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2020年4月30日 (木曜日)

パチンコ店は晒上げされているのではなくとにかくリスクが高いから目につく

緊急事態宣言下で、各地で、営業を継続するパチンコ店への行政対応が注目されています。営業自粛対象のお店はいろいろあるのになぜパチンコ店だけ狙い撃ちされるのかとか、公表するとそこに人が集まる、といった指摘もあります。もちろん、これはパチンコ店を狙って嫌がらせしているのではなく、パチンコ店での感染拡大のリスクがとにかく大きいため、行政が真っ先に対応せざるをえないからです。
たとえば深夜営業のバーも、緊急事態宣言前から営業に否定的な声は大きかったです。しかし、外出自粛がある程度徹底された結果、お店をあけていても一晩の10名客が入るかどうかという規模のバーが開いていたところで、感染拡大リスクはそれほど大きくありません。しかし、パチンコ屋は、近隣地域から多くの客が集まり3密状態であることが報道で拡散されました。こうなると、お客のみならず近隣住民にまで広く危険が及んでしまうため、行政は見過ごすことができません。おそらく、今、数千人単位の参加者を見込む集客イベントが行われようとすると行政は必ずストップをかけます。パチンコはこうした集客イベントと同レベルの危険があるため、説得を通じて営業をやめさせざるをえないわけです。
開いている店舗の公表ですが、まず行政による営業自粛の説得があり、それに応じないのですから、「皆で我慢して取り組んでいる感染拡大阻止に反抗している」というレッテルを貼られるのはやむをえません。その結果、逆にお客が集まるという逆効果も指摘されていますが、お客が集まることにより、さらに3密状態が悪化し、感染拡大リスクが大きくなるため、自粛の説得を断る理由がどんどんなくなっていくという逆逆効果も生じています。
結論として、「開いているから行く」という安易なお客のいるパチンコ店は完全閉店せざるをえず、「開いていても自粛しよう」となる飲食店の開店はある程度店主の判断に任されることになります。先に我慢するところは我慢してリスクを低減すれば、完全にすべて禁止されるのではなく、ある程度の自由は確保できるということ。パチンコ利用者を反面教師として、他のお店については節度を持った利用の仕方で一部店舗の開店を守り、そして増やしていきたいものです。

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2020年4月29日 (水曜日)

筋の通った組織

新型コロナに関してはプライベートで外出自粛によりストレスがたまり、さらに、仕事でも様々なストレスが上乗せでたまりがちです。収入が減った、仕事がしんどくなった、通勤や職場での感染リスクなどなど様々なパターンがあり、こうした不満のない職場というのはないのではないでしょうか。
すなわち、プライベートに加え、仕事でもこの時期は様々な我慢をしなければいけません。それはほとんどの労働者が理解しており、我慢できないならやめるしかない、食べて行くためには我慢するしかない、と自覚しています。ただ、この状態を認識しつつ、放置するのは組織として良い判断ではありません。twitter上でも「状況が落ち着いたら転職してやる」という書き込みが増えてきていると言われていますが、コロナが落ち着いてきたフェーズで、「悪い組織」から「良い組織」への人材の移動が多少でてきそうです。
「良い組織」とは何か。私が思うに筋が通っている組織ではないでしょうか。コロナで仕事が減れば収入が減るのは誰もがわかることです。どの程度仕事が減ったからそれに応じた減棒を全員にする、というのであれば労働者は納得できますが、一部の層は減棒されなかったり、仕事の減少の程度がきちんと説明されていなかったりすると不満は募りがちです。この他、コロナが原因で大変な納期の仕事を任せたり、テレワークを導入できない事情がある場合も、きちんとその背景を説明し、一切の例外なく全員で同じ負担を被るのであれば、組織として筋は通っており、ついていくメンバーも納得できます。
このコロナの状態は、まずは乗り切ることが最低目標ですが、筋を通して乗り切っていかなければ、収束後に人材を失ってしまうことにつながりかねません。まだ続きそうなこの状況の中で、いかに仲間の納得を意識して丁寧に筋を通して無理をお願いしていけるかが、収束後の組織の成長に直結するのではないかと思われます。

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2020年4月28日 (火曜日)

社会に貢献せよ

新型コロナの影響で多くの人が仕事や収入を減らしています。その程度は業界によってまちまちですが、はっきりとした特徴があります。生活に必要なサービスは仕事が減ることはなく、生活への必要性の低い産業で顕著に仕事が減っています。飲食でいえば、毎日の3食を提供する店舗はお客が減ることはありませんが、バーなど、必ずしも必要ではない娯楽産業に近い店舗にはお客が入らなくなっています。
結局、仕事をして収入を得るためには、社会に貢献しなければならないということ。社会への貢献度の高い人はどんな情勢でも社会に必要とされますし、貢献度の低い人は小手先のテクニックで収入を得られても情勢が変わればすぐに仕事を失ってしまいかねないのです。
個として生きていくためには社会に対して何ができるかをしっかりおさえていく必要があり、個の成長は社会に対して貢献する力を磨くべきです。私もいろんな資格はとってきましたが、これらをどう活用して、具体的にどう社会に貢献していくのか、この数年できちんとカタチにする必要を感じており、それができるか否かが残る人生がうまくいくかいかないかのカギとなると思っています。
コロナのせいで収入が減ったという事実は、社会への貢献度がそれほど高くなかったということ。この機にしっかりこの事実を見つめ、より社会に貢献できるよう努めることが大事で、それが数年先の個レベルでの逆転につながるポイントだと思います。

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2020年4月27日 (月曜日)

テストは試験官を増やして「密」を回避する

司法試験をはじめ、様々な試験が新型コロナ対応で延期されています。資格試験には一生をかけて臨む人も多く、業界としても若手がどんどん入ってこないと困るため、年内に必ず開催されると信じていますが、新型コロナが収束しない場合、どのように行うか工夫が必要です。
通常、試験は教室にビッシリ受験生を詰め込んで行われます。そのため3密の密集にまさに該当しますし、1人の試験官あたりの受験生が多く、教室の死角も多いことなどから、大学受験のような重要な試験でもカンニングが行われているケースがしばしば指摘されています。
そこで、対策としては1つの教室あたりの受験生を大幅に少なくし、受験生間の距離を十分に確保すれば、リスクはかなり回避できると思います。そのうえで、試験時間中は窓を全開してしっかり換気すれば1日2日程度の試験は十分に可能でしょう。こうすると、手配すべき教室とそれに伴う試験官の数が多くなりますが、コストをかけても安全に試験を完遂するメリットの方が大きいはずです。
もし、教室や試験官の手配が困難であれば、ペーパーテストの受験資格として、在宅での論文やウェブ上のテストなどでふるいにかけて受験生を絞り込むという方法もあると思います。
今年行われる様々なテストは工夫とコストが要求されると想定されますが、是非、しっかり対策が練られて、無事に開催されることを期待いたします。

