即時にファンを失い、SNS発信の意義を失ってしまうからです。
こうした特性をふまえ、SNSは情報収集に使用すべきという意見があります。たとえばtwitterである人をフォローするのは自由で無料です。多くのtwitter使用者は生の体験談を披露してくれますので、そこからいろいろ無リスクで学べるわけです。
この思考は、おそらく弱者である中小企業および個人向けの話で、一定の成果が求められる大企業ではSNSの活用を成果につなげる義務があります。これは裏を返せば、中小企業や個人はSNSを情報収集目的に使えるという幅を持つことができるという強みを意味します。本当の著名人のツイートはおそらくまったく参考にならないでしょうが、自分が目指そうとしている自分よりよっと上の層の人をフォローして、その人の情報を仕入れることは必ず個の成長につながると思いますし、近い将来、個の成長のセオリーになっているのではないかと思います。

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2019年12月20日 (金曜日)

勉強時間を定めてはいけない

勉強する際、「30分勉強する」など、時間を決めるやり方があります。勉強は辛い活動なので、なかなか勉強しない人に着手させるためには、このように終わりがあることをはっきり明示してやる気を出させるのも1つのやり方です。
しかし、ある程度自発的に勉強できる人になるとこのように時間を定めるのは逆効果となります。勉強時間が限られていると、その中で効率を求めてしまいます。そうすると、無意識的に既に知っている内容や、少し頑張れば理解できる内容にばかり注目し、いつまでたっても弱点に向かいあうことができません。
個として成長するためには、自分の弱点を克服する努力が不可避です。これは根気と時間を要するため、限られた時間の中ではなかなかできません。そこで、勉強時間は制限を設けないか、制限を設けるときと設けないときを峻別し、前者は自分ができることの復習、後者は自分ができないことに取り組む時間と整理すべきです。
ぼーっとある本を読んでいると、自然と自分が理解できるところばかり繰り返し読み、自分が理解できないところや、なんとなく気持ちが向かないところには決してたどり着きません。十分な時間を確保し、こうした目を背けがちな分野に真っ向向かい合う強い意識を持つことこそ、個の成長のために必要不可欠です。

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2019年12月13日 (金曜日)

「えいや!」で一気にエンジンをかけてしまう

朝が寒くて暗いこの季節は起きる時間がどんどん遅くなっていきます。例年であれば・・。しかし、今年は私の起床時間はどんどん早くなっています。
公認会計士になるための最後の難関である修了考査のために、起床→食事以外ずっと勉強→就寝→起床・・というループ生活が続き、心身ともに疲労がたまってきました。司法試験を目指した20代のころは何でもないライフサイクルでしたが、年齢を感じざるをえません。疲れがたまると、当然、朝起きたくありません。
起きたくないからこそ、まだまどろみ状態でも少し頑張れば起きられそうなタイミングで起きてしまうのがここ数日の朝の状況です。起きることへの抵抗があるからこそ、多少早くても比較的楽に起きられそうな時間にえいや!で起きてしまうため、どんどん朝が早くなっているわけです。
これは起きる話ですが、個の成長のために必要な「継続」をするモチベーションを維持するのはとても大変なことです。どうしても、体調や天気や気分などを言い訳にしてやりたくない日が生じます。そうした日にどうモチベーションを維持するかはかなり重大な課題ですが、私の場合、「やめるという選択肢はない」という結論ありきを自分に言い聞かせ、そのために一番楽な道は何か探します。それが、上記の例でいえば楽に起きられそうなタイミングで起きてしまうことです。
毎日ちょっとしたことでも続けることは心理的に大変ですが、このように、比較的楽なポジションやタイミングなどを見計らって一気にエンジンをかけてしまうことが大事な解決策で、エンジンさえかけてしまえば毎日やっていることを今日も行うことはそう難しくないはずです。普段よりもしんどい時に、普段よりもしんどい選択肢を選ぶのは、普通に考えているとできませんが、「続ける」という結果を固定し、そのために一番有利な方法を検討するという手順で考えれば、どこかで一気にエンジンをかけることに自然と思い至ることができるのではないかと思います。

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2019年12月 6日 (金曜日)

