2020年7月 7日 (火曜日)

変化に対応するための情報収集のありかた

めまぐるしい外部環境の変化に敏感に対応することは、組織だけでなく個人においても社会で生き残るためい重要性が増しています。仕事でいうとテレワークに慣れ、自宅で業務を行っても生産性を落とさず、コミュニケーションもおろそかにならないよう慣れることの重要性はどんどん増しています。
変化に対応するためには、いきなり実践するよりかは、まずは情報をしっかり収集することから始めるべきです。この情報収集はネットを活用して簡易に行えますが、コツがあるように思います。
まず、概念やセオリーといった基礎的な内容については、広く浅く情報を集め、とりこぼしがないよう心掛けるべきです。そのため、検索ワードを微妙に変化させる等して類似・近似概念として出てくる内容まで広く抑えておくことが大事で、その知識や理解が、後に課題にぶつかった際の解決策のヒントになるかもしれません。
逆に、具体的な事例への対応例などについては、数をしぼって深く考察し、吸収するべきです。具体的な事例を前に、なぜその場面でそうするのか批判的に考察し、よりよい実務がないかを考えながら対応策を整理していくことで、具体的な場面での判断能力が身に付きます。これはノウハウのみ知識として知っているだけではなかなか使いにくいもので、数を絞って深く考察することがポイントで、これにより実務で使える武器となります。
以上より、基礎概念等はデータベース化して一覧性を持たせて管理し、具体例は時間に余裕のある時に深く検討して検討帳を作り上げていく方式が有効です。ただ漠然とネットで情報を検索するだけでなくこの点を意識して情報を整理していくだけで後に大きな差につながるのではないかと思います。

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2020年6月30日 (火曜日)

自分の実力よりも少し高い領域でのチャレンジ

仕事を任されるとき、その仕事のレベルによって成長度は異なります。自分の力量よりもはるかに高いレベルの仕事を任されてもまともに処理できず大した成長にはつながらない反面、自分の力量よりも少し高い仕事に一生懸命取り組めば大きな成長につながります。自分の力量以下の仕事だと楽ですが、やはり経験の蓄積にはつながりません。
スポーツでいうと、試合に出られないような名門校に背伸びして入っても成長できませんが、主力として期待してくれる学校で一生懸命頑張ると大きく成長できるというケースがよくみられます。仕事でも、自分のレベルに合わない名門企業に入れたとしても中で大した仕事を任されることは期待できず、逆に将来の幹部候補として期待してくれる中小企業に入った方が、自分の実力よりも少し高いレベルの仕事に恵まれて成長できるケースは多いのではないでしょうか。
このように、個の成長のためには、自分の実力よりも少し高いレベルの課題に頑張って取り組むことが重要で、この課題を提供してくれる場を求めていくべきです。そのためには、若いうちにいわゆる「ポテンシャル採用」という枠で、即戦力ではないけれど近い将来戦力となれると見越して課題を提供してくれる組織に入って経験を積むことが有効です。ただ我武者羅に目の前の課題に取り組んでいくだけでなく、その課題の質を積極的に追い求めていくことで、周囲との差がつき、個として抜きんでることができるでしょう。

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2020年6月23日 (火曜日)

チャンスはいつ訪れるかわからないことを活用する

いくら実力をつけても、その力を発揮するチャンスがいつ訪れるかはコントロールできません。プロ野球のルーキーでいえば、1軍の選手が年間通じて好調を維持した場合、チャンスは訪れませんし、逆にシーズンの頭に主力選手が離脱していきなりチャンスが来るかもしれません。受験のように「そこにピークをもっていけばよい」というタイミングがあれば調整はしやすいのですが、チャンスが来る時期が読めない以上、特定のタイミングを目指して調子をあげるという手法は採用できません。
しかし、これは自力を底上げするための好素材だととらえるべきです。特定の時期にピークをもっていくやり方ではその時点での自分の力を大きく見せることができますが、自力があるかどうかは不明です。そうではなく、いつチャンスが訪れても対応できるよう自力の方をしっかり底上げするよう努力することで、急に訪れたチャンスにも対応できるようになります。
おそらく、スポーツでもビジネスでもチャンスを生かしてどんどん出世した人は、チャンス時だけ実力を大きく見せるのではなく常時良いパフォーマンスができるようしっかり自力を底上げした人たちだと思います。個の成長は小細工なしで、いつチャンスが来ても活かせるよう徹底的に自力の底上げに努めることが基本中の基本だといえるのでしょう。

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2020年6月16日 (火曜日)

