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2020年8月27日 (木曜日)

安く値段設定すべきケース

顧客の側からすればモノにせよサービスにせよ安い方がよいですが、売り手目線では安くするといろいろリスクがあります。もちろん、売上や利益は落ちますし、安いものは買手に低い評価を受けがちで、善意で安くするほど買手のクレームが増えるケースはしばしば見られます。
他方で、戦略的に安く価格設定することが有効な場合があります。1つ目は新規参入に際して知名度をあげる目的がある場合。新しく売り出すモノやサービスはいくら優れたものであっても顧客に認識されていなければ売れません。そこで、認識してもらうために当初限定で安売りしてお試し購入してもらう方法が有効な場合があります。
次に、個性のない、顧客から見れば「どれを買っても同じ」という商品は、徹底的な原価低減のうえで、競合よりも少し安い価格設定を実現する戦略が有効です。しかし、現代の流れはこの逆で、顧客のこだわりとなる付加価値を徹底的に追求して高値で売る戦略をベースに考える企業が多くなっています。
このように整理すると、安売りするケースはかなり限定され、逆に高売りする努力を怠らないことが重要だとわかります。その意識がさらに広まれば物価も景気もまだまだ上昇するだろうという見込みも見えてきます。

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