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2019年8月 8日 (木曜日)

追いつめられている時間

逆転を目指す時間帯はあらゆる努力を必死に行います。しかし、そもそもなぜ逆転を目指すような苦境に陥ったのでしょうか。その原因を探り、逆転の博打にかけないスケジューリングが大事です。
多くの場合、逆転の博打をしなければならない状況に追い込まれた理由は、それまでの間に、逆転を目指して必死に努力する状態と真逆の状態、すなわち楽ばかりしている状態があったからだと思います。これは、スタートラインが同じ人との競争ばかりでなく、自分がリードして、そのリードの余裕にのっかって楽をしている間に追いつかれ、追い越されるというパターンもよくあると思います。
人間、すべてに全力を尽くすことはできませんので、楽にクリアできそうなことは楽にこなすのがセオリーです。しかし、そこで楽をした積み重ねはどこかでビハインドとなって返ってくるため、そのタイミングでは必死に頑張る必要があります。そう考えると、我々がマネジメントすべきは、ピンチに陥らないことではなく、ピンチに陥るタイミングではないかとも思います。
よく期限間際になって必死に宿題や仕事をする人がいます。これも楽をしてきた積み重ねが跳ね返ってきたケースですが、このタイミングでピンチに陥ると、たとえ能力的に問題なく間に合ったとしても、ちょっとしたアクシデントで期限を途過してしまい、信用を失ってしまうおそれがあります。ですので、このケースでは必死になるタイミングをもう少し早めて、多少のアクシデントがあっても問題なく間に合う段階で本気になれば、大きな痛手を負うリスクはほぼありません。
楽ができている時間帯は、裏を返せば徐々に追いつめられている時間帯であるということ。この時間帯をなくすことは困難ですが、この時間帯を致命傷を負いにくいタイミングにもってくることは意識次第で可能で、この意識をしっかり持つことが、逆転しなければならない状態に陥らないための肝なのだと思います。

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