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2019年9月26日 (木曜日)

本気を出せない時間帯

逆転を目指さざるをえないような状況に陥る典型的なパターンは自分が本気を出していない、出せない状態で、相手が本気を出している状態にあるときです。相手が本気なら自分も本気出していたのに、というのは後の祭りで、こればかりはアンテナを張って、常に情報収集に努めるよりほかありません。
問題は、本気を出したくても出せない時間帯であったとき。人は常に全力であり続けることはできませんので、どこかで8分程度の力で流す必要があります。ここで差をつけられると、精神的に非常につらいです。たとえばスポーツでは、完投型の先発投手の立ち上がりや、陸上トップ選手の準決勝などに起こりがちです。
本気を出せない状態であることはどうしようもありません。ですので、ここですべきことは2つ。差をつけられないよううまく力を抜きながら追いかけることと、その間に相手を観察し、本気を出せる状態になった際にどう攻めるか、しっかりと戦略を練ることです。
私のようにあれこれ手広くやりすぎている人間は特に、重要な局面なのに本気を出せない時間帯は多くなります。そのため、むしろ本気を出せない状態がベースであると公言し、その間に戦略を練って、勝負どころに資源を集中投下して勝ち抜くより方法がありません。本気を出すことは、目標を達成したければ誰もができます。しかし、資源が尽きて本気を出せない時間帯に、粘って逆転の一手をうかがうことは、経験を積まなければなかなかうまくできません。
逆転の一手を目指せるようになるためには、こうした本気を出せない時にうまく手を抜きながら大差をつけられるのを回避する器用さが不可避だと感じます。

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