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2020年9月16日 (水曜日)

権限移譲は肝入りグループに段階的に

組織の成長には、メンバーのモラール(士気)をあげていく必要があります。このように士気をあげるのは中間管理職の仕事とする組織ですが、個人の力で組織のメンバーの多くを巻き込み続けることは限界があります。そこで、特定のグループを盛り上げるために、その組織に特別な権限や賞を用意することが有効です。
しかしながら、特定のグループにこうした権限移譲を行うと、組織の他のグループの士気が下がり、組織全体のパフォーマンスとしてはマイナスとなってしまうかもしれません。この点について、将来の幹部候補をあるグループに集めて、そこに権限を集中するというやり方がありますが、これではそのグループだけ成長し、組織のその他のグループは成長していけません。
そこで、こうした権限移譲は、その時々で一番士気をあげてほしいグループにのみ与え、これをローテーションですべてのグループに順次割り当てていくことが有効です。これにより、他のグループに特権が与えられたことに不満をもたずに、自分たちのグループの番が回ってくるまで秩序を持って待ち、権限移譲された際には一生懸命組織のためにがんばるでしょう。
組織の成長はムチよりもアメが基本的に有効です。アメはずっと与え続けるのは困難であるため、うまくローテーションで全員に与えていく工夫が、組織全体の底上げのために重要でしょう。

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