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2019年11月 6日 (水曜日)

ウェブと本は書き方が異なる

本はたくさん読みたいと思っているのですが、最近あまり本を買っていません。社会的にも本は売れていないと言われます。理由はいろいろあると思いますが、最大の原因はウェブとの差別化ができていない点だと思います。
ちょっと必要な情報は、ウェブで無料で手に入れられます。これが第一の原因で、本はウェブでは得られない深みをもった情報を提供であるべきなのですが、残念ながら、私も書店にはよく行き、気になる本を手にとるのですが、タイトルと、目次を読めばおおよその内容はわかってしまうため、買うのをやめてしまいます。ブログなどのウェブ媒体での発信ではキーワードを的確にタイトルに入れ込み、読者に対してその先に何が書いてあるかを予測させながら読んでもらうのがセオリーです。そうでなければ、読者は途中で前のページに戻ってしまうからです。これを、本でも同じようにするから、目次のタイトルをざっと読めば、大抵どこかで目にした内容ばかりで、買わなくてもよい、という判断に至ってしまいます。
最近初めて本を出すような人の多くは、ブログやプレゼンなどで情報発信の経験を積み、その内容を敷衍して書籍にしている人が多いと思われ、ブログやプレゼンと同じように書いてしまうから、先が見えすぎて、本を買ってもらえないと思われます。さらに言えば、本当によそにない新しい情報をたくさん抱えている人は少なく、世間に出回っている情報を集めて水増ししないと商品にならない本は、やはり現代的価値を再考すべき時期に来ているのかと思います。
これを打破するためには、本はただの情報の羅列ではなく、小説のように、いかに読者を感動させる作りにするかや、漫画のようにイラストを充実させて徹底的に読みやすくすることなどの工夫が必要ではないかと思います。本の意義は現代的に薄れているように感じますが、その中でウェブと差別化してこれを売る現代的な戦略はまだまだあるような気がします。

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