« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »

2020年7月31日 (金曜日)

五輪開催のために、思い切って新しい様式の開拓を!

若年層を中心とした新型コロナ感染拡大は居酒屋など人の集まる施設でなされていると言われています。これが裏付けられるならスタジアムでのスポーツの試合も密室でのライブも当面観客を増やすことはできません。このこと自体が既に経済縮小につながりますが、来年に延期した五輪の不開催あるいは大幅縮小となると、これまでの投資を含め、非常に甚大な被害となってしまいます。
そこで、スポーツ・芸能イベントも新しい様式を開拓する必要がありますが、その開拓任務をローカルイベントに任せるのではなく、腹を決めて五輪が率先して観客の接触を最小限に抑える新しいスポーツ観戦スタイルに切り替えて準備すべきではないかと思います。このままずるずると感染拡大が増えてもアウト、諸外国で感染拡大が止まらなくてもアウトでは、現状予定しているやり方での五輪を開催できる可能性は大きくないと言わざるをえません。そうであれば一刻も早く新しい様式に切り替えて現実的な手法で確実な開催を目指すとともに、これを世界に発信することで、安心都市東京を訴求し、インバウンド回復につなげることが可能になります。
新しい様式はその研究にも、導入にもコストを要し、大規模団体が率先して行うことが望まれます。しかし、プロ野球等は現状の縮小観客での開催を維持するのが精いっぱいで、ライブも「満員にしない」現状の開催をさらに縮小するのは困難と考えられます。そうなると、思い切った決断ができるのは五輪レベルのイベントのみ。ここに至ってはあくまで予算上の利益を追求するのではなく、現状の環境下で最も得策は何か考え、その方向に切り替える決断が必要です。ピンチはチャンス。世界中の人が困っているこの状況で最善解は何かをビシッと示すことこそが、日本で五輪を開催する大きな意義だと思います。

| | コメント (0)

2020年7月30日 (木曜日)

「良い案」は打ち出すタイミングまで考えて良案

渦中のGoToキャンペーン。コロナで縮小した経済を復活させる重要な案でしたが、打ち出したタイミングが大都市で感染者が急増する最悪の時期であったため、激しい批判を浴びました。これがもう少し落ち着いた時期であれば反応は全く異なったでしょう。
世の中は新しい刺激を常に求めています。ですので、新しいキャンペーン等は世間的には常時ウェルカムなのが普通ですが、リリースのタイミング次第では、こうした批判を浴びることがあります。ですので、新しい案というのはベストのタイミングでリリースするところまで考えて初めて良案になるのだと思います。
GoToに関しては、効果を最重要視して、7月の3連休を巻き込むことありきで組み立てられたプランであることから、後ろずらしができず、東京だけ外した中途半端な内容になりました。この後、お盆休みに向けて大都市を順次外していくようであれば最初からやらない方がよかった悪案になりかねません。
世間にインパクトを与えようとするプランはもちろんコスト対インパクトの比率が最も重要視すべきポイントです。しかし、内容自体は良いはずのGoToがここまで批判を浴びる事態になった背景には、外部環境の変化に合わせて発表や開始を後ろずらしできなかったところが致命的でした。
どれだけ内容が良くともタイミングが悪いと批判の対象となりかねない、ということはこのことではっきりしたと思います。今、大きなプランを抱えている人は、今がベストタイミングであるかしっかり考え、ベストタイミングでないならばコロナが収まって世間が落ち着くまで待つのも「ベストプラン」の一部だと考えることが肝要です。世の中を明るくするためにも、優れたプランがこの状況につぶされず、発案者の都合にもつぶされず、適切なタイミングで花開いてほしいと思います。

| | コメント (0)

2020年7月29日 (水曜日)

独創性も効率性も

組織が成長するためには効率的に業務を進めながらも個々人の独創性を引き出していく必要があります。しかし残念な組織では効率性のみに着目して個人の独創性を蔑ろにしたり、独創性を発揮するのは中核メンバーだけとしてそれ以外のメンバーには発言や提案の機会を与えないことがしばしばみられます。こうした組織は短期的な成果は優秀なのですが、変化に対応できなかったり、新しいことにチャレンジできなかったりで中長期的には成長が止まってしまいます。
効率性を重視する1つのやり方は、簡単な業務は最短でこなすこと。これは基本中の基本で、組織の新人に「誰かに聞いて素早くやれ」と指示する上司はよくいます。しかし、新人にとっては組織の簡単な業務でも初めての業務、時間はかかってもあれこれ考えてやることで、他人に結果だけ教わるよりもやり方を体得できますし、そこでの失敗や試行が新しいやり方につながるかもしれません。そのため、新人にはあまり効率性を厳しく要求せず、いろいろ考えながら丁寧に業務をこなしてもらうことが成長する組織のセオリーです。
独創性を重視する1つのやり方は個々人の発言や提案をたくさん引き出してやり方を考え、決める手法があります。人間、思い付きで口に出すことの大半は他愛のない内容で、たくさん発言が出てもその大半は無駄になるという点では効率性の真逆にあります。しかし、他愛のない冗談も含めてあれこれ意見が出てこないことには、組織はその殻を破ることはできず、いつまでたっても同じことしかできない、すなわち成長できません。成長できる組織であるためには、ちょっとした冗談や一見取るに足らなさそうな意見でも気軽に提案できる雰囲気づくりが不可欠です。
独創性と効率性は相反するもので両立させずらいですが、これは、業務の質で分類してリーダーが積極的に誘導すべきです。すなわち、組織の成長のためにいろんな意見が出るべき業務では、メンバーの立場を問わず、気軽に意見をできる空気を作るべきですし、ほぼほぼ最善の実務ができあがった事務的な業務では最善の効率を各自が目指すようにした方がよいでしょう。
油断するとつい効率性のみ追求して一部の限られた人間しか意見しないチームが形成されがちですが、業務内容によって工夫して、できる限り多くの人の意見が出やすい空気を作ることが組織の成長のために非常に重要です。

| | コメント (0)

2020年7月28日 (火曜日)

