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2020年5月11日 (月曜日)

暗記か現場思考か

試験は大きく、暗記ものと現場思考ものとがあります。テキストに答えが書いてあり、その内容を覚えて答案用紙に書ければ得点になるのが前者、テキストには答えが書かれておらず、ベースとなる考え方を身に着けて現場で考えて自分なりの答えを出すのが後者です。普通の人は初期にあたるテストは暗記ものが多く、地道に暗記して得点をとっていきますが、やがてテキストに書かれていない内容が増えてくるようになり、現場思考型の試験に移行していきます。
現場思考型の試験は慣れるのに時間がかかりますが慣れてしまうと、試験において重要なのは本番であり、それまでの準備は軽くなることに気づきます。そのため、暗記がおろそかになり、暗記ものの試験ができなくなる。試験を続けていくとこの繰り返しになりがちです。
私は大学受験までは暗記をしっかりしていましたが、司法試験では先に現場思考型の論文試験の準備をするため、暗記型の択一試験の方が苦労しました(論文試験は一発合格ですが、択一試験は初受験の際失敗しています)。司法試験で現場思考型の勉強に慣れすぎたのか、公認会計士試験でも暗記ものに苦労しました。
試験を突破するためには、まずはその試験がどちらのタイプであるかを見極めて適切な準備をする必要があります。そのうえで、試験の先の目的もきちんとふまえた準備が必要です。大学受験がただのハードルであるならば機械のように淡々と点を積み重ねる作業でよいでしょうが、大学で英語を活用する活動をするなら、大学受験の英語の準備は、活動で使える準備ありきでその延長で試験で点をとるという流れであるべきです。
試験に対する戦略はこのように、敵を知り、目的を見失わないことが非常に大事です。

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