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2020年9月 4日 (金曜日)

芸能人のコロナ感染報道の是非の本当の論点は?

芸能人がコロナに感染した旨の報道について賛否がありますが、私は論点がずれていると感じます。
感染した芸能人が夜の街で遊んでいたというのであれば、少なくとも私的には弁護の余地はありません。しかし、通常の業務の中で感染したという前提で、それが批判されるべきことか否かが、ネット上では論点になっています。
しかし、論点はここではないはず。芸能人も仕事をして食べて行かなければいけませんが、芸能界こそ新しい様式に弾力的に変化していかなければいけない業界であることは、もはや言うまでもないことです。その環境下で、旧来の舞台演技を通じて感染したとか、宴会芸を披露する中で感染したとか、タニマチとの付き合いで夜の街で感染したとかいうのは、新しい様式に対応できていないということであり、この状況下での対応としては不十分であったと感じます。
withコロナの時代だからこそ、いかに顧客を筆頭とするステークホルダーとうまくソーシャルディスタンスを保ってつきあっていくかを考えていく必要があります。その試みを最初から放棄して答えが出たら検討する、というスタンスではおそらく芸能界という外部環境に大きく左右される環境では長くやっていけないでしょう。
この観点で、コロナに感染した芸能人に対する観点は、コロナに感染した事実ではなく、新しい様式に対応を試みたか、漫然と旧来のやり方を続けて他人と濃厚接触したか、という点にあると思います。旧来のやり方を維持するのは困難だとわかれば、できる限り早く新しい様式をみつけるべく尽力するのが生き残る最善策。コロナに感染した芸能人に非があるならば、どこかで旧来のやり方に固執して、新しい様式を模索しなかったことにあるのではないでしょうか。

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