緩め方が違います

新型コロナの感染者が再び増加傾向にありますが、緊急事態宣言中のようなピリピリした感じはありません。その背景には、2種類の人間による異なる「緩め方」があるように感じられます。
緊急事態宣言中にしっかり自粛し、関連報道を繰り返し目にしてきた層は、最近のニュースはあまり見る必要がありません。緊急事態宣言中よりも有用な情報はほとんど含まれておらず、これまで仕入れた情報を駆使して「締めるところを締めておけば」多少緩んだ生活をしても大丈夫だということがわかってきたため、ピリピリした感じがありません。すなわち、オフィスや電車などではしっかりマスクをし、カラオケやクラブへ行くのを回避すれば、居酒屋での比較的短時間の飲み会等は大丈夫だということがわかり、緊急事態宣言中よりも気が楽なのです。
これに対して、最近感染拡大している層は緊急事態宣言中の不自由が苦痛で、今はその苦痛から解放されたとしかとらえていないため、油断して人の接触の多いところに出てしまい感染してしまいがちです。
個として成長する層がどちらであるかは言うまでもないことです。情報が少なかった、あるいは錯綜していた緊急事態宣言中と異なり、今は、どこを締めればどこを緩めてよいかだいぶ情報が整理されてきました。自分がどうしたい、ではなく、どこを締めればどこまで緩められるかというゲームのルールが整理されたことから、ルールにのっとって自分の最大の利益を追求するのが今を賢く生きる人のトレンドです。
これから暑くなって、より多くの人がクーラーの効いた共有スペースに集まるようになると、手法は修正していく必要が出てくると思いますが、そうしたところをしっかり締めて、賢く楽しく日々を過ごしたいものです。

| | コメント (0)

2020年7月27日 (月曜日)

金太郎飴は47点

論文式試験は出題者側も難度に苦慮することがあります。バラつきのある答案をどう公平に採点するかが問題になりますし、簡単すぎると金太郎飴のように同じような答案ばかりになり優劣がつけられません。
今日とりあげるのは後者の、簡単な論文式試験でどう1歩抜け出るかです。簡単な論文式試験では採点者も金太郎飴答案になることは想定していて、「あ~はいはいまたこのパターンの答案ね」と、あくびをこらえて採点しがちです。そうした金太郎飴答案すべてを合格にするわけにはいかないのでそうした答案はすべて合格水準より少し下、合格水準が50点なら47点程度の採点に落ち着いてしまいます。
では、こうした簡単な論文式試験でどうすれば合格点をとれるでしょうか。もちろん骨格たる「誰もが書ける本質的部分」は外してはいけません。しかし、失敗をおそれて保守的な答案におさめようとすると合格水準には達しません。こうした試験ではラスト5分の1くらいを冒険してみましょう!そこで自分の独自性を出せると、採点者もつまらない作業から解放されてはっとした気分になり、いい点数をつけやすくなります。
私は難関試験である旧司法試験論文試験と英検1級の英作文を一発で突破していますが、そのいずれも冒険できるところで独自性を出せたのが勝因だと思っています。
たとえば英検1級の英語論文の問題、出題は、Can we achieve world peace?(我々は世界平和を達成できるか)、という日本語なら小学生でもそれなりのことを書ける非常に一般的な問題でした。この問題い対して私は総論と結論の間に3つの具体例を挟みました。それは、①平和的軍事技術(迎撃ミサイル等)の開発②ゲーム理論(2国間の勝負では全力対抗が最善でも第三国が現れると戦略が変わる)③ネットを通じた相互理解の進展(過去の悲劇の反省)の3つです。漠然と平和を訴える小学生級の論文を書くとこうしたレベルでは全く相手にされませんが、以上のような具体例を挙げられると印象がぐっと違ってきます。
このように、誰でもそれなりに書ける論文式試験はリスクを冒さずに一部分でオリジナリティを出すのがセオリーです。ぱっと見、「これ書けそう」と思った問題こそ、こうした観点を忘れないようにすべきでしょう。

| | コメント (0)

2020年7月26日 (日曜日)

休日の出かけ先

例年であれば夏休みに入り遊びに出かけるモードに入る季節ですが、今年はまだまだコロナ問題がおさまりません。休日くらいは子どもとでかけようと思うものの、どこへ行けるか考えるとなかなか悩ましいです。
暑いので、クーラーの効いている室内の遊び場がまず頭に浮かびますが、クーラーが最近の感染者増加の要因であると指摘されていたり、若者に感染者が増加している傾向から、あまり若者の多い室内施設には近づかない方がよさそうです。同様の理由でプールも当面は避けた方がよさそうです。
感染経路不明の人の感染経路の一部が通勤・通学途上だと推定されることから、電車もできることなら利用しない方がよさそうで、レンタカーで出かけられるところがよいでしょう。
こうしたことをふまえ、屋外で涼しいところとなると、「山」に絞られてきます。高原にある公園や森の中で昆虫探し、川で魚釣りなどであれば、他の人がいたとしてもソーシャルディスタンスを保ちながら快適に楽しむことができそうです。あまり山ばかりだと飽きてくるかもしれませんが、当面は自然の中で休日を楽しむスタイルでいこうかと思います。

| | コメント (0)

2020年7月25日 (土曜日)

体重計には毎日乗ってはいけない

私の体重は週末に少し増えて金曜日に向けて減っていきます。これは、金曜・土曜にお酒を飲み、それに合わせて摂取カロリーが消費カロリーを上回るのに対して、日曜~木曜は炭酸水ベースで、摂取カロリーを大幅に減らしているからです。大きな流れとしてはこうなのですが、毎日体重を測ると必ずしもきれいに上下するわけではなく、日によって乱降下することがあります。
その原因を探ると、たとえば昼食に何を食べるかは日によって異なるため、重いものを食べた日の後は体重は増加しがちですし、排せつのタイミングや水分摂取・発汗の多寡等によっても体重は一時的に増減します。
ダイエットをする期間はどうしてもその成果確認のため、毎日体重計に乗りがちですが、このように体重というのは自分でコントロールできない様々な要素によって簡単に上下するので、毎日確認してその数値に一喜一憂しても仕方ありません。私のように週明けに太って週末にやせることを確認するなら、月曜日の朝と金曜日の朝に体重を測れば十分でしょう。
自分の努力に反して体重が微増したのを見てやる気をなくすというのはもったいないこと。体重の増減は1週間単位で幅をもって確認するのがよいでしょう。

| | コメント (0)

2020年7月24日 (金曜日)

