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2019年10月 2日 (水曜日)

「使える」ものコレクターたれ

試験の前には本を斜め読みして知識を浅く広く拾うテクニックを弄しがちですが、仕事ではこうした浅い知識はまったく役立ちませんので、本を時間をかけて丁寧に深く読み解く必要があります。斜め読みして拾った知識は、たとえば日常会話などに使えるとも思いがちですが、使えそうな知識は皆自然と学ぶため、やはり浅い知識は日常会話でも使えません。
というわけで、知識は「使える」レベルに深く備える必要がありますが、それはスキルについても同様です。たとえば「本を読んで破産手続を学んだという弁護士1年生」と、「資格はないが法律事務所で破産業務の補助者として5年勤務経験がある人」とでは圧倒的に後者が重宝されます。それはスキルが実用レベルにあるか否かの差です。この差がある限り、いくら「徹夜で勉強した」とか、「3年間毎日勉強した」などと主張しても周囲には評価されにくいです。
空いた時間を活用して、知識やスキルを浅く手に入れようとするのは、一見味が良いように見えて実はあまり意味がありません。現代的に評価されるのは「使える」人であり、「使える人」であるためには、「使える」情報やスキルを有することが不可避です。というわけで、時間を有効活用するためには、あれこれ手を伸ばすのではなく、1つのことをぐっと掘り下げて検討してみることが有効で、これを繰り返し試みることが、現代的に使える人間であり続けるための重要な戦略だといえるでしょう。

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