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2020年4月26日 (日曜日)

ストレスを感じさせない

外出自粛で一番の育児上の課題はストレスを感じさせないことです。本来は、決まった時間に起きて、午前中に勉強を済ませて、午後は自由にしてよいというスケジュールを遵守させたいのですが、これを強制してしまうとストレスを感じて毎日過ごすのが嫌になってしまいますので、ある程度自由に、気が向いたときになすべきことをするよう指導しています。
大人の私は、平日はテレワークで、決まった時間に起きて決まった時間に仕事をしていますが、通勤の負担がないにも関わらず、日々息苦しさを感じます。ですので、子どもはもっとストレスを感じやすいと推察されます。ストレスが溜まって遊びに出かけたいと言い出すと大変で、今、最も避けるべきことです。しかしだからといって一日中テレビを見てダラダラ過ごすのを容認すればよいというわけではありません。
ストレスを感じにくいかたちで、うまく勉強やお手伝いのタイミングを見計らってさせることが大事だと感じます。外出自粛のこの期間は形式的ではなく、しっかり子供の様子を見て気持ちを誘導すべき時期なのかと日々感じています。

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2020年4月25日 (土曜日)

ジョギングエチケットの内容は

朝、人気の少ない中之島公園をジョギングしていると、ある日通行人に、「マスクしろや!ジョギングエチケットやぞ!」と怒鳴られました。今日はジョギングエチケットについて検討してみたいと思います。
ジョギング時にマスク着用を提唱したのは山中教授です。もちろん科学的根拠もあることでしょうが、山中教授自身は新型コロナウィルスの施文かではありません。他方で、厚生労働省は、1か月前とは異なり、ジョギングや散歩を奨励する姿勢はなくなりましたが、ジョギング時の注意事項としてマスク着用は掲げず、あくまで3密を避けるよう呼び掛けています。
路上喫煙の禁止のように法令で禁止されることではないのであくまで、個々人の公共の場でのマナーの問題です。そのため、公共の場にいる以上、ある人から他人に何かをするよう求めることができるものではなく、マスクを着用するよう怒鳴るような行為は不適切と言わざるをえません。
では、どう考えるべきか。要は、公共の場を皆で気持ちよく使うためにできる工夫を各自がして、できる限り平常に近い使い方をする、ということです。そのためにはジョガーはまずは徹底して3密の回避、すなわち、①集団で走らない②人通りが少ない時間帯に行う③周囲の人(すれ違う人)と距離を保つ④風通しのよい場所を走る、を行うべきです。
私の場合、毎朝7時台に一人走りますので、この時間帯はまだ通勤者も少なく、ジョガーも1週2.5kmで2~3名すれ違う程度です。また、中之島公園は川の中州にあり風通しは抜群です。道も比較的広く、歩行者とすれ違う際にはできる限り相手と逆端に寄って距離をとったうえで、短時間ですれ違うようスピードを調整します。これだけすれば、一瞬のすれ違いで感染リスクがあるとは思えず、マスクは必要ないと考えています(実際、私がジョギング中にすれ違う他のジョガーのマスク着用率は4人に1人くらいです)。
ジョギングコース設定の工夫として、狭い道やトンネルを避ける、歩行者に譲る、という点が大事だと思います。狭い道やトンネルでは歩行者はジョガーの吐息が特に不安になりがちですし、歩行者は通勤など何らかの理由があってその道を通行するのに対して、ジョガーは健康目的なのですから遠回りして運動量を増やしてもよいでしょう。
以上の通り、ジョギングエチケットで大事なのは、いつ、どこを、誰と(できる限り一人で)走るか、歩行者のことを考えながら設定するということで、マスクの着用は必ずしも含まれないと考えられます。まずはジョガーがこうした点を工夫して、歩行者と諍いを起こさずにできる限り平常に近い生活をおくれればと思います。
4/27追記 ジョギングにマスク着用は必要ないとは思いますが、私は今週からマスク着用でジョギングすることとしました。すれ違うジョガーのマスク着用率も上がり約5割程度(早朝のジョガーの装着率がこの程度、昼間中之島公園でスケボーや自転車で遊ぶ人の着用率はかなり低い)です。

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2020年4月24日 (金曜日)

トークよりもネタ

芸人の出世コースとして、まずはピンかコンビで鋭いネタで有名になって売れて、その後は番組司会者などとしてトーク主体で食べていくというパターンがあります。しかし、このトーク主体のやり方に限界があることが、新型コロナの事態の中で明らかになってしまいました。
新型コロナ前のテレビ番組は比較的近い距離に芸人がたくさん並び、普通のコメントの中でボケやツッコミを交えて賑やかにするものが多かったです。しかし、感染防止のためゲスト同士の距離が離れると、賑やかしのトークがうまく炸裂しなくなり、逆に会話がギクシャクして番組自体がうまく進まないものも散見されるようになってきました。
ただマシンガンのようにどんどんしゃべって賑やかすのであればプロの芸人でなくても、YouTube上にたくさんできる人はいますし、しゃべりの面白さを追求するならもはやYouTubeはテレビを超えていると思います。そうした環境の中で芸人が生き残るためになすべきは、小手先のしゃべりで食べて行こうとするのではなく、徹底したネタ管理で、視聴者の印象に残る、共感できる内容を継続的に発信していくことです。
ワイドショーでも、新型コロナの新情報なしに、口の立つコメンテーターが辛口批評を繰り返すだけのものはどんどん敬遠され、淡々と事実を端的に伝えるニュースの視聴率が高いという報道もあります。トークやツイートの鋭さは、いくらでも上の無名の素人がいる、特化の困難な分野です。
そうした激戦区で勝負するのではなく、芸人は得意分野のネタで、コメンテーターは各人の専門分野の知識と経験で視聴者に有意義な時間を提供するという原点回帰をすべきように感じます。

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2020年4月23日 (木曜日)

