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2020年1月17日 (金曜日)

平面の成長

「スラムダンク」などで注目を集めた高校バスケ界では近時、外国人留学生センターを中心とした高さを訴求するバスケが猛威を振るっています。これはこれで日本バスケの国際レベル化に大きく寄与しています。留学生なしでは優勝できないとも言われる中で、古豪の能代工業はかなり前から「平面バスケ」を訴求してきました。平面バスケとは、高さで勝てない分コートという平面上での速さや左右のゆさぶりで高さを克服しようという戦術です。私の今の状況に照らして、非常に近親感を持ちました。
私は弁護士→弁理士→公認会計士と経験を積んできて、本当は知財と会計を専門とする弁護士を目指していたのですが、専門性となる知識や技術の深さは磨かれず、その幅だけ大きく広がったという感じがしています。深さがない以上、知財も会計も専門と自称するにはおこがましいレベルにはあるのですが、知識や技術の深さがなくとも、幅が広ければ、二次元でそれらを組み合わせて敷衍して大きな力を引き出すことができるとも気づいてきました。
ここにはまさに、高さに対して二次元で挑む能代工業の平面バスケに似通った方向性があります。私が立ち向かう専門性という知識や技術の深さは、バスケでいう高さに相当します。これは望んで簡単に手に入るものではなく、その分野で勝負するなら別のところで勝機を見出さなければいけません。その勝機は、自らの横に広い知識や技術の組み合わせにありました。これが二次元を生かすという点で平面バスケに相当します。
人間、頑張って得ようとしてもどうしても得られない領域はどうしてもあります。でも、それで終わりではありません。そうした領域で伸びが期待できない分、他の領域で伸ばす時間や機会を得られるかもしれません。そこで、そうした領域をできる限り伸ばして、複数組み合わせるという戦略もあるわけです。
個の成長では、限界を感じて立ち止まるのが一番のネック。限界を感じたらその方向性は思い切ってあきらめるものの、別の方向性から活路を見出す意識が非常に大事だと思います。

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