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2020年1月 9日 (木曜日)

環境に合わせた戦い方

長距離走は単純な運動のようで実に奥が深いことは、この時期、いろんな角度で実感することができます。1つの切り口を示すと、トラックでタイムを出せる選手と、ロードでタイムを出せる選手とがいます。通常は、トラックの方が記録が出やすいのですが、ロードに強い選手は、沿道の応援を力に変えたり、競り合いで力を出せる特性を有しています。
これは選手個々の特性で、監督がこれを見極めて選手起用を考えていくわけですが、長距離の道で成果をあげていくためには、選手の側としては、どちらの環境下でもできる限り安定した結果を出せるよう練習あるのみです。
このように、基礎的な力を既に有していても、環境によって成果を出せるか否かが変わってくることはどの業界でもあり得ることです。そのため、基礎的な力のうえに、環境に合わせて成果をあげる柔軟な対応力を備える訓練も大事です。「もう基礎力は十分あるから」と、違う新しい分野への挑戦に偏る人と、謙虚にどんな環境でも力を出せるよう準備に余念がない人。どちらが安定した結果を出せるかは一目瞭然です。
このように、逆転の一手は、力をつける訓練だけでなく、力を発揮できる訓練を念入りに行うという視点からも発見可能です。効率よく成長しようとすると、この点はどうしても疎かになりがちですが、逆転する、逆転されないためにも、念入りに様々な場面を想定し、どのような環境でも力を発揮できるよう準備しておくことがとても大事だと感じます。

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