救済の優先順位

新型コロナ関連でどのような層をどの程度救済すべきか様々な意見があります。すべての層に十分な救済を行う余力はない以上、優先順位を考慮して順位の高い層に必要なサポートを行っていかなければなりません。
今、一番苦しんでいるのは新型コロナ関係で仕事を失った日雇いや非正規の方々です。こうした方々には、本来、生活保護を受けている方々と同レベルの生活が保障されるべきですが、低所得者層の生活費に関しては、貸付制度がありますので、当面はこれでしのいで救済は後回しになるのではないかと思われます。
自粛要請されている飲食店などの救済を急ぐべきだという意見もありますが、自粛要請されている店がなぜ選ばれたのか考える必要があります。社会における必要性が比較的低く(なくても生きていける)、それでいてクラスター発生の原因となりやすいからです。社会における必要性が低い以上、外部環境の変化によって売上が乱降下するのは当初から予定されていたリスクであって、これも当面は貸付でしのいで救済は後回しになるのかと予想されます。
今、我々が一番困ることは何か。食料品の流通が止まってしまうことです。コンビニや小規模商店は感染リスクがあるため、正直、営業自粛したいお店も多くあるなか、地域住民に食料品を届けるために必死に働いています。しかし、日々のストレスや外出制限の中で思うような買物ができないことから、こうしたお店の店員に心ない言動をされる方が増えているのは大変残念なことです。
地域のスーパーやコンビニが営業停止したら、我々は食料品入手の術を失い、略奪合戦の社会になってしまうかもしれません。ですので、私はリスクを承知で地域に食料品を届ける商店にまず金銭を支出し、そのお店や店員の保護を手厚くすべきと考えます。
具体的には、店員の時給の支援、現状1000円の時給であれば行政の支援により1300円程度に上乗せすることができれば店員の確保はしやすくなるでしょうし、また、一定金額以上の買物(要は買い占めにあたる量)に消費税をアップするなどの措置も考えられるでしょう。
収束した後のことを考えるよりも、今はまずは早期に収束させることを考えるべきです。その要は間違いなく医療業界と食品業界であり、後者に対しては手のあいている人がうまくまわっていく仕組みが重要だと思います。

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2020年4月22日 (水曜日)

人的資源を手放さない工夫

新型コロナ関連は、今はどんな組織も個人も耐え時です。いつどのように収束するか見通しはたっていませんが、収束した際には必ず一時的に消費は増えますので、まずはその時を信じて組織力を維持していくことが重要です。
ただ、今の苦しい状況がいつまで続くかわからない状況で雇用を維持するのは困難で、今後、正社員も手放していく組織が増えていくと想定されています。しかし、やはり今は耐え時です。ここで大事な人的資源を手放さず、組織力を維持することが、次のステージでの差につながっていきます。まず、収束時に訪れるであろう特需に対応するためには現有戦力が不可欠です。また、そこから再度不況に陥るとしても、不況下でイニシアチブをとって戦略を遂行するためには最低限、現在の組織力が不可欠です。
コストと利益にばかり注目していると、正社員は減らし、非正規やアルバイトにノンコア業務をどんどん移行して組織のスリム化をどんどん進め、これが目的になってしまいがちです。しかし、組織の構成要素は人であり、特にコア業務を信頼して任せられる人財です。今の苦しい状況で安易に組織の重要な人的資源を手放すのは間違いなく悪手で、それをどう回避するかしっかり考えて工夫できる組織が、この苦境を乗り越えた後に抜け出す組織となりそうです。

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2020年4月21日 (火曜日)

勝ち組と負け組の目に見える差

新型コロナで仕事の減っている会社が増加しています。ここで、「正社員」は、仕事が減っても最低限度の給料は保証される反面、日雇いや非正規の方は、仕事がない=収入がなくなる、となってしまいますので、生活の危機は切実です。補償で弱者を救済するというのであればまず何よりこうした層の方に支援が速やかになされる必要があります。
こうして、正社員とそれ以外の契約体型の違いは、有事の際の給料支払義務を会社が負うか負わないかの差につながるため、今後前者の割合を減らす企業が増加しないか懸念されるところです。
他方で、正社員の中にも明確な差が表れる場面が出てきているようです。テレワークの活用により、自宅で仕事をできるようになった変化に伴うおのです。下につく部下側では、仕事のできる人間、コミュニケーションに長け、直接会わなくともきちんと依頼主の意図に沿った仕事のできる人間がどんどん仕事をもらって信頼を深めていく反面、仕事のできない人間、直接話をしなければ相手の意図をくんだ柔軟な業務ができない人間などは、在宅のうえ仕事が減り、その成果の差がはっきり数字に表れることになります。上司の側でも、テレワークでうまく部下の業務効率をあげられた人間はもっと昇進する反面、過度に厳しくしたり、逆に自由にさせすぎて業務効率を悪化させた上司のキャリアはそこまでとなってしまいがちです。
このように、新型コロナは契約体型という「カタチ」と、業務成果の数値化による「実態」において誰の目にも明らかな差を浮かび上がらせる面があります。個として成長しようとする場合、このカタチと実態双方をしっかり見据えて、2手3手先を読んで行動することがとても重要だといえます。

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2020年4月20日 (月曜日)