有名になりたければ知名度アップは後回し

有名人になりたい、アイドルになりたいという人は山ほどいます。ルックスが決してトップレベルではなくとも、有名人・芸能人になる手段はあるのですが、こう考える人の多くは「早く有名になりたい」と考えるはっきりとした過ちを犯します。その結果、一時的に有名になったとしても決して賞賛されない側にはいってしまいがちです。
たとえばアイドル。比較的若い子のオーディションは、ルックスと演技力等で定型的に評価されますので、前者は生まれ持ったもの、後者は親が小さいころから意識づけをしていたかで決定的な差が生じる部分で、なかなか努力での逆転は容易ではありません。ですので、地道に美容と演技に励み力をつけてから応募すべきですが、若いころに有名になりたいと、無理に狭き門にねじ込もうとすると、性や金銭を搾取されるだけの被害者になりかねません。
もう1つ例を挙げるとYouTuber。YouTubeは誰でも一定水準に達するといくら頑張ってもアクセス数やチャンネル登録数が伸びなくなります。それは、魅力的なコンテンツの幅が狭いことが原因で、地道に面白いネタを集めて、幅を広げていかなければならないのですが、早く有名になりたいと考えると手法を誤り、炎上ネタに飛びつきがちです。
どちらも、一度業界から失敗者とみなされると、再起は困難です。本当に力があって正攻法で勝負できるなら簡単ですが、そうでないならば、将来有名になるために、近未来までは自力の底上げと自分の表現の幅の拡大に注力すべきです。
有名になって幸せになりたいのであれば、有名であり続けなければなりません。そのためには、魅力的な表現を継続する必要がありますが、表現のネタはだれしも限られていることから、ありきたりな内容を魅力的に表現する力が不可欠です。それをまずはじっくり身に着けてから表舞台に立つ方が世間は受け入れやすいですし、手続はスムーズです。
というわけで、有名になりたくば知名度アップは遅い方がよく、その間に徹底的にライバルと差別化できる程度に自分のスキルを磨いておくことが肝要です。

| | コメント (0)

2020年7月23日 (木曜日)

ちょっとした投資が明暗を分ける

いろんな業界を同時並行的に見ていると、どの業界にも共通の流れがいくつかあります。その1つが、新たなスタイル導入への投資です。
たとえば、現金の取り扱いでトラブルになりやすい昨今の状況では、多少のイニシャルコストと、決済業者への支払が生じても現金を介しない決済システムを導入すべきです。しかし、零細企業では、資金難や、これ以上の損失増加を躊躇して新システム導入に踏み切れず、ライバルとは水をあけられるばかりです。
また、飲食店では、テイクアウトや配達に活路を見出すのがセオリーですが、これにも初期投資が必要で、投資に二の舞を踏んでしまう業者はいつまでたっても顧客を回復することができません。
ライバルとの差を分けるものは付加価値の質とかいろいろありますが、設備投資のタイミングも大きなポイントです。設備投資は自分で責任を取らなければならない点でどうしても若い企業主や資本に乏しい企業は後回にしがちですが、だからこそ簡単にライバルに差をつけられるポイントにもなりがちです。
そのため、経営に不慣れ、あるいは資金に乏しい事業主こそ、自主的に経営とファイナンスを学習して設備投資のタイミングを誤らないようにすべきです。業界でリードしている企業がさらにリードを広げる構造は個人的に良く思いませんが、だからこそ、ここは弱者が工夫で逆転すべき重点ポイントになるのかと思います。

| | コメント (0)

2020年7月22日 (水曜日)

責任転嫁体質は組織最大の阻害要因

新型コロナ感染者が再び増える中、我々がなすべきは生きるための経済活動を回しつつ、コロナの拡大を防止する工夫をすることです。しかし、明らかに組織として今後伸びなさそうなところは組織外部に責任転嫁ばかりしているように見えます。
事例1:クラスターの発生した歌舞伎町のホストクラブ。「(マニュアル的な)感染対策はやってきたにも関わらず、客か店員か原因がわからない状態で店を叩くのはこの業界に対する圧力だ!」
→原因が未定なのがまず問題だと思います。マニュアルレベルの対策で、店員の感染対策を十分に行わなかった、あるいは、店のキャパシティに対して客を入れ過ぎたことが根本的な原因で、営業を再開する工夫がまだ足りていないことを自覚すべきです。
事例2:クラスターの発生したライブハウス。「(マニュアル的な)感染対策はやった。小規模ライブハウスではお客の人数制限をする余裕はない」
→マニュアルレベルの対策で満員の客を迎え入れて良いという免罪符まもらえません。徹底的な感染対策か、受け入れ人数を減らすか、対策の水準と受け入れとのバーターです。それでコスト割れするならば、非情ですが、長くもつビジネスではないため、早めにたたんだほうが傷を最小限に抑えられます。
他にもたくさんありますが、コロナは天災で、人による意地悪ではありません。ですので、裁判所も、政府も基本的に助けてくれません。「制限がある」という環境の変化を前提に自らのあり方を再考する必要があるのですが、外部に責任転嫁して変化を拒むようでは、偶発的な援助等でピンチをいったんしのいでもその先長くないでしょう。
成長し続ける組織は失敗があってもほとんどその責任を内部の弱さにみつけてそこを補強します。こうした組織は指導を求められた専門家もほとんどいうことがないです。そうした組織と、まずは差を広げられないために、失敗原因はまず内に求めるよう組織の風土を構築していくことが非常に重要なのでしょう。

| | コメント (0)

2020年7月21日 (火曜日)

早くクリアした方が良い?

何か個人として目標を設定してその達成の道筋を組み立てる際、多くの人は最短距離の道筋を探します。そりゃ、できることなら目標は楽に早くクリアすることにこしたことはありません。それによる余力を次の目標にあてられるからです。しかし、果たして個の成長はそんな簡単な話でしょうか。
たとえば弁護士を目指す人の司法試験。早く受かりたいにきまっています。しかし、民法・会社法の十分な知識がないまま他の科目で大量点をとることができて合格できた人はその後どうなるでしょう。実務についてから民法・会社法の力不足を痛感することになり、勉強をやり直す時間をあたえてくれない事務所だとすぐに居場所を失いかねません。
私なりの整理をすると、そこが「ゴール」である目標は早く楽にクリアするにこしたことはありません。たとえば実務は行う予定はなく、見せかけの資格として試験勉強をしているような場合、受験テクニックを駆使して早く合格するに限ります。しかし、その目標が「通過点」に過ぎず、さらにその先進んでいかなければならない場合、その通過点において達しておかなければならない水準が必ずあります。目先の小目標のために小細工はせずに自力をしっかりたくわえることこそが、その先にある「ゴール」となる大目標達成の最短距離になります。
目標を設定した際には、それがゴールであるか否か、今はゴールでも将来的にもっと上を目指す可能性があるかを意識すべきだと思います。目指す目標がゴールでないのであれば、のんびり横道にそれながら広く経験を積んでいく方が将来的に近道になることもありえます。そう考えると、多くの目標は「早くクリアしないほうがよい」のかもしれません。

| | コメント (0)

