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2020年1月 4日 (土曜日)

大箱店ではなく

「#忘年会スルー」が昨年流行ったように、飲み会に対する敬遠感は社会全体に広まってきています。飲食店視点で見れば、まとまった団体客の宴会が減ることは大打撃ですが、社会的に、ムダなコミュニケーションはいらない、ムダなカロリーはいらない、その時間やお金をもっと有益に使いたい、という傾向に流れるのは当然で、今後もさらに加速すると思われます。
昨年も記事にしましたが、仕事の仲間や取引先とのコミュニケーションはランチでとる傾向が昨年は顕著に見えてきたように思います。お酒が入ると愉快ですが、飲める人とそうでない人との間に壁ができてしまいますし、話の内容はどうしても陳腐になりがちです。そうではなく、アルコールの入っていない状態でしっかり意見をぶつけあい、相互理解を深めるランチコミュニケーションが重用されてきたのも当然の成り行きです。
こうした傾向をふまえると、飲食店は今後大箱・回転重視のお店は淘汰されていき、雰囲気など独自のウリをいかにアピールできるかが存亡の鍵となりそうです。我々利用者側も、むやみに「飲みに行こう」という人間は敬遠され、おしゃれなお店や特においしい店など、SNS映えしたり、行ってよかったと思えるお店を紹介してくれる人が人気を集めていくでしょう。
時間とお金は大切に使いたい、太りたくない、でも、楽しい思いはしたい、こうした数々の思惑を解きほぐすには、回数を絞っておしゃれなお店で健康的なメニューを食べることです。こうした客のニーズをふまえれば、飲食店側も今後出店するお店のコンセプトが描きやすく、我々もどんな店の情報を集めていけばよいかはっきり見えてきます。

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