修了考査失敗反省記

令和元年の修了考査の発表が先日あり、残念ながら私は合格できず、公認会計士登録は1年持ち越しとなりました。合格率45%とはなかなか厳しい試験ですが、今年の再受験のため、また、今後受験される方にとっても失敗体験記も参考になるかと思い、本日は反省記をまとめたいと思います。
1科目目は主に会計に関する問題です。例年はIFRSは日本基準と違う処理をするところか、最近コンバージェンスしたところから出題されているので、私はこうしたIFRSと日本基準とで比較される部分に注力して知識を整理して試験に臨みましたが、今回の試験ではIFRS自体の知識を幅広い分野にわたって問われ、正直、試験中にやられたと思いました。今年の試験まではまだまだ時間があるので、IFRSは書籍を購入して丁寧に勉強しておこうと思います。後は会計士試験の財務会計と異なり、監査実務での処理についても広く問われており、監査実務経験の乏しい私にはつらい問題もありました。公認会計士登録後、監査業務は取り扱う予定はないのですが、監査実務でどう処理されるべきかについても、書籍を購入してしっかりおさえておきたいと思います。これに加え、おそらく平易な仕訳をミスしているだろうと推測されるので、計算練習も休日などを活用してしっかり準備しようと思います。おそらく私はこの科目が致命傷になったと分析しています。
2科目目は主に監査業務の各論に関する問題で、これは監基報を丸暗記は無理にしても、何十週も読み込んで臨んだため、全体的にそれらしい答案にはなったと思います。ただ、今回の考査ではこの科目は簡単だったいう評判で、過去問ではよくわからない問題もあるので、過去問をもっと分析して監基報の知識で対応できない箇所を手当てしておきたいと思います。
3科目は租税。法人税・消費税の計算問題は平易で6割は間違いなくとれていると思います。それ以外は、税理士として実務を行うにあたって当然知っておくべき特例に関する問題が多い印象です。私は将来的に税理士業務も取り扱う予定ですが、こうした知識についてはまだまだ試験対応レベルで、実務で活用できるレベルではないと実感したので、税理士になるつもりで重要な制度はしっかり活用できるレベルに仕上げたいと思います。
4科目目は経営とIT。経営はコーポレートガバナンスコードの穴埋め以外はしっかりかけたと思いますが、ITは正直よくわかりませんでした。記号の穴埋めが多かったため、大きく凹んではいないはずですが、ITに関しては今一度基本から勉強しなおします。
5科目目の倫理は基本原則を事例にあてはめる平易な問題だったと思います。良くはないものの、合格点を割ることもないという感覚です。
会計士登録を急ぐ必要性はなく、実力不足もわかったので、今一度しっかり勉強しなおして今年の年末に再チャレンジする気持ちにはスムーズに移行できましたが、この考査にはものすごいエネルギーが必要で、「またあの大変な思いをするのか」と思うと今から気が滅入ってしまいます。

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2020年4月19日 (日曜日)

じっくり読書

緊急事態宣言で学校もGW明けまでなく、自宅でのんびりしている時間が非常に多くなっています。学校は始まりませんが教科書と宿題はもらってきたので、先生に代わって親が勉強を教えています。公文も通っているのですが、こちらもGW明けまで教室はあいておらず、宿題も少なめに渡されているため、学校の勉強をしっかり親が教えなければ全然勉強が足りません。
宿題はそんなに難しくないのでさくっと終わらせてしまいます。
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教科書も内容は難しくないのですが、せっかく時間があるので、じっくり読んで教科書に書かれていないことの創造力を磨いたり、関連する内容を合わせて教えたりしています。
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外出できない日はじっくり読書でもするのが大人の過ごし方ですが、子どもも、外に出られない日はじっくり教科書を読んであれこれ考えるのが有効な時間の使い方だと思います。

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2020年4月18日 (土曜日)

皇居周りのジョガーが消えた?

この2週間で1キロ超増量しました。原因は、標準体重に戻ったので食事の肉の量を増量したのと、外出自粛に伴うカロリー消費の減少です。平日朝の5キロジョギングは継続していますが、それ以外は歩く機会も少なく、それでいて食事を増やしたのですから体重が増えるのは当然です。これは、正月明けの4キロ超の減量の中に筋肉が減った部分もそれなりにあることから、筋肉が復活した部分があると思います。外出自粛が終わるまではじっくり筋肉を取り戻し、自粛明けにしっかり運動しておとしたいと思います。
ジョギングですが、春のこの時期にしては人が例年より少ないように感じます。ジョギングは自粛の対象ではありませんが、周囲の人とのソーシャルディスタンスは確保するよう指導されています。ですので、知人とおしゃべりしながら走るというのは3密の1つに該当し、望ましくないという点が理由となるのかもしれません。
皇居周りはジョガーの聖地ですが、ここでも人が減っているようです。皇居周りは様々なペースで走る人がおり、抜きつ抜かれつの人の交差が多く、また、団体で談笑しながら走るチームもあったりで、なかなかソーシャルでディスタンスの確保が困難です。さらに、永田町エリアや丸の内エリアなど、通勤客も多いエリアに接近し、通勤客らとは接近しないものの、心理的に人が多く集まる地域の近くで運動をすることが抵抗がある点も理由となりそうです。
フランスでは時間帯によってジョギングも禁止されているようです。ジョギングは日本では認められていても、一人で、かつ、人気の少ない場所でしか事実上できない面があるのかもしれません。

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2020年4月17日 (金曜日)

プロスポーツ選手が給与返上しなければならない理由

欧州のサッカーチームなどで選手の給与返上の報道がなされています。国内では札幌の選手が給与返上をしています。これはチーム存続にとって非常に大きな意義を有します。おそらく今回のコロナで致命的な打撃を受けているBリーグのチームを例に考えていきます。Bリーグはリーグ途中で今季を終了しました。リーグ終盤戦とポストシーズンを失った代償は甚大で、このままではチームがすべて倒産してしまってもおかしくありません。
契約ベースで考えると、選手はシーズン中断にも関わらず基本給は全額もらえ、試合給などの、プレーの対価に関する給料がもらえなくなります。他方でスポンサーは、契約によるのですが、シーズン契約しているスポンサーはおそらく年額全額のスポンサー料の支払を余儀なくされるケースが多いと思います。それでもチームは入場料収入減少を補うために銀行借入などを行い、将来的にその返済資金を稼いでいかなければなりません。
しかし、年額全額の支払を要求されたスポンサーは来期のスポンサー料の減額を間違いなく要求し、チームは来期の減収を避けることができません。これは、コロナの危険負担をすべてスポンサー負担とする契約であっても、結局は合理的に両者で危険を分担しなければならないということです。
同様に、選手は基本給は契約上要求できますが、全員が全額の基本給を主張すると、おそらくBリーグのチームは資金繰りができずほとんどのチームがつぶれてしまうと推測されます。選手の責任のない事態であるとはいえ、選手契約の対価である試合でのプレーを行っていないことも含め、ある程度の給与返上をしないとチームがつぶれてしまうため、これを行い、チームと選手との間で危険の分担を余儀なくされるわけです。
「カバチタレ」でも取り上げられた内容ですが、中小企業では従業員が全員労働法上の権利を主張するとその企業はつぶれてしまう場合があります。コロナ被害は甚大であるがゆえに、法律や契約で一方がすべて危険を負担する内容であっても、合理的に両者で分担して、社会全体でこの衝撃に持ちこたえる意識が必要な一面をよく表している事象だと思います。

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2020年4月16日 (木曜日)

