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2020年5月21日 (木曜日)

「いつ」やるの?

国民の関心事は、コロナ感染者数から補償・給付の方に向いてきました。そのため、「定額給付金の案内が来ない」「マスクが届かない」「持続化給付金の要件・書き方がわからない」といった電話での問い合わせが日に日に大きくなっているようです。
もちろん、ウェブサイトを探せば、これらの状況を把握するための情報を集めることはできます。しかし、パソコンやスマホをもっていない高齢者世帯等には、「10万円配る」といっただけでその後の手続きは勝手に調べろ、というのは非常に杜撰なやり方に見えます。
連日、テレビではコロナ情報をかなりの時間をかけて報道していますが、近時、テレビ報道自体、情報の発信機能は後退させて、「共感」の発信機能を重視しているように見えます。その結果、パチンコ店の行列や屋外バーべキューの様子を連日公開し、肝心な冒頭の手続の発信がおろそかになっています。
では、どうすればよかったか。10万円給付は国民の関心事であるため、もっと各メディアが徹底的に要件や手続を報道すべきでした。10万円が給付された地域の報道ではなく、「地域毎の手続であるため、時期には大きな差が生じること」、「子どもや生活保護者らも一律にもらえること」「税金はかからないこと」の方が、パチンコ店の行列の様子よりもずっと重要です。
行政も、こうした情報をできる限りメディアに自主的に流して流布することで、冒頭のような電話対応を避けることができました。
映像発信は、先に書いたとおり、情報よりも共感の発信に重点が置かれ、「インパクトのある結果事実」にばかり注力されがちです。しかし、そうではなく、原点に立ち戻って5W1Hを丁寧に発信しなければならない例ですし、地味でもそうした丁寧な情報発信をする媒体は今後生き残りやすいと思います。

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