2020年7月20日 (月曜日)

序盤の平易なところは盤石に

試験には、序盤に簡単な問題、後ろに難しい問題があることが多いです。中小企業診断士二次試験では、第1問は与件文から要素を抜き出すだけのSWOT分析のように誰もができる問題があり、第5問に抽象的なトータルコンサルティングの問題が出題されることが多いです。法律等の論文式試験でも、「○○について論ぜよ」という問題では最初に基本概念の定義をばちっと書いて、以降で細部を詳述するという構成がセオリーです。
暗記が苦手な人や、応用問題が得意な人は、こうした問題で、皆がとれる平易な問題を落として、難しい応用問題で得点するスタイルでやりがちです。私もどちらかというとその系統なのですが、これは採点者目線で見ると大損で、賢く修正すべきです。
採点者目線で同じような答案を大量に見ていると、序盤の皆できている問題は楽に点数を与えようという目で見ます。そこで点数を落とす答案を見ると、その時点で「この子はダメだな」という感情がわきますし、楽にできる部分の採点で手間取っていらついているかもしれません。こうなると、後ろの部分で素晴らしい答案を書いても、正当に評価されない可能性があります。これが「大損」です。
採点者目線で見ると、基本的な皆できている部分はできていて、そこにプラスアルファで光る部分があれば合格点に推しやすいですが、基本的な部分でこけていて、難しいところでそこそこ書けている答案は推しにくいです。この観点をふまえると、暗記の苦手な人や基本の弱い人も基本的な部分はしっかりおさえないと危険だということがわかると思います。
背伸びして難解な試験に臨む際にも決して自己流の得点獲得術に頼るのではなく、基本部分でしっかり点数をとることをおろそかにしてはいけません。

| | コメント (0)

2020年7月19日 (日曜日)

言葉にたくさん触れさせる

小学校1年生の一番の学習ポイントは国語です。学校でも毎日1時間目は国語で、曜日によっては国語が2時限ある日もあります。小学生としても、事務的な計算よりも様々なお話に触れられる国語は楽しみながら学べる科目です。
国語に関しては様々な話を自主的に読ませていくのが効果的な学習になります。ですので、我が家でも子供が興味を持った童話等は惜しみなく買うことにしています。まだ漫画は読みませんが、漫画も漢字を覚えるために有効な参考書になります。
私が子供のころは、暇な時間は漫画かテレビくらいしか楽しむものがなく、こうした漫画や地上波の番組は言葉遣いがしっかりしていて内容もしっかりしているので、そうした媒体で言葉や話に触れることも学習になりました。しかし、最近はスマホがあり、子どもはYouTubeを見るようになっています。YouTubeは視聴率ありきで作られた動画が多いため、言葉遣いが適切でないもの、内容が不適切なものがたくさんあります。ですので、テレビや漫画と異なり、好きに番組を選んで見せていると不適切な言葉や態度を学んでしまいかねないので、注意が必要だと感じています。
小学生の勉強は「教える」のではなく、実体験の中で自然と身に着けていくことが望ましいです。そのことを意識して、家の中でスマホを見てダラダラするのではなく、外でいろんな経験を積ませたいと思います。

| | コメント (0)

2020年7月18日 (土曜日)

もう1我慢が大きな成果に

私は月~木曜はお酒は飲まずに炭酸水で、脂質の少ない食事を摂ります。金曜日はビールをあけるのですが、木曜日までストイックな生活をしているため、どうしても唐揚げなどの揚げ物をつまみたくなります。
もちろん、木曜日までにしっかり摂取カロリーを抑えているので週末は唐揚げを食べても大丈夫なのですが、ここでもう1我慢できると、減量効果は大きいです。金曜日に揚げ物を食べると1週間あたりの減量は300グラム程度ですが、この揚げ物を我慢すると500グラムを超え、1か月続けると1キロ体重が違ってきます。
ダイエットは続けることが第一ですので、合間合間に「自分へのご褒美」を入れて続ける意欲を回復させながら進めるのが有効です。しかし、必ずしも「自分へのご褒美」を入れなければならないわけではありません。ダイエットを進めてきた状態は体が低摂取カロリーに慣れ、脂肪燃焼が進んでいる時期で、ここでは高カロリー食品を摂っても摂り過ぎなければ大丈夫な状態ではありますが、摂らなければダイエット効果を高い水準で維持することができます。
というわけで、金曜日は唐揚げを食べたいと思うものの、「どうしても食べたい」という状態でなければ鳥胸肉を低調味料調理したもので済ませます。近年、正月明けの体重回復が順調なのはこの我慢がしっかりできているからだと感じます。

 

 

| | コメント (0)

2020年7月17日 (金曜日)

スポーツ・エンターテインメントをどう楽しむか

再開したプロ野球ですが、しばしば観客のヤジで試合中断されるケースが報道されています。観客数を制限してソーシャルディスタンスを確保しても大声でヤジを飛ばすなどの飛沫を飛ばす行為をしては台無しです。野球に関してはコロナ問題が起きる前から、高校野球でプレーする高校生に心ないヤジを飛ばすファンの存在が指摘されていました。新型コロナ感染対策で新しいスタイルを模索する中で、今こそ、スポーツ観戦でプレーヤーにヤジを飛ばす(ヤジに限らず、大声での声援も)スタイルは一掃すべきで、このスタイルが来春までに定着しなければオリンピックが開催できても入場観客は大幅に制限せざるをえないでしょう。
同様のことはエンターテインメントのイベントでも当てはまります。有名アーティストのライブでは参加者も大声で騒いで「はっちゃける」ことが高い入場料を払うに値する対価なのですが、このスタイルも再考しなければなりません。しかし、ただ大人しく音楽を聴くだけでは自宅でCDを聴くことと変わらず(ライブの一定割合は現実には演奏・歌唱せず、口パクで録音を再生しているだけとも言われます)、現場で聴く価値は大きく低減されてしまいます。
私はスポーツも音楽も大人しく楽しむ派なので、しばらくは現地へは行かずに、YouTube等の媒体で楽しむ予定で、おそらく同様の予定とした人は少なくないと思います。しかし、ライブで楽しむファンが減少すると間違いなく市場は縮小し、優れた人が現れにくくなるという悪循環に陥ってしまいます。
これからのスポーツ・エンターテインメント業界を支えるのは、①大声やアクションを控えつつ、②新しい楽しみかたを見出すことです。①を定着させるのがもっぱらファンの任務で、②を見出すのが企画者側の任務かと考えられます。こうした業界の縮小は誰も望んでいないはずで、そのためには、各自の立場でこの任務を果たすことが急務です。

| | コメント (0)