負けず嫌いであれover自分の壁

個の成長の糧は継続的な地道な努力です。人それぞれですが、自分のほしいものに対してはそれなりに努力するものです。で、その「それなりに」した努力が実らない時にどうするかが今日のポイント。多くの人はここで撤退するのかと推察します。しかし、もう少し粘ってみれば見える景色も違うのではないでしょうか。
等価交換というのかどうかわかりませんが、そこそこ頑張ったことに対してはそこそこの成果しかついてきません。すごい成果を求めるならどこかですごい努力をしなければいけませんし、その成果は、その努力が目指した目標かもしれませんし、その努力が目指した成果は得られず、その後の別の場面で過去の努力が生きたというケースかもしれません。
いずれにせよ言いたいのは、努力は裏切らないうえ、自分の求める成果に対応するハードル越えが要求されること。ですので、求める成果が高いのであればそれなりに高い水準の継続的努力が求められます。特に、高い目標を持つ人は、いわゆる「壁」と言われる今の自分の能力の限界点にチャレンジすることが必須の条件となってきます。
というわけで、個の成長のためには自分の壁を突破するという気持ちが必須であり、そのためにはその壁の突破のために必要なそして執拗なハードルを絶対に越えてみせるという負けず嫌いである必要があります。誰もが負けず嫌いではあるとは思いますが、自分の壁を「絶対超えてみせる」という信念を持って負けず嫌いを貫くことが、自分の殻を破って飛躍する重要な鍵となるでしょう。

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2019年11月29日 (金曜日)

創造力を鍛えよ

トップランナー=創造力、中間管理職=再現力、メンバー=共感力、という説があります。この分類の適否はさておき、私はこの中で創造力と共感力はおそらく人並に持ち合わせていないので、必然的に中間管理職コース一直線です。
再現力は努力すれば必ず手に入ります。共感力は努力しなくてもほとんどの人は持っており、持っていない人が例外視されがちです。創造力は、私は努力で得られるものだとは思いますが、努力手法は工夫を要すると思います。
この三者を並べたとき、勝ち組はおらず、負け組は中韓間管理職だと思います。メンバーは、特段の努力はせずもともと持ち合わせたものだけで生き抜こうとする人たちで、社会的ニーズはあるので居場所には困りません。トップランナーは基本的に引く手あまたですが創造力が売りなため、自分の力を理解できない人と合わない、自分の力を理解してもらわなければならない、という点で悩みを抱えます。これに対して努力次第で何とでもなる人材はあえて高給で採用せずとも育成可能なため、ちょっとしたことで居場所を失うリスクが常につきまといます。
これをふまえ、個の成長の観点で何をすべきか考えると、やはり、創造力を磨くのがベストです。トップランナーは雲の上の存在に見えるかもしれませんが、人それぞれ、創造力がありそうな分野、努力でついていくしかない分野、努力すら意欲のわかない分野があると思います。この「創造力のありそうな分野」を見つけて、時間と労力を集中投資するのがこの成長の観点から有用と思います。
幼稚園ではこうした創造力を磨く指導がなされているのですが、小学校に入ると急に算数だ国語だと、将来の日本を背負う人材育成にシフトしてしまいます。このような場面でこそ、図工や音楽を親が丁寧に教えてあげるべきでしょう。私はこの二科目が苦手でずっと苦労しています。ニッチな分野でもよいので創造力を磨く、このトレーニングが至高の個のトレーニングといえるかもしれません。

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2019年11月22日 (金曜日)

楽な道は最善策?

バイトを選ぶ際に、「コンビニはしんどいから、多少時給は低くても本屋の店員とかの方が得」という若者の声をよく聞きます。確かに今のコンビニ業務は覚えることは多いは忙しいはで、全然時給に対してわりに合わないバイトだとは思います。ですので、少し時給は安くなっても単純なレジ担当で済むなら、そちらの方が効率はよいでしょう。しかし、それは最善策でしょうか。
バイトは小金を稼ぐためだけにあるものではありません。ミスが許される立場で仕事を通じて社会経験を積むことも大事な効果です。金持ちの子はバイトなどしませんので、この効果が、金持ちの子に逆転する鍵となるかもしれません。
個の成長自体は自分の領域でできますが、そのための機会は社会に求めざるをえません。その機会を十分に有している人はそれに集中すればよいだけですが、そうでない人はがむしゃらにチャンスを求め続けなければなりません。そうした時、あえて最も効率の良い道ではなく、脇道にそれてみることが実はベターな選択であることはよくあります。
コンビニバイトは大変ですが、短い時間に多くを学ぶことができます。これは一例ですが、日常社会には厄介事と敬遠されている、経験機会の宝庫がくらでもあるのではないでしょうか。難有り有難し、と言います。個の成長のためにあえて難しい道に進んでみることが、中長期的にベストであることもあり、我々はそのことを頭に入れて日々の意思決定をすべきなのだと思います。

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