コロナワクチンの作り方

全世界がコロナワクチンの製造に必死に取り組んでいます。このワクチン、どのように製造されるのでしょうか。
一般に医薬品の研究ステップは、病気そのものを研究し、これに対して有効な新しい成分を発見し、薬として使用できる商品とする、というステップを踏みます。しかし、一刻一秒を争うこの時期にのんきに普通の研究活動をしている余裕はありません。
報道でしばしば「ワクチン発見」などといった記事が見られます。新種の薬がこんなに早くできるはずがありません。また、できたとしても特許取得などにより丁寧に事を進めなければ研究費に対するリターンが得られません。
今、各国が主として行っているのは、今、この世の中に存在する成分の中に、コロナに有効なものがあるか否かを探すという活動です。それは食品かもしれませんし、別の薬かもしれません。しかし、何であれ、コロナウィルスに対して有効な成分をまず発見し、場合によっては複数のそうした成分を組み合わせ、有効な薬に仕上げていくことが今、全世界で行われているわけです。
ひょっとしたら、今、全く症状のない人も、普段何気なく食べているもののおかげで元気でいられるかもしれません。この世には無数の成分が存在するため、ウィルスに有効な成分も、有害な成分もあります。抗炎症薬は有害な部類に入る薬品です。もちろん研究費はリターンされる仕組みも必要ですが、成分ごとの何が有効で何が有害だという情報は、しっかり世界で共有され、研究開発の加速につなげてほしいと思います。
おそらく先進国の間ではそうした取り決めがなされ、コロナワクチンの特許による独占を認めない代わりに国家が十分な補償をするというかたちになると推測されます。医療機関もこれを信じて、少しでも早く、少しでも有効な成分の掘り当てを行ってほしいです。

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2020年4月15日 (水曜日)

補償に頼らずまず自助努力をすべき理由

何かにつけて、休業補償・・休業補償・・という人がいます。しかし、休業補償を求める事業主は、その出どころを把握しているでしょうか。当然税金であり、今回補償として支給される金銭は、将来の借金として、我々に増税の負担がかかってきます。要は休業補償は未来からの前借であり、「どうしても今の生活がままならない」という人以外は、安易に未来に借金を残さず、今の工夫で対処すべきです。
既に工夫を始めている企業はたくさんあります。飲食店は好調のテイクアウト重視に切り替えて、デリバリーサービスを付加して、作り立てと便利さを訴求していますし、ホテル業は昼間の在宅ワークや子どもの勉強用で近所の方の利用を促しています。こうして工夫により損失を減らして営業資金を回していくことが一定範囲までは可能なはずです。
休業補償はただの未来からの借金で何ら解決にはなりませんし、お店には原則1円も入りません。それならば、横着せずに、現状を打開する精いっぱいの工夫をして将来に負債を残さない方が賢明なやり方ではないでしょうか?

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2020年4月14日 (火曜日)

足りないものを補う時間

コロナ自粛で自宅にいる時間が増える中、この時間を、自分の弱点補強にあてることができるか否かが成長・逆転の可否に直結しそうです。弱点といっても切り口はいくつかありますが、まずは自粛要請に対する自分のポジションを見直してみるとよいと思います。
「自分は大丈夫だから感染対策は必要ない」と考える人は明確に勉強不足。率直に言うと頭が悪いという弱点を抱えています。ですので、ニュースをじっくり見るなどして見識を深めるべきでしょう。
「自粛要請はわかるけれど娯楽のない生活には耐えられない」という人は心の弱さは課題。ですので、我慢強さを少しずつみにつける工夫が必要です。
「自粛要請には従えるけれど、時間を持て余してダラダラしてしまう」という人はスケジュール管理の下手さが弱点です。普段、自分は何に時間をかけるべきか、時間のある時に読みたい本があったらそれを書き留めておくなど、時間の使途がぱっと出てくるよう整理する工夫が大事です。
頭の弱い人に頭が弱いといっても、心の弱い人に心が弱いといっても何も変わりません。弱点を意識してどこかでそれを克服する努力が必要です。せっかくいろいろ我慢してできた時間、有意義に使わない手はありません。この自粛の時間をぜひとも有意義に使いたいものです。

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2020年4月13日 (月曜日)

フレームワークから考える

昨年、公認会計士試験の修了考査と日程がかぶったため受験できなかった中小企業診断士二次試験の準備を進めています。事例2はマーケティング関連の事案で、ほぼすべての受験生がとっつきやすい問題ですが、同時に思ったように点数が伸びない問題でもあります。
事例2では、「売上を上げる方策を2つ挙げよ」といった出題がしばしばあります。問題文から要素を拾ってきてもっともらしい解答に仕上げるのはそう難しいことではないのですが、ただこのように解答を組み立てるだけでは説得力に乏しい素人提案レベルなのでしょう。
売上の増加を分解すると、顧客の増加と、顧客単価アップとなり、前者はさらに新規顧客開拓と、既存顧客のリピート率向上とに分解できます。ですので、上記問に対しては、①顧客の増加策と単価アップ策か、②新規顧客開拓策と、既存顧客に訴えかける策というフレームワークを意識して2つの策の違いと位置づけを明確にすることが重要です。
もちろん、こうしたフレームワークを意識した解答は他の事例でも大事ですし、弁護士や税理士の業務でもただ単にクライアントの言い分を整理するだけでは素人提案に過ぎず、広く認知されているフレームワークに沿って理由や位置づけを明確にしていくことで、説得力が増すのだと思います。
書籍でフレームワークの解説を読んだ際、多くの人はその解説を理解し、納得したところで本を閉じます。しかし、そこで終わるのではなくフレームワークは覚えこんでしまうことで、論述力・説得力の増す事実整理ができるようになるのではないかと思います。

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2020年4月12日 (日曜日)

マイルーム

小学校にあがったため、子供部屋を用意しました。といっても1室与えてしまって閉じこもられるといけませんので、リビングの半分くらいを与え、おもちゃ棚でパーテーションにしてその内部を好きにつかってよいという区画割です。
すると早速布団を持ち込んで夜は一人で寝るようになりました。自分の領域ができたことがうれしいのか、いろいろ工夫して有意義に利用しています。
子供部屋が一番良く言われる例ですが、子の成長のために、自分で考えてアレンジできる要素を与えてあげることは大事な反面、それにより親子のコミュニケーションが失われてしまうと逆効果で、適度に裁量を与えながら、親子でしっかり意見交換してより良いものを共に作りあげることが大事です。その意味ではこの程度の子供部屋がぴったりだったと思います。
これから小学校が始まりいろいろ新しいことに出会っていきますが、しっかり考える機会を与え、親子でより良い解決を探すという枠組みをしっかり意識していきたいと思います。