2020年7月16日 (木曜日)

「弾力性」は「安心感」のベースの上にあるもの

コロナ対応で、既存のやり方にとらわれずに弾力的に新しいやり方を模索しようという動きが強まっています。これは正しい方向なのですが、何でもかんでも「弾力的に」やることを求めて、これに反する対応を批判する人もしばしばいます。そこで、弾力性の前提や範囲を検討してみたいと思います。
たとえば、行政は緊急事態宣言に伴う休業要請を出すところまでは行きましたが、休業補償についてはかなり慎重に、控え目に動きました。この点を批判する声もありますが、これはやむなしです。休業補償を安易に出すと、将来同様あるいはより悪化した事態になった際の対応が制限されて苦慮することとなりますし、どこまで補償するかの範囲を十分に検討せずに出すと不平等の問題も生じます。
緊急事態時には弾力的に動けるようにしておく必要はありますが、その前提として、社会的存在である以上対応の安定性が求められます。安定性とは、同様の事態では同様に対応をすること、時系列や横の関係で不平等を生じないことなどを意味します。安定性を欠いた対応はただのいきあたりばったりで、その場で賞賛されるようなことがあったっとしても、その後批判に転じる可能性が高いでしょう。
コロナ対策に関しては、いろいろ工夫をこらして新しいやり方を多くの組織や人が模索していますが、それにはこのような限界があります。思うようにいかないからといってむやみやたらと批判するのではなく、まずはベースとなる枠組みをしっかり理解したうえで、最善の工夫を模索するよう各自が意識を深めなければならないと思います。

| | コメント (0)

2020年7月15日 (水曜日)

スーパー新人が組織を変える! は幻想

最近は見なくなりましたが、私が学生のころは、「弱小校に超中学級投手が入学していきなり甲子園出場」という高校野球漫画がありました。高校球児の夢を描いた漫画なのでしょうが、これは文字通り夢で、組織論を勉強していない人間の空想です。
「超中学級投手が入学してきた高校」の3年生、2年生はどうするでしょうか。向上心のない上級生は新人が作り出す「甲子園へ行こう」という空気をかき消しにかかります。「どうせできるわけがない」「頑張って失敗したら無駄」などと言い訳ばかりするこの層はどんな組織にもいます。ま前に進む組織ではこうした人を評価制度で窓際に追いやって優秀な新人を中心に据える工夫をこらせるのですが、年功序列の定着した組織では新人が組織を変えようとすることを良しとしないため、これが成長阻害要因になります。
次に、先輩が優秀な新人を中心とした成長を邪魔しないとしても、どこかで組織としての成長の足並みがそろわなくなり、中心に据えるべき新人の成長を回りが邪魔してしまいます。向上心自体は有していても、自分のペースを超えて年下のために頑張ることは普通の人間にはなかなかできないことです。
さらに、高校野球ではあまりないのかもしれませんが、世代トップクラスの逸材の噂は業界にはすぐに知れ渡り、そうした逸材にはより魅力的なオファーが多く来ることとなります。その結果、当初は初心貫徹で組織に忠誠を示していても、やがて魅力的なオファーと周囲とのギャップから大手組織に移るのは自然なことです。
以上を整理すると、中小組織が成長するためには、大型新人を獲得して大改革を目論むのではなく、組織の身の程にあったリーダー級を複数集めて、そうした複数のリーダーのシナジーとリスク分散を図っていく方がセオリーです。安易に大型新人が組織を変えてくれると思わず、今の組織に合った層のリーダーはどのレベルかを考え、そうした層の人材を集めていくことが組織の成長に不可避です。

| | コメント (0)

2020年7月14日 (火曜日)

お楽しみは一番最後に

個の成長のためには、実戦経験も大事ですが、ちょっとあいた時間にこつこつ小さな努力を積み重ねることが不可欠です。1つ1つの試みは小さくてもよいのですが、続けることが心理的に負担で、最初から努力タイムをいつにするかと決めてしまうと、スケジュールに圧倒されて1日のやる気をなくしてしまうかもしれません。
そのような場合、あえて何もしない空白のスケジュールを準備し、「何もしないのももったいないから何かしよう」と、自発的に小さな努力をするよう仕向けるのも1つの工夫です。たとえば日曜日に何も予定を入れないとつまらなく感じ、ちょっとジョギングしよう、とか、ちょっと難しい本を読もう、という方向に意識を向けることができます。
ここで工夫すべきは、先に楽しい予定を入れてしまわないことです。日曜日のどこかで飲酒したり、おいしいものを食べたり、ゲームをしたりするのはよいのですが、先に楽しい予定を入れてしまうとなかなかそこから頑張る時間帯に意識を戻すのは困難です。「何もすることがないことが苦痛」という状態だからこそ、その苦痛を除去しようと、前向きに努力できるもので、楽しい状態から苦しい状態に意識を向けるのはかなりの難関になります。
というわけで、日曜日にリラックス目的で楽しい予定を入れるにしても、できる限り最後にすべきですし、平日の夜も、先に楽しいことから済ませるのではなく、時間があいたならあけたままにして、何か少しでも前向きな時間にするよう仕向けた方が得策です。
好きなものは最後にとっておく人はよくいますが、お楽しみの時間も最後にとっておくのが、ちょっとした隙間の時間に前向きな努力を負担少なくできる良い工夫となります。

| | コメント (0)

2020年7月13日 (月曜日)

初受験のタイミングは受験料と要相談

目指す試験があるとして、それをいつ受けるかという検討ポイントがあります。基本、合格レベルの力がなくても早く受験するのがセオリーです。本番を体験することで、試験のレベルや試験中の工夫ポイント、その他試験の感覚等多くを得られるからです。私も司法試験も会計士試験も実力がない段階で早めに受験を申し込みました。
早く受験するメリットは、中小企業診断士一次試験やFPのように、科目合格のある試験の場合得意な科目を早めに合格できると、その後苦手科目に注力できるという点にもあります。
しかし、何でもかんでも早く受ければよいというわけではありません。受験料の高い試験は「数撃てば当たる」ではなく、確実に仕留められるレベルに達してから受けるべきです。私も、将来的にNSCA-CPTをとる予定で、今でもそこそこ解答できるレベルにはあると思うのですが、受験料が高いのでもう少し勉強して確実に合格できるレベルに達してから受けようと思っています。
受験はいろんなリスクをともなうもので、リスクに応じてうまく合格へのスケジュールを組むことがとても重要です。

| | コメント (0)