再開すると信じて準備する

野球をはじめとしたプロスポーツも着々と再開に向けて準備が進んできました。この自粛期間中の活動は、選手にとっても未知の経験で大変だったと思います。その中で、再開すると信じて、うまく人との接点を避けてウエートトレーニング等で体のコンディショニングを維持できた選手が今年は活躍できるのではないかと思います。
五輪も、まだ来年開催できるか不透明な面がありますが、きっと開催されると信じてしっかりできる準備をすることが大事なのだと思います。
スポーツ選手に限らず、多くの職種でこの数か月、仕事が減ったと推察されます。人と人との接点を減らそうと取り組む中で、不要不急の活動を後回しにするケースが特に多いのではないでしょうか。これは、本来今年の春にあったはずの仕事が夏以降にずれこんだだけで、なくなったわけではありません。必ず遅れてでも仕事は来ると信じてこの数か月準備していたかが、この先数か月のパフォーマンスにつながるのではないかと思います。
もちろん、休養にあてることも大事ですが、自粛期間や休日を休養にあてるだけでなく、この先に負荷のかかる時間帯が来ると信じて準備することも大事で、今からでもまだ遅くありません。ちょっとあいた時間をうまくこうした準備にあてられるかが、個の成長につながる地味だが有用なポイントだと考えられます。

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2020年6月 9日 (火曜日)

落としどころを見つける

弁護士が相手方と交渉する際、100%自分の主張を押し通すことができるケースは限られています。その中で、優先順位の高い要素をお互いにとりあってうまく落としどころを見つけることができれば、お互いに80%程度満足できる解決策を見出すことができます。
今のコロナの状況も同様に考えることができます。100%今まで通りのやり方を続けることはなかなか困難です。100%の希望を主張したり、これまでのやり方を続けようとするのではなく、外部環境の変化に対応して、自分が優先すべき要素を確保しながらうまく80%程度満足できる落としどころを考えて見つけていくことが大事でしょう。
100%にこだわる、これまでのやり方にこだわることも大事な時はありますが、今は柔軟に変化していく方が大事な時期。自分が何を譲れないかをしっかり整理しながら、確保すべきものをしっかり確保していくことが、個としてうまく成長していくためのカギだと考えられます。

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2020年6月 2日 (火曜日)

ニュースタンダードへの回帰

コロナの感染拡大はひとまず収束に向かい、これからの新しい生活の仕方に注目が集まり始めています。「新しい」というのは、コロナ以前の生活にもどるのではなくて、新しい標準生活に回帰することを意味しています。
代表例がテレワークの積極的導入です。コミュニケーションは直接会って直接行うことが最も確実性が高いため、仕事や会議は皆で集まってやるのが古いスタンダードですが、これからはテレワークベースで、いかに電話やWEBベースで確実性の高いコミュニケーションを行っていくかを追求することになります。
買物も、行列のできるお店に長時間並んで買うというのは今後敬遠され、抽選ベースのネット注文と、並ぶにしてもソーシャルディスタンスをしっかり確保しての行列になっていくと考えられます。
日本人はもともと衛生面はしっかりしている民族でしたが、今後はますますうがい手洗い等が徹底されていくでしょう。
これらは、外的環境の変化に伴い、ベストな選択が変わってしまったことによるもので、我々はもちろん今のベストな生き方を選択していかなければなりません。頑なに全員集合しての会議にこだわる上司はチームをまとめにくくなっていくでしょうし、衛生面にあまり気を払わない人は自然と他人を遠ざけてしまうでしょう。
昔こうやっていたからこれでいい、ではなく、今、何がベストなのか考えてできる限り早くニュースタンダードを定着させられるかは、個人同士の成長レースでもあり、これを早く達成できた人ほど新たな機会に恵まれていくのだと思います。

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2020年5月26日 (火曜日)

創造力とマネジメント力

社会の中で、最初は定型的な仕事を確実にこなすことが求められますが、上へ行こうとすると、型にはまらない難解な業務をこなす力と、組織のマネジメント力を要求され、それを得ないことには昇進できなくなります。
この未知の領域の創造力とマネジメント力とは、全く異なるもののようで、実は深く関連していると考えられます。創造力は自分で備えるのが望ましいですが、必ずしもあらゆる力を自分で有するのは困難で、メンバーのポテンシャルやアイディアを引き出しながら、組織として未知の領域に踏み込み、結果を出すことが大事です。
ここで大きな差になりがちなのは、いわゆる「できない」あるいは「やる気のない」人をどう扱うかです。優れたリーダーはこうした人にもきちんと適切なレベルの活動を任せてチームに還元させ、時にこうした人からも良い成果を引き出しますが、ダメなリーダーはこうした人を遠ざけ、チームに関わるチャンスを奪ってしまいがちです。
最後は自分が全体の責任を負わなければならないため、計算しにくい人を扱うのは難解なのですが、そうした難解な業務に答えを出す創造力・マネジメント力は今後ますます管理職に求められてくるでしょう。
一見、使いにくそうな人でも必ず自分より優れたものをもっています。それを信じてうまく扱うトレーニングも今後ますます重要性を増すと考えられます。

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2020年5月19日 (火曜日)

