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2020年8月12日 (水曜日)

厳しい組織か緩い組織か

成長するのは、厳しい組織か緩い組織かと問われると、最近は緩い組織と答える人が増えています。リラックスした組織で個々人が力を出せるという部分を重視したのだと思うのですが、人のつながりという意味で組織の成長をうらなうのであれば、組織のメンバーが自由闊達であるよりも適度な緊張関係にあって牽制し合う状態の方がよいと思います。
会計上、内部統制が非常に重要ですが、組織のパフォーマンスも個々人の自由にゆだねているだけでは時に自分に甘い人間がとんでもないアウトプットを出したり、壁にぶち当たった局面で、適当な落ち着きどころを探して小さくまとまってしまいがちです。そうではなく、お互いがお互いに厳しく監視の目を向けて、少しでも組織のアウトプットを高度化しようというちょっとした牽制と向上の意識があることで、組織はわずかながら前に進むことができます。この1歩の積み重ねが将来的に大きな差になります。
しかし、このような「互いに厳しい組織」は根本的に思い違いをする人がいるため、注意が必要です。上位者が下位者やプロジェクトを私物化するために、自分以外に厳しくあるべきだという方向に向けたり、組織内の弱者だけに厳しい対応の矛先を向けるのはただのパワハラ・ブラック組織で、その後大した成長は期待できません。
牽制や緊張は人間関係を円滑するうえで邪魔な要素に見えますが、組織を高みに導くには大事なポイント。その内容をはき違えずに適切に組織の緊張感を持たせてより良い組織に昇華しようとするリーダーの存在は尊いものです。

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