2020年7月12日 (日曜日)

確実に手に入れるためには原始的な方法もまた合理的

人気の商品を手に入れる方法にはいくつかあります。従来は前夜から店頭に並ぶ方法しかありませんでしたが(ドラクエなど)、最近はネット予約やネット抽選の方法もあります。ネットが活用できることにより、無駄に長時間並ぶ不自由はなくなりました。
今日、この話題を選んだのは、新しく近所にできた「こども本の森 中之島」入館予約をとるのに苦労したからです。初回の予約は入学式と重なって手続きができなかったため、予約開始前からスタンバイして万全を期しましたがなかなかネットがつながらず、今回もダメかもと肝を冷やしました(結果的に平日の放課後の時間帯の予約を確保できました)。ネット先着方式では並ぶ必要がない反面、偶然接続できた人が予約できるため、運次第となるのがネックです。以前、JRの特急列車乗り放題チケットをネットで予約しようとした際は、朝5時過ぎに起きて1時間近くネットと格闘した挙句、結局チケットを得ることはできなかったことがあり、店頭に並ぶよりも負担は少ないものの空振りのリスクは高まります。
ネット抽選方式で、毎週ニンテンドーストアで応募しているnintendo switchはいまだに当たらず、毎週金曜日に「落選のお知らせ」メールを受領するのが定番になってきました。
このように、ネット予約は楽ですが、確実性には欠けるため、早く並べば並ぶほど確実に目的を達成できる店頭に並ぶ方法もある意味合理的なのかと感じます。時代の流れから、この方法は今後ますます減少していくと思われますが、各方法のメリット・デメリットを考慮しながら少しでも確実性を高める工夫をこらしていきたいと思います。

| | コメント (0)

2020年7月11日 (土曜日)

接待では飲み放題をつけてはいけない

お酒は楽しく飲んで、良い時間を共有することが1つの使い方ですが、1つ間違えると最悪の時間を共有してしまうことになるので注意が必要です。失敗の最大の要因は「飲みすぎ」でしょう。気をつければよいことですが、あまり気にしすぎると楽しい会話ができなくなってしまいます。そこで、接待など大事な宴席では、お店に酒量をコントロールしてもらう工夫が重要になります。
その工夫の1つが飲み放題にしないことです。お酒をよく飲む相手との宴席では飲み放題の方が割安なのですが、飲み放題だと間違いなくオーバーペースになってしまいますし、「一気」など悪ふざけのきっかけも作ってしまいがちです。これに対し、飲み放題をつけずに一杯ずつ注文する形式であれば精算の観点で歯止めがかかりますし、飲み放題に比べてお酒のサーブに時間がかかるため、ペースを落として飲むことができます。
お酒を注文して出てくるのが遅いと、一瞬、お店のサービスが悪いと不快に感じることがありますが、冷静に、落ち着いてペースを戻すためのお店によるストッパーだと考えることだと考えることができます。失敗できない宴席ではこうしたお店のストッパーをうまく活用して適量を気持ちよく飲むことが最善だと思います。

| | コメント (0)

2020年7月10日 (金曜日)

考えて動くということ、スポーツ選手編

コロナ前から言われてきたことですが、最近さらに強く提言されていることは「考えて行動する」ということ。周囲の指示やセオリーに漫然と乗っかるのではなく、日々刻々と変わる状況をふまえて自分で最善を考えて行動することが避けられない時代になっています。
スポーツでいうと、野球もサッカーも無事に開幕しましたが、調整に失敗した選手、キャンプ時には好調であったにもかかわらず今は不調に陥っている選手などがいます。こうした選手は、自粛期間に何をすれば自分で考えられなかった、あるいは考えた内容がずれていた可能性が高いと思われます。
たとえば自粛期間中、人のいない時間帯を調整して一人でウェートトレーニングをする、というのはスポーツ選手なら誰もが行っていたはずです。しかし、どの程度の運動をするかは、いつ試合が再開するかを予測しながら、そこに向けてコンディションをあげていくよう組み立てるべきで、自分で考えて答えを出さなければなりません。漫然とコーチの課した数値をこなすだけであったり、自分に甘い自主トレメニューではなかなかコンディションをあげていくことはできないでしょう。
スポーツでコンディションをあげるためにはどこかでしんどい思いをしなければなりません。ダイエットのように緩く歩いていても成し遂げられるものではなく、しんどい思いをしてシーズン前にコンディションをあげる作業が不可欠です。例年のように開幕のタイミングが固定されていれば、どの時期に体を追い込むべきかは周囲が教えてくれますが、今回のようにいつ試合が再開するか先が見えない場合、自分で先を予測して、そこから逆算してしっかり体を追い込むべき時期を考える必要がありました。今年成績を残せた選手はこの力はしっかりあったと言ってよいかもしれません。
こうして、自分が成功を得るために、いつ何をどのようにするかしっかり考えることが重要な今日。これは誰も教えてくれないと割り切り、少しずつ試行錯誤して「考える力」を身に着けていきたいものです。

| | コメント (0)

2020年7月 9日 (木曜日)

事業のリスクはどこにある

コロナ対策はしつつも、経済対策はしたいというのが今の情勢。企業もそうしたいのはやまやまですが、いろいろ障害があるというのも今の情勢。そこで、何が敵で何が味方か整理しておいた方がよさそうです。
まず行政は敵か味方かというと、これは景気によります。好景気の時には税収アップのため締め付けが厳しくなりますが、今のコロナの時期のように全産業厳しい時期には普段よりも緩い基準を設けて救済してくれるため、苦しい時には話ができる相手になります。
次に顧客を見ると、サービスが割安の際には寄り付きますが、サービスが割高になると逃げていきます。顧客の収入状況をふまえて、いかに割安感を出すかが経営上のポイントで、その成否が経営に直結するのはある意味リアル接客よりもセンシティブで大変です。
では従業員はどうでしょうか。景気の良いときに収入をあげない、あるいは景気の悪いときに収入をさげる企業はモラールを失います。しかし、転職にはそれなりにリスクがあるため、多少の賃金差で従業員を確保できないような事情になることはありませんし、従業員の多くは勤めた会社で長く昇進していきたいと思っているものです。
以上をふまえると、コロナを含めて外部環境の変化に対応するためには、まずは内部を盤石にすべきということ。コントロールのききやすい内部の統制を強化することこそ、苦しい時期を乗り越えるセオリーといえるでしょう。

| | コメント (0)

2020年7月 8日 (水曜日)

