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2020年2月10日 (月曜日)

落とす試験か通す試験か

試験には受験生を露骨に落としにかかる試験と、通すための試験とがあります。「普通前者だろう?」と考えがちですが、意外にも後者のパターンでることもあり、このいずれかによって戦略が変わってきます。 私が受験した試験でいうと、英検1級や中小企業診断士一次は「通す試験」に入ると思います。一定の点数をとった人は全員合格できますし、問題も毎回似たようなもので、きちんと準備すれば確実に得点できるものが多いです。こうした「通す試験」では確実にとれる問題を積み重ねるとともに、必ず解答欄はすべて埋めることが基本的な戦略になります。 これに対して東大入試や公認会計士試験は間違いなく「落とす試験」に入ります。倍率は3倍とそれほど高くはありませんが、受験者層のレベルが高いため、温い問題ではあまり差がつきません。そこで、毎回いかに受験生を罠にはめるか趣向の凝らした問題が出され、受験生はこうした罠にひっかからないよう注意して問題を解き進めなければなりません。 こうした「落とす試験」に対する戦略は、とにかく一発レッドカードとなるような大きなミスをしないよう慎重に得点を積み重ねたうえで、さらにどこか自分の得意なところで集団から1歩抜け出す答案を作成してライバルを振り切る必要があります。 資格試験は特にこの観点が大事で、過去問をやっておけば合格できる「通す試験」から、ライバルを蹴落とす力がなければなかなか合格できない「落とす試験」までかなり幅が広いです。標的とする敵の属性をまず知り、これに応じた適切な戦略を練ることが、受験対策において非常に大きな意味を有します。

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