独立?大企業?コロナ禍をふまえた「個」としての生き方

コロナ禍をふまえて、「自力で生きていく力を持たねば」と考えた人と、「体力のある大企業にしがみつかなければ」と考えた人とがいます。大企業の正社員であれば、社内の仕事がなくなっても最低限の給料は確保されるという安定感があります。しかし、仕事がないのに給料だけもらえるというおいしい状態が続くわけがなく、一定期間仕事がなければ事実上退職を余儀なくされるでしょう。他方で自営業は仕事がなくなると収入はたちまちゼロになります。しかし、大企業内で仕事を回してもらえるかどうかとは異なり、自分の創意工夫で何らかの仕事をとってくることができる柔軟性を有するのが自営業の魅力です。
こうしてみると、自営は短期的にリスクがあり、中長期的にリスクをカバーでき、大企業は短期的に無リスクだが、昇進ルートにのっかり続けない限り中長期的には企業のリスクを背負わされることになる、という差があると整理できそうです。
これをふまえ、成功している人を見ると、自分の力で食べていける実力を備えて独立しつつ、他分野の実力者としっかりコミュニティを構築し、自らの業務範囲を広げたり、それぞれの業界のリスクを分散させたりしています。つまり、大きな組織には属さず、自力で食べていく力は持ちつつも、適度なネットワークをしっかり構築しているわけです。
結論として、自営か大企業かで悩むのではなく、個としてしっかり成長しつつ、このコミュニティをいかに築くかに腐心すべきということです。コロナ禍は今後も来冬も問題となると予想されます。そのような社会で生きていくうえで、しっかり自分のネットワークの確認と拡充を意識することが非常に大事だと思います。

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2020年5月12日 (火曜日)

控え目の意見、はっとさせる意見の使い分け

意見の中身として、大きく「ありきたりな、控え目な意見」と、「はっとさせる意見」とがあります。新型コロナに対するゲストコメントでいうと、弱者目線にたって(財源を考えずに)補償を主張する意見はありきたりな意見、パチンコやバーの営業を厳しく批判する意見ははっとさせる意見にあたると思います。
ありきたりで控え目な意見はだれでも述べられます。その効果として、周囲に「この人は普通の人だ」という印象を与え、その意見を述べることで失敗はしにくいものの、人気を集めることもできません。逆にはっとさせる意見は聴衆のツボにはまればファンを増やすことができますが、共感を得られなければただの暴言で、「この人は危険な人だ」という印象を持たれてしまいます。
テレビに出る人も、YouTuberも、ブロガーも、ありきたりな控え目の意見ばかり述べて長生きできる人はほとんどいません。他方で世間の意見に逆張りした意見ばかり述べる人は瞬間風速的に人気が出ることがありますが、やはり長生きできません。
おそらく最善は、ベースは世間一般に寄り添ったありきたりな意見を述べて着実に共感を増やしつつ、説得的な根拠をつけて共感をえられる可能性が高いと判断した事項についてははっとさせる意見を披露するというメリハリではないかと思います。
ワンパターンで長続きするのは、自らの動作としては簡単ですが、周囲の共感を得る点では今一つです。「攻めの意見」をどう持ち、どこで使うかをしっかり判断できる人がこれからの時代成功をつかみやすいのかと思います。

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2020年5月 5日 (火曜日)

考えて、思い切って、手を打つ

今や街中の飲食店のほとんどがテイクアウトを行うようになりました。コロナ問題で飲食店は大きな打撃を受けつつも、外出自粛をする人のためのテイクアウトサービスに商機があることが判明し、どこのお店もテイクアウトを採用するようになりました。
しかし、テイクアウトの導入で大成功したお店もあれば、大した成功は得られなかったところもあると思います。その差は、自らテイクアウトに商機があると判断して、いち早くシステムを構築したところと、周囲が成功しているから後追いで真似をしたかの違いが大きいと思います。
他人の成功したやり方をまねるのは、コストがかからないリスクの低いやり方ですが、現代では商品やサービスそれ自体の品質で差別化することが困難になっていますので、いち早く導入して知名度をあげたり、先行投資でとにかく便利さを追求することで差別化するのが定番です。他人の真似をして後追いしても、差別化できない似たような商品やサービスが用意できるだけで、結局は先行者の先行投資の差で負けてしまいます。
飲食店のテイクアウトに限らず、今の世の中、正攻法で差別化できない反面、ちょっとした工夫で頭2つ3つ抜け出すことが可能なケースがあります。ぼーと生きて成功者の後追いしているだけでは成功することはできません。自分で勝機を探し、いろいろ考え、いけると思った手法には自信をもってありったけの力を投資すべきです。今、テイクアウトで成功している飲食店は、テイクアウトがいけると判断した後の積極的な活動が見事だったと賞賛されます。厳しい時代ではどうしてもミスを恐れて小さくまとまりがちですが、このような時代だからこそ、しっかり勝機を探して大胆に勝負していく姿勢が大事だと考えさせられます。

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