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2020年5月13日 (水曜日)

すぐに自粛した店、最後まで粘った店、パチンコ業者の勝者はもちろん・・

大きな話題を集めたパチンコ店の営業自粛。すぐに営業自粛した店と、最後まで開け続けた店と、自粛要請への対応は大きく異なります。これ、どちらが勝者かというと、いずれもクラスター発生源にならなかったと仮定して、一見して答えは明確です。
お店を開け続けた店について、無料で宣伝になった、大儲けができた、などと短期的な成果を指摘する人はいますが、これは文字通り短期的な成果にすぎません。確かにお店の名前は売れたでしょう。しかし、お客が儲かりにくい条件で多くのお客を受け入れたため、お客には「ぼったくり店」として認知されがちです。当然、他地域からのお客は中長期的には望めませんし、近隣地域では「迷惑な店」として認知され、やはり中長期的に営業はやりにくくなり、お客は減っていくでしょう。
営利団体に必要なのは団体とその構成員を生かすための利益であり、これを持たない団体が目先の利益を追求することは否定されるべきものではありません。しかし、営利団体に必要なのは、それだけではありません。外的な信頼やイメージといったものも、それに次ぐ水準で必要とされます。そのため、コロナ禍の中では、従前の蓄えを活用して組織として生きながらえつつ、社会に向けて好イメージを獲得していく方がはるかに得策です。
おそらく、すぐに営業自粛したパチンコ店は、多少の余裕はあると想定されるため、社会的信頼を得て、コロナ収束後速やかに業績が回復すると予測される反面、営業を継続したお店は数年後「あの時のお店は今?」といったワイドショーネタになっているかもしれません。
パチンコ店に限らず、この状態の中で速やかに自粛した店、ずっと開き続けている店、終息後にどちらのお店を信用して利用するかは、多くの人にとって自明ではないでしょうか。

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