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2020年4月11日 (土曜日)

痛風対策の運動

私は仕事前日のお酒をやめ、休前日も、プリン体0%の発泡酒を飲んでいるのですが、尿酸値は高止まりし、時々、痛風が発症します。
私は平日は毎朝ジョギングを行い、雨の日も発熱の日も、痛風の日も続けています。
この矛と盾、運動のレベルを調節することで両立させています。何も問題のない日は1キロ5分ペースで走りますが、雨の日は傘を指してのんびり5キロほど歩きます。
痛風の日は、痛さによってレベルを調節しています。痛くなり始めたフェーズでは、普通に走ります。これは、そこをピークに治る場合と、さらに痛みが悪化する場合とがありますが、それは運動するしないにかかわらずそうなる運命だったのだろうと思い、気にしません。痛みがピークに達しそうなフェーズでは歩きます。痛くても走れるのですが、無理をして血管等を損傷しても馬鹿らしいので、ここは無理をしません。そして、痛みがピークを過ぎたフェーズでは普通に走ります。この段階に至ると血行を良くして老廃物等をどんどん流して排出するのが早いです。
痛風は、ならないために日々適度な運動を行い、なった場合は運動をやめろ、というのが通説です。しかし、私はプリン体の少ない飲料を摂取して毎日運動しても痛風になりますし、痛みが軽度の場合は、ジョギングして治します。これはどちらが正しいというのではなく、人によって適切な方法が異なるということかと思います。健康に関してはあまり通説に固執せず、自分にあったやり方を試行しながら見つけてくことが非常に大事です。

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2020年4月10日 (金曜日)

事実を見、意見は聞くな

ニュースよりもワイドショーを見た方が新型コロナの情報は豊富に手に入ります。しかし、コメンテーターの意見については、「ころころ変わって信用性がない」という意見も聞かれます。私はこうしたワイドショーでは、基本的に事実の報道しか着目せず、個々の発言は所詮私見であり、権威ある教授などの意見以外は聞くに値しないものと考えます。
事実認定して、法律を適用して結論を導く法曹の考えにどっぷりつかっているからかもしれませんが、まず何より事実を正確に把握することが大事であり、次にその事実を自分で評価することが賢く生きるために必要です。
そのため、報道されている事実を広く浅く集めるのが最近の日課になっていますが、確かにコメンテーターの意見は日に日にころころ変わっています。その理由は、特に教授等ではない芸能人や一般人に近い立場の人間は、その場で反響を得なければ次の出演チャンスがもらえないかもしれないため、場に応じてネット上の通説を無難い述べたり、尖った発言をしたり使い分け、バランスをとりながら注目を集めようとしているからです。そもそもコメントの対象について深い見識があるわけではない上に、こうして人気取りに走るから、時系列に並べると支離滅裂になります。ですので、聞くに値しないと考えられます。
芸能・スポーツの分野は特に不特定多数の人が無責任な意見を述べやすい分野であるため特に、事実をしっかり拾い出して自分でその事実を評価する意識が重要だと思います。

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2020年4月 9日 (木曜日)

政府「まず最大限自衛せよ」、国民「指示通りにするから不労所得おくれ」の無益なやりとり

緊急事態宣言は出されたものの、具体的な営業制限や補償の話は進展がない点に苛立ちを隠せない方がたくさんいます。しかし、そうした方は政府のメッセージと、「補償乞食」になる前になすべきことを見返してみるべきと思います。
緊急事態制限に強制力がないのは、歴史の反省から権力(私権制限)が大きくなりすぎないよう配慮したものです。要は緊急事態下でも憲法上の自由は原則であり、この自由を過度に制限することは政府でもできないようになっています。普段「自由」を主張する以上は、この仕組みは素直に受け入れるべきで、自由であるということは、自分の身は自分で守ることもまた原則で、感染のリスクの高いところにはいかないという判断は、命令で行うのではなく、自分ですべきです。
政府が、「この1週間の感染増大は主に3月の3連休に油断して外出した人たちによるもので、この観点からもまず各自がしっかり自衛しなければならない」というメッセージを裏にこめていることは明白です。
もう1つ政府が補償の判断が遅れているのは、五輪延期に伴う追加費用の試算が完了していないからでしょう。この費用が想定外に膨らむ可能性がある以上、うかつに補償を気前よくやってしまうわけにはいかない点で、諸外国よりも、緊急事態制限と補償の判断が遅くなっていると考えられます。
要は、国家としてこれから支出がどんどん増えるけれども、安易に増税したくないから、まずは各自で最大限自衛して損害軽減に努めてほしいというのが政府の意図。これに対して、この状況下で思うように活動できない人が、その不自由の原因を政府に求めて、「命令にしたら受け入れるから不労所得をくれ」と言っている構図。いつまでこの堂々巡りをするのでしょうか。これは天災です。まずは、各自で立て直しを図る、すなわち、余計な出費を最大限に抑えて、生活に必要な最低限の金銭を確保し、不足するならばまずは借入で当面対応する。そのうえで、将来的にリスクのある業種は早めに見切って、今できる仕事に方向を転換していく、という努力が不可避です。
おそらく、無制限の補償は、本当に生活が厳しい低所得者層と、感染拡大防止のために直接制限が必要な業種に限定されます。「もうコロナ疲れた」とか、「補償がないとやる気がでない」などと下を向いている場合ではなく、まずは各自が最大限自衛すべき時期なのではないかと思います。

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2020年4月 8日 (水曜日)

わかりやすい行動指針と倫理観

組織のリーダーの大きな仕事の1つに、組織メンバーの行動指針や高い倫理観の醸成があります。上司は部下にすべての行動を命令することはできません。ですので、できるかぎりわかりやすい行動指針を示して、具体的な指示のない場面でも組織の意向に沿った活動ができるようにすべきであり、また、普段から高い倫理観を植え付けていくことで、不正やその他逸脱した行動を防止できます。
昨今の情勢から、このことの大事さをしばしば痛感させられます。すなわち、新型コロナについて要請される自粛の内容がよくわからないから従わない、という人がこんなにも多いのかという現状です。
自粛要請の具体的な内容がわかりにくいのは、行政として補償義務の確約を回避しつつ、各自ができることをやってほしいというもので、少し考えれば私はわかると思うのですが、それが浸透していないのは、やはり言葉足らずな部分があり、また、日本人固有の高い倫理観も失われつつあるのかと感じます。
ただ、今回の件は終わりがみえないという点が一番厳しい課題であるように思います。「2週間経済活動を止めて無収入に家に閉じこもるように」という要請が出た場合、多くの人にとって厳しい内容ですが、ゴールがはっきり見えているだけにおそらくほとんどの人が要請に応じられるのではないでしょうか。しかし、組織で何かを目指す場合、明確なゴールはないケースの方が多いと想定されます。
そう考えると、ゴールの見えない長期戦となるのであれば、闇雲に自粛要請するのではなく、体力のない小企業や非正規・派遣の方々へのサポートを早急に行ったうえで、持続可能な自粛要請をもう少し明確にすべきだったようにも思います。
この件のゴールがどこにあるかまだ誰も知りませんが、ゴールの見えない先に向けて日本人全体で動いていく際の課題や反省点はいろいろ見えたはずで、ぜひとも今後に生かされてほしいと願います。

