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2019年8月 1日 (木曜日)

バックアップメンバーを育てる

この季節になると毎年1回は書いているかもしれませんが、高校野球で勝ち抜くのは本当に難しいことです。ベストメンバーを毎試合起用できるわけではなく、投手はできる限り連投を回避させるのが最近の風潮です。そのため、高校野球で勝ち抜けるチームはエースがすごいチームよりも、2番手投手のレベルが高いチームであることもしばしばあり得ます。
これはどのような組織にも当てはまります。組織の重要プロジェクトにいつもエース級のメンバーを投入できるとは限りません。エース級のメンバーが使えない際にも組織の活動の質を落とさないためには、バックアップとなる人材をあらかじめ育成しておくことが必要です。
組織はどうしても軸になるエース級のメンバーを育てることに腐心し、育てることができれば目いっぱいそれまでの育成投資を回収しようと積極的に起用します。しかし、エース級のメンバーが育った際にすべきは