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2020年3月16日 (月曜日)

リスニングにおけるテクニック

英語の学習の指標にTOEICを受験する人は多いですが、私はもうだいぶTOEICとはご無沙汰しています。英検1級をとったのでTOEICの勉強を頑張る必要がなくなったことが大きいのですが、TOEICの受験テクニックの部分に気持ち悪さを感じる面も影響しています。
TOEICのリスニングテストの際は、ほとんどの受験生が手際よく問題をこなしたうえで、次のリスニングの音が流れる前に問題を「先読み」します。正直、TOEICのリスニングの会話等はそれほど難しくはないのですが、初めて聞いて内容を全部覚えることは困難で、「これ答え言っていたのは覚えているけれど何だったか忘れた」という失点パターンが大きいです。そのため、問題を先読みして、曜日を問われているのか、会場を問われているのか、時間を問われているのか等を把握してそうした単語を集中して拾い上げる作業がTOEICのリスニングテストとなっています。
私はこうした受験テクニックは不要と感じるため、あまりTOEICのリスニングに対して意欲がわきません。ただ、実際の会話の場面で「確かに相手は答えを話していたのは覚えているけれどなんだったか忘れてしまった」というシチュエーションもあると思われます。そうした際、聞き直せばよいのですが、あまりに何度も聞き直してばかりいるとビジネスレベルの会話とはいいがたくなります。そこで、話を聞く中で、その会話の中で何が重要かを予測しながら聞き、キーワードを確実に捕捉する聞き方は大事なのだろうと思います。これを鍛える意味ではTOEICのリスニングは格好の素材かもしれません。
というわけで、TOEICを活用して実用的なリスニング力を磨こうとする場合、問の先読みはせず、話全体の中で重要な情報の勘所をおさえつつメリハリをつけて聞き取り内容を理解する、というやり方が有効と考えられます。そして、これは日本語での普段のやりとりでも大事で、できる限り相手に聞き返さないで済むようメリハリをつけて聞く意識を持つべきなのだと思います。

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