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2020年9月 7日 (月曜日)

大枠をおさえておけば

私は中小企業診断士試験の一次試験は2勝0敗。そのなかで、会計と法務はまったく勉強せずに7割以上を問題なく確保できています。将来的にはCFPを受験しますが、その中の不動産や相続も、過去問をざっと見る限り、ほとんど勉強せずに合格ラインである6割強は確保できるだろうという印象です。
これは私だけの印象ではなく、おそらく弁護士なら誰でもこうなるのではないかと思います。弁護士といえど、診断士試験で出題される会社法の細かい条文や、CFPで出題される賃貸借・相続絡みの条文の勉強は、司法試験の択一試験の準備で一生懸命頑張って行った際の遺産のみで、実務では使う条文は限定され、仕事をこなす中で必要に応じて条文やその解説を参照にする程度しか見ません。
それでも、ほとんどの弁護士は、中小企業診断士の法務や、CFPの不動産・相続の問題を解くと、7割程度の得点を確保できるでしょう。それは、条文の細かい内容や解釈は忘れていても、法律の大枠を理解し、これをベースに常識的な結論を推し量る力を備えているからです。そのため、司法試験の択一試験では細かい判例の知識が問われ、法律のアウトラインから推し量れる問題は少ないのですが、中小企業診断士やFP試験では、むしろこうした常識的な結論を思い浮かべる力が問われているような気がします。
私はこれは、司法試験および司法研修所の育成方針の賜物だと思います。弁護士の育成にあたり、法律の大枠の理解から常識的な結論の方向性を思い浮かべる「大きな力」と、まめに六法や基本書を開いて正確な知識や解釈を調べる「小さな力」この2つを持っていれば弁護士バッチをつけるに値する活動ができるだろうというのが司法研修所の考えで、これにより弁護士の質が担保されているのだと、個人的に思っています。
結論として、法律のような広い概念を学ぶ際には、その大枠をしっかり体得して、細かい部分は自分の知識を過信せず、丁寧に調べることが大事だということ。国語や数学といった広大な学問を勉強する際にも、広大な試験範囲の勉強をする際にも、この大小2極のメリハリが大事だと思います。

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