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2020年7月30日 (木曜日)

「良い案」は打ち出すタイミングまで考えて良案

渦中のGoToキャンペーン。コロナで縮小した経済を復活させる重要な案でしたが、打ち出したタイミングが大都市で感染者が急増する最悪の時期であったため、激しい批判を浴びました。これがもう少し落ち着いた時期であれば反応は全く異なったでしょう。
世の中は新しい刺激を常に求めています。ですので、新しいキャンペーン等は世間的には常時ウェルカムなのが普通ですが、リリースのタイミング次第では、こうした批判を浴びることがあります。ですので、新しい案というのはベストのタイミングでリリースするところまで考えて初めて良案になるのだと思います。
GoToに関しては、効果を最重要視して、7月の3連休を巻き込むことありきで組み立てられたプランであることから、後ろずらしができず、東京だけ外した中途半端な内容になりました。この後、お盆休みに向けて大都市を順次外していくようであれば最初からやらない方がよかった悪案になりかねません。
世間にインパクトを与えようとするプランはもちろんコスト対インパクトの比率が最も重要視すべきポイントです。しかし、内容自体は良いはずのGoToがここまで批判を浴びる事態になった背景には、外部環境の変化に合わせて発表や開始を後ろずらしできなかったところが致命的でした。
どれだけ内容が良くともタイミングが悪いと批判の対象となりかねない、ということはこのことではっきりしたと思います。今、大きなプランを抱えている人は、今がベストタイミングであるかしっかり考え、ベストタイミングでないならばコロナが収まって世間が落ち着くまで待つのも「ベストプラン」の一部だと考えることが肝要です。世の中を明るくするためにも、優れたプランがこの状況につぶされず、発案者の都合にもつぶされず、適切なタイミングで花開いてほしいと思います。

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