 

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2020年4月 7日 (火曜日)

求められるのは即戦力

有望な組織になればなるほど、即戦力が求められます。大企業などに入ってじっくり力をつける余裕は通常与えられず、すぐに結果を出していかなければあっさり出世ルートから外されてしまいます。一度出世ルートから外れると敗者復活のチャンスはなく、いくらその後頑張って実力をつけてもどんどん居場所を失っていくだけとなりがちです。
では、最初に結果を出せずに出世ルートから外れてしまったら努力する意味はないのでしょうか。そうではありません。その組織では活躍のチャンスが与えられなくともじっくり力をつけておくと、他の組織に移籍した際に即戦力として活躍でき、こうして逆転を起こすことが可能になります。今、就職氷河期世代の転職が増えていますが、まさにある企業では活躍できなかったがじっくり力をつけた人が、転職を成功させているようです。
組織に求められるのは「すぐに結果を出すこと」、しかし、人は努力せずに最初からスキルを有することはありません。ですので、どこかでじっくり力をつけることが必要です。多くの組織ではこの力をつける余裕は与えてもらえませんが、やめる前提でどこかでしっかり力をつけ、その力を即生かせる組織に移る、という動き方は考えられ、むしろこれからの主流になっていくかもしれません。
個としてどこで自分を磨き、その後どこでその力を生かすかという点は、どんどん長期的な視点で考える必要が出てきているかもしれません。

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2020年4月 6日 (月曜日)

スケジュール管理能力

勉強は、何をやるかも大事ですが、いつやるかしっかり決めることが非常に大事です。宿題を、夕方にやる→お腹すいたから夕食後にやる→眠いから明日やる・・と先延ばしし続けるのが最悪です。できれば早く終わらせる習慣をつける方がよいですが、負担を感じにくい時間に集中してやることも大事なので必ずしも早くやってしまわせるのがよいわけではありません。いつやるかきめてそれを必ず実践することが重要で、これは意識すればだれでも必ずできるはずです。
仕事もそうですが、能力やスキルがあるにこしたことはないものの、あらゆる場面でこれを持ち合わせているわけではありません。それよりも、しっかりスケジュールを組んでこれを実践する力が大事で、これが安定したパフォーマンスにつながります。小さな仕事でも、期限までにしっかり仕上げることを繰り返せば必ず良い仕事ができるように成長していけます。勉強も、たくさん宿題をこなすよりも、自分でしっかりいつやるか決めて期限までにこなすことを繰り返すことが大事です。
時間に几帳面や人とルーズな人とがいますが、おそらく前者はスケジュール管理がしっかりしていて、後者はそうではないのでしょう。その差は、様々な場面で表れてくると思います。勉強に限らず、何を向上させるにも、時間をしっかり守りスケジューリングを行うことが第一です。

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2020年4月 5日 (日曜日)

自粛要請に従わない若者は親の躾が原因

外出自粛のため、このコーナーでとりあげる内容もなくなってきました。そこで、今日は外出自粛に従わない若者について考察してみたいと思います。
若者が外出自粛に従わない一番大きな理由は、「コロナにかかっても死にはしない」という点と思われます。コロナにかかると自宅待機のうえ療養することになるのはわかっているものの、若くて体力がある人は死なないと思っており、校則違反とわかっていても「先生に怒られたらやめればいい」という発想で、「法律で禁止されたらやめればよい」と考えているようです。
こう考えるのは若い人にありがちで、これを直ちに批判することはできません。ただ、1つ大事なポイントを見落としています。若者の外出は単に自己責任ではないのです。彼らが外出してコロナウィルスを受けたとしても、彼ら自身は死なないでしょう。しかし、彼らが通勤や通学の電車内で、あるいは、喫茶店等で、たまたま近くに座った高齢者にウィルスをうつして死に至らしめてしまうかもしれません。これは、今回の感染状況から決して看過できる低い確率の出来事ではなく、かなり高い確率で生じうることだと考えられます。場合によっては同居親族を死に至らしめてしまうかもしれません。
この点はおそらく教えられなければ自力では気づけないでしょう。ですので、外出する若者には、親がしっかり「他人に迷惑をかける行為だからやめろ」と指導しなければいけません。自粛要請に従わない若者は、おそらく親がこの点の指導をしていないのでしょう。
高齢者の死亡者数を抑えるために、若年層も外出を控えなければいけないことがしっかり浸透してほしいと願いますし、この点は親が子にしっかり伝えていかなければならないことだと思います。

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2020年4月 4日 (土曜日)

ケーキはたまに食べるからおいしい

ダイエットにはよくないとわかっていてもついつい食べてしまうものは誰にでもあると思います。ビール、ケーキ、ラーメン・・・ラーメンのようにボリュームのあるものはともかく、ビールやケーキはうっかりするとついたくさん摂りすぎてしまい、後で後悔しがちです。
そんなとき、効用曲線を意識するとよいと思います。
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ビールがよく例に挙げられますが、1杯目のビールは非常においしく、杯を重ねるごとに満足度は小さくなっていきます。飲み放題でなく1杯を同じ金額で買って飲むのであれば、どこかで価格>価値となり、そこで飲み止めしないと損してしまうわけです。ケーキの場合、一度にたくさん食べるというよりは頻度の問題かと思います。ケーキを食べる頻度の高い人は、高くなるほど満足度が落ちていきます。ですので、少し頻度を低くしてたまに食べるようにすると、おいしく食べられます。
このように、ダイエットによくないものは、ダイエットの観点からなかなか自制がきかない場合、費用対効果をしっかり意識して「おいしい」と満足できることを重視すると摂取を減らせるのではないでしょうか。食欲は理屈ではないかもしれませんが、理屈で自制できる部分は工夫してみる価値があると思います。

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2020年4月 3日 (金曜日)

東京五輪延期で大損するのは?