集団意識の罠

大手企業は当然、法務管理は厳格に行っています。しかし、訴訟の勝率が高いかというと必ずしもそうではありません。その理由はいくつかあるのですが、1つ大きなパターンとしては、組織の集団意識としてある結論を譲ることができず、訴訟では勝算が高くなくとも行くところまでいかざるをえないケースがあります。
よくありがちなのは労務のケース。組織になかなかなじめずに味方の少ない社員は不満のはけ口にされることが多く、しばしば労務面でも不当解雇や不当な残業代や賞与の不払等の被害を受けやすいです。これは弁護士が見ればはっきり負ける事案なのですが、組織としては複数の中核社員の意見と、1人の生産性のよくない社員の意見とを平等な天秤で測ることはできず、集団意識として中核社員が絶対正しいし譲るべきところもない、という方向にどうしてもつっぱしりがちです。そのため、その勢いそのまま訴訟に突撃して撃沈するというパターンがどうしても一定割合生じがちです。
不正事案もおそらく根本は一緒で、「自分たちはこれくらいうまい思いをして当然」とか、「自分たちと他者とは違う」という一部数段の歪んだ意識から生じるものと思われます。大きな組織を動かすにはリーダーがメンバーを同じ方向に力強く導くことが不可欠ですが、その勢いが大きいと、時に部分的に組織の方向と異なった方向にむかっていることに気づかずにおかしな方向に突っ走ってしまうチームが生じがちなので注意が必要です。
重要なのは、組織全体に勢いをつけつつも、各構成要素の向かっている先を組織全体に見える化し、組織内で牽制がはたらくようにすることで、これは非常に難しいこととは思いますが、これからの組織発展活動の肝となる大きなポイントになるでしょう。

| | コメント (0)

2020年7月 7日 (火曜日)

変化に対応するための情報収集のありかた

めまぐるしい外部環境の変化に敏感に対応することは、組織だけでなく個人においても社会で生き残るためい重要性が増しています。仕事でいうとテレワークに慣れ、自宅で業務を行っても生産性を落とさず、コミュニケーションもおろそかにならないよう慣れることの重要性はどんどん増しています。
変化に対応するためには、いきなり実践するよりかは、まずは情報をしっかり収集することから始めるべきです。この情報収集はネットを活用して簡易に行えますが、コツがあるように思います。
まず、概念やセオリーといった基礎的な内容については、広く浅く情報を集め、とりこぼしがないよう心掛けるべきです。そのため、検索ワードを微妙に変化させる等して類似・近似概念として出てくる内容まで広く抑えておくことが大事で、その知識や理解が、後に課題にぶつかった際の解決策のヒントになるかもしれません。
逆に、具体的な事例への対応例などについては、数をしぼって深く考察し、吸収するべきです。具体的な事例を前に、なぜその場面でそうするのか批判的に考察し、よりよい実務がないかを考えながら対応策を整理していくことで、具体的な場面での判断能力が身に付きます。これはノウハウのみ知識として知っているだけではなかなか使いにくいもので、数を絞って深く考察することがポイントで、これにより実務で使える武器となります。
以上より、基礎概念等はデータベース化して一覧性を持たせて管理し、具体例は時間に余裕のある時に深く検討して検討帳を作り上げていく方式が有効です。ただ漠然とネットで情報を検索するだけでなくこの点を意識して情報を整理していくだけで後に大きな差につながるのではないかと思います。

| | コメント (0)

2020年7月 6日 (月曜日)

難しい年の問題に照準を合わせる

昨年末に行われた修了考査の成績が返ってきました。受験生の間でも難しかったと評判の会計学の成績が致命的に悪く、その他の科目は合格点に達していましたがトータルで不合格という結果でした。
会計学は過去問を見ていても年度によって難易度が大きく異なるという印象でした。過去問を解いていて「とてもこんな問題解けない」と思うレベルの年もあれば、前年(平成30年)の問題などはなんとか解けるというレベルのものもあり、要は私の実力は、平易な問題には対応できるが、難解な問題には対応できないレベルだということがはっきりしたのです。今年の試験は確実に合格できるよう切り替えて、難解な問題に対応できるレベルまでしっかり備えようと思います。
このように、年によって難易度に波がある試験に対しては、まずは、難易度の低い問題を解けるようになり、そのレベルならば突破できるようになることが第一歩です。複数の科目の中にいくつかあるであろう平易な問題で得点を重ねられなければ良い成績はあげられません。しかし、この裏返しでいくつかあるであろう難解な問題に対応できなければやはり良い成績はあげられません。そこで、第二歩として難しい年の問題にくらいつけるようになる必要があります。
ここで「くらいつく」と書いたのは、難解な問題は崩し切る必要まではなく、平易な問題で得点を重ねていればここは部分点をこつこつとっていけば合格点には達し得るからです。しかし、それでは確実性は欠けますので、どうしても合格したい場合、第三歩として難解な問題も崩せる力をつける必要があります。
毎年同水準の問題の出される試験は目標をロックオンしやすいですが、水準が上下する試験では、まずは簡単な問題で点を稼げるようになる→難解な問題で部分点をとれるようになる→難解な問題でばっちり得点できるようになる、というステップを踏んで準備を進めることが大事です。私も修了考査リベンジのため、各科目難しい問題が出された場合を想定してばっちり準備したいと思います。

| | コメント (0)

2020年7月 5日 (日曜日)

「自分で決める」ことの意識を

先週、強制してはいけない旨の記事を書きました。その通り、勉強も強制してはいけません。「早く済ませた方がよい」とは口を酸っぱくして言っていますが、無理強いはしないため、いつも夜寝る前に宿題等をやることとなり、日によっては眠い目を覚まさせて宿題をさせることもあり、これは強制ではないかと悔やむことがあります。
「宿題からは逃げられない」ことを教えることと、強制しないこととはやり方を間違えると矛盾してしまいますので、このやり方は親としても試行錯誤が必要だと感じます。ただ、「宿題からは逃げられない」ということを教えることができれば、それをいつやるか自分で決める方向に思考を導くことができると思います。「今は疲れているからよる宿題をする」のか、「眠くなってからすると辛いから早めにする」のか自分で決める意識を持つことができれば、自分で一番有利な時間を考えて宿題をするようになり、強制の心配はせずにすみます。
「宿題からは逃げられない」と伝えることが強制と受け止められがちな年齢のため、ここは注意を要しますが、そこをうまく回避して前向きな意識を育むべき大事な時期だと感じます。

| | コメント (0)

2020年7月 4日 (土曜日)

