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2020年3月17日 (火曜日)

仕事に要求される要素、いらない要素

新型コロナ騒動の中では勝ち組と負け組の格差がはっきりしています。この季節に人気が伸びている要素と落ちている要素を分類していきたいと思います。
まず外食産業では、ファーストフードのテイクアウトが好調です。おそらくイートインとテイクアウトとではスペースや後片付けを要しないイートインの方が人気は高いと思いますが、他人との接触を避けるべきこの季節では、手作りで暖かくて早いファーストフードのテイクアウトが顧客ニーズに合致しています。逆に外食産業で不調なのは、おいしくても時間を要する食事処、大量生産系のバイキングやスーパーのお惣菜です。時間を要すると、他人との接触時間も増えるためできる限り回避すべきですが、スーパーのお惣菜などは、ファーストフード店より仮においしくても、いつ作られたかわからず、その間に何をふりかぶったかもわからない点で敬遠対象となってしまいます。「おいしさ」よりも「衛生」がはるかに重視されています。
業務に関してはテレワークが軌道に乗ってきた企業も多く、外出自粛期間が長引いても持ちこたえることができそうな気配です。テレワークは、緊密なコミュニケーションを阻害するという指摘もありましたが、実際に対面して雑談含みでコミュニケーションを交わすことは必須ではなく、むしろ必要な時に短時間で要点をまとめてやりとりすることが重視されてきました。無駄に話が長い人と、必要な時に電話やメールがつながらない人が淘汰され、簡潔に確実に情報をやりとりできる人が着実に作業効率をあげています。
もちろん、これらは「他人との接触回避」が重大な関心事となった今限定のニーズかもしれませんが、「時間があるときに大量生産作り置きでコスト削減」や「不要なことも含めてよくしゃべる」といった要素は今後どんどん敬遠されていく気配も見えてきているように思います。顧客ニーズを正確に捉えて最低限必要なものだけを少ない時間的・費用的・体力的負担で提供することはよく考えれば基本中の基本。こうした時期でなくとも普段からしっかり意識して自己の言動のクオリティ向上に取り組みたいものです。

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