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2020年5月 7日 (木曜日)

新型コロナ対策4層分析

新型コロナ対策については、①リスクの理解度の高低②蓄えの有無で大きく4層に分かれ、それぞれにおいて対策の程度や課題が異なっています。
まずⅠ型①リスクの理解度が高く②蓄えもある層、これは主に大企業や意識の高い富裕層で、新型コロナ対策をすることによる損失よりも万一のことがあった場合のリスクの方が高いと判断し、自主的に周囲との接触を避け、在宅でできることだけを進めています。百貨店などもここに該当し、そうした層が積極的に自粛を推進していることで、都心部の拡散が大きく低減されているといえます。
次にⅡ型①蓄えはあるがリスクの理解度の低い層、これは典型例はこのご時世に歌舞伎町でのお遊びが過ぎて立場を失った某国会議員ですが、コロナ拡散初期にイベントを強行しようとしていた企業や、テレワークや営業自粛をできるにも関わらずコストや売上減少をけちって実行しない企業お該当します。正直、この層には補償は必要なく、いかにこの層の活動を自粛させるかが大事で、そのためには将来的にはリスクマネジメント教育の普及が必要になると考えられます。
Ⅲ型は①リスクの理解度は高いけれども②蓄えがなく、自粛をしていては生活ができない層。典型例は、地域の商店街の小規模商店で、都心部が百貨店の営業自粛により感染拡大を防止できている反面で、この層の商店の営業のために地方の商店街に人が増えているという問題を起こしています。この層はリスクに対する意識は高いので、休業補償が行われれば営業はやめてくれます。こうした層に手厚い補償がなされることが何より検討されるべきです。
Ⅳ型は①リスクの理解度が低く②蓄えもない層。派遣切りにあった人などは早急に保護されるべきですが、リスクの理解度が低いため、ちょっとお金を手にしたらパチンコなどに出かけかねません。正直、コロナの拡散回避のためにはこの層の意識改革が不可欠です。政治的リーダーは外出自粛をお願いのかたちで下から丁重に伝えるしかありません。ですので、ワイドショーで日和見なころころ変わる意見を述べ続けるコメンテーターがこの意識改革を伝えていくべきです。
まとめると、コロナ対策として必要なのは①頑張ったらできる層への適切なサポートと、②頑張ってもできない、頑張る気のない層の底上げです。日本はⅠ型の層が本当によく頑張っています。だからこそ、持ちこたえているこの時期に支援の必要な層に適切なサポートがなされてほしいと思います。

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