深い眠りの条件

暑くなってきたので、毎晩炭酸水を2リットル飲んでいます。ただの水ではたくさんは飲めませんし、ジュースやお酒は飲みすぎると体に悪いので炭酸水を飲んでいるわけです。これが意外な効果につながっている気がします。
私の寝る部屋にはクーラーは設置していないのですが、このように水分をしっかり摂って寝るとぐっすり眠れます。睡眠中の渇きは覚醒を促すシグナルとなるのか、水分をあまりとらなかった日やお酒を多く飲んだ日と比べると睡眠の深さが全然違います。おかげで日中眠くなることもなく快適な1日を過ごすことができています。
深い眠りに関してもう1つエピソードを加えると、暑く朝も早いこの季節はどうしても早く目が覚めがちです。5時ころに目が覚めてどうするか悩んだ際、これは頑張って起きた方が体によさそうです。深い眠りを確保できていれば多少早起きしても体調に影響はありません。しかし、ここで中途半端にさらに1時間ほど眠ってしまうと、この眠りは浅いものであるためあまり体に良くなく、すっきり起きることができませんし、その後も体が起動するのも遅いです。
このように、この季節は暑さ対策を徹底して多少短くても深い眠りを確保することが大事です。夏本番になると私は扇風機を導入してさらに暑さ対策を行いますがそれ以外にもいろいろ工夫して深い眠りをがっちり確保しようと思います。

| | コメント (0)

2020年7月 3日 (金曜日)

五輪開催の条件(2回目)

また、東京を中心にコロナ感染者が増えてきました。こうなると、来年の経済対策の肝である五輪の開催がまたしても危ぶまれてきます。そこで、今一度、何が開催のネックとなるかを整理したいと思います。
まず、無観客の会場での競技を中継する、というやり方まではほぼ「受け入れ体制」は整ったといえます。日本でもプロ野球とJリーグが無観客で開幕し、ヨーロッパでも無観客のスポーツ試合が進み、アメリカもプロリーグの開幕を着々と準備しています。「無観客である限り」クラスター発生の可能性は低いので、おそらく継続することはでき、五輪もできるだろうという世界的な合意を得ることは可能と考えられます。ネックは来夏にコロナの集団感染が発生した国があったとして、その国からの受け入れを問題なくこなせるかポイントになるでしょう。
ただ、有観客でなければ経済対策の点でインパクトが少ないと予測されます。そこで、有観客の五輪開催を考えると、絶対条件として日本のスポーツリーグ・大会が有観客で開催し、クラスター発生もないという実績が不可欠と考えられます。しかし、今、東京で有観客の大型のスポーツまたはライブイベントを開催するとかなり高い確率でクラスターが発生するでしょう。主催者の責任は、入場時の検温や換気、ソーシャルディスタンス確保等で免れ得ますが、クラスター発生の事実が1件でも生じると有観客スポーツイベントは中止となり、五輪の開催も危ぶまれます。
現時点での経済対策も大事なのですが、来年の五輪のインパクトに勝るものはありません。そこで、私は、スポーツ・ライブイベントの再開は拙速に行わず、東京の感染拡大が収まるまでじっくり待つべきだと思います。生活のかかった業者への自粛要請はできる限り早く解くべきですが、開催という事実こそほしい五輪については今、目先の利益を追うのではなく、じっくり確実に開催の同意票を集めるべきです。
私個人としても、生で野球やサッカーを観戦できる日が遠ざかるのは残念ですが、五輪開催という悲願の前では今しばらくぐっと我慢することが大事だと考えます。

| | コメント (0)

2020年7月 2日 (木曜日)

電子決済に投資を

飲食店等、不特定多数の人が出入りするお店ではかなり感染症対策が徹底されるようになってきました。事業継続のためにできることに取り組んでいく姿勢は大変すばらしいです。しかし、こうしたお店で腑に落ちないこともあります。電子決済が進んでいないことです。
現金決済の場合どうしても現金を直接授受するためここで感染拡大のリスクが生じます。電子決済であれば客は所定の場所にカードを挿入し、店員はレジを操作するだけで決済できるため両者の間で直接の接触を回避することができる点にメリットがあります。
感染症対策のためにレジに透明シートを張るなど、かなりコストをかけているにもかかわらず、電子決済にコストをかけられないというのはおかしな話、電子決済によりキャッシュフローが遅くなることや手数料コストが致命的ゆえ店舗が導入を見送っているのであれば、資金決済業者が率先して支払の早期化や手数料低減などに取り組み、その取り組みが間接的に感染予防に役立つということが普及してほしいものです。
原始的なマスクや間仕切りよりも、現代は何よりも直接の接触を省略した簡便な手続導入が流行する時期です。直接会わなくてよい、直接現金をやりとりしなくてよい、そうした取り組みはどんどん推進されていってほしいと思います。

| | コメント (0)

2020年7月 1日 (水曜日)

慣れないからこそ早期導入を

コロナ感染対策として活用が急速に広まったリモート会議。誰もが最初は慣れないと思います。私も、事前準備できちんと機器が作動することを確認していたにも関わらず、本番では危機がうまく作動せずに相手を大幅に待たせてしまったり、会話の間がうまくつかめず、発言が重なるなどうまく会話のリズムが取れなかったりいろいろ苦労しました。対面とリモートと、どちらか選べるのであればほとんどの人が対面を選択するはずです。
しかし、第二波の到来も予測される中、リモート会議に慣れることは必須です。誰もが最初はうまく活用できません。ですので、初期に失敗してもそれがキャリアに致命傷を与えるような失敗になるとは考えなくてよいでしょう。むしろ今後、皆普通にリモート会議を活用できるようになった中で、一人だけリモート会議をうまく活用できないとなるとこれは致命傷となりかねません。ですので、まだ皆試行錯誤のこの時期にしっかり経験を積んで早めに慣れておくことが将来のために非常に有用です。
とはいえ、お客や取引先相手に失敗をするのは、仮にリモート会議初心者であると相手に理解があたっとしても回避したいため、まずは内部会議からどんどんリモートで開催していくべきでしょう。リモート会議は使いにくいからできる限り利用しないようにしよう、とする管理職のチームは時代に取り残され、これを積極的に活用する組織が生き残っていくはずです。
失敗の回避は大切な考え方ですが、将来避けられない失敗は早めにしてしまって早くこれを克服してスキルやノウハウを得てしまうべきです。リモート会議はその最たる例として非常にわかりやすいです。

| | コメント (0)

« 2020年6月 | トップページ | 2020年8月 »