東京五輪の延期で様々な損失の話が出ています。今日はその損失の大小を少ない順にみていきたいと思います。
1 東京五輪の観戦者やインバウンド向け一般商店 ここは今年入るはずだった収入が来年になるだけですし、東京五輪開催についてほとんどコストは生じていないため実害はほぼゼロです
2 実行委員会および東京五輪開催協力団体 五輪による収入は減少か最大で横ばいであるのに対し、今年開催のための既発生費用や追加コストで費用が嵩むためその分が損失になります。しかし、この穴埋めは行政や寄付金で賄われる可能性があり、実害をゼロに近づける手段がないわけではなさそうです。
3 2の下請企業 たとえば五輪グッズ納入業者は、既に製造済の「2020」の入ったグッズの一部が売り物にならなくなります。契約上全額納品先に引き取ってもらうことは可能でしょうが、パワーバランスから「値下げしろ、さもなくば来年の本番用のグッズは発注しない」などといった不当な要求を強いられるおそれがあります。ここは行政がしっかり下請けいじめをしないよう呼び掛けてほしいところです。
4 代表内定選手の支援団体 代表内定選手が、五輪が1年後に延期されても内定を取り消されないのは、既に代表内定選手にスポンサーがついているからです。こうしたスポンサーは今夏までの支援予定が来夏までの支援に切り替えざるを得ず(契約上は可能でも今更降りると社会的批判が大きい)、負担が増大します。
5 オフィシャルパートナー 五輪のオフィシャルパートナーは、もともと多大な支援をしていましたが、それが1年延長されたことで、さらに多大な支援が求められそうです。また、各種損失補填の要請もあると思いますので、これを支援すると、今後の札幌五輪招致活動やW杯招致活動にも影響が生じるかもしれません。
6 東京五輪の代わりになくなる大会の関連団体 東京五輪を延期先日程にねじ込むことによって玉突きで様々な大会が延期され、最終的にいくつかの大会は中止に追い込まれると想定されます。その大会で収益が想定されていた団体が被る損失が最も大きそうです。
こうした玉突きを避けるために、東京五輪を2024年に、パリを28年に、ずらしていくという案もあるようですが、おそらく世間の賛同を得るのは困難でしょう。様々な方が不平を言う五輪延期ですが、実は被害の大きさという点では上には上がいます。できればトータル損失の最も少ない選択でうまく収まってほしいものです。

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2020年4月 2日 (木曜日)

自粛要請の意味

自粛要請に対して「倒産しろというのか」という主張をする人がいますが、この主張は的外れです。今日は自粛要請の内容を整理していきたいと思います。自粛要請は当然、禁止命令ではなく、自発的に自粛してほしいというお願いであるため、従う義務はありません。しかし、不特定多数の人を室内に集めることには合理的なリスクがあるため、「比較的体力のある中規模以上の組織」は社会責任として率先して自粛に応じるべきです。これに反して著名人や大手団体がイベント等を強行しようとした場合は、大きな社会的非難を受けてしまいますが、それはルール違反を批判されているのではなく、社会責任を果たさずに自分さえ利益をあげればよいのか、という指摘の面が大きいでしょう。
これに対して、比較的体力のない小規模事業者、営業しないと社員に給料を払えず倒産してしまう、というような業者は営業する以外の選択肢はありませんし、これを批判する人もほぼいないと思います。
飲食店等に営業自粛を求めつつ、利用者にも自粛を求めるのはやはり飲食店を倒産に追い込んでいる、という意見もありますが、まず、営業自粛お対象は主に深夜営業の、バーやカラオケなどのサービス産業で、生活に必要な飲食店に対する規制ではありません。こうしたサービスは食事と異なり、必ずしも現在必要なものではないため、必然的に季節的な売上の変動があります。短期間の売上の変動は小規模事業者でも当然織り込んで事業計画を立てているはずなので、今しばらくは景気が底の時期であると考えて耐えてほしい、というのが最近の自粛要請の内容です。
また、利用者に対する自粛要請でもこれに応じない層からの一定のお客は存在し、中規模事業者以上が営業自粛し、体力のない業者だけの市場でのパイの取り合いになるのであれば営業努力で最低限度の売上を確保することが可能ではないかという視点もあるかと思います。
補償の話は当然国会で検討されているはずですが、補償するということは将来の増税があるということ。誰からどれほど税金を多く徴収し、それをどこに回すかはしっかり検討されるべき論点で多少の時間を要します。
まとめると、今の自粛要請で求められていることは、将来の増税を抑えるために、
・体力のある業者は今は我慢して、その我慢する姿で社会責任を果たしていることを訴求する
・体力のない業者は営業してよく、少ないが競業も減った市場でうまく工夫して生き延びる
・バーやカラオケの利用者は、自己責任で利用してもよいが、その責任は自分の身体だけでなく、電車等で近くにいる高齢者等にまで及ぶという自覚が必要
といったところでしょうか。誰も破産や死など求められていません。今の立場と状況に照らして、テレビでの通りいっぺんの説明にかかわらず、何を我慢して何はやってよいのか、しっかり考えることが今すべての人に求められています。

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2020年4月 1日 (水曜日)

共感を得るためには弱者の目線で

新型コロナで社会全般にイライラが募る中、世間の共感を得る組織にも一定の共通点があるように思います。零細企業が、生活のためにやむなく飲食店やジムを継続営業しても誰も怒りませんし、世間の共感を得やすいでしょう。他方で体力のある中規模以上の企業がこれをすると批判の的となりやすいです。その差は、前者は「生活のためにやむを得ずやっている」という弱者目線での必死な姿に共感を得るポイントがあることです。
大企業でも、子育て世代や、長距離通勤者に対して積極的な施策をとっている企業は賛同を得ています。企業の利益はもちろん追求しているでしょうが、それよりも弱者である従業員を守る姿勢をしっかり見せることで、批判をかわし、共感を得ることにつなげられます。
このように、組織活動においては、組織における弱者をしっかり守る意識を出すことで世間の好感度はあがり、逆に強者が既得権益を確保することで反感をかうこととなります。今のこの時期をうまくのりきってV字回復を目指すカギは、今は組織内の弱者を徹底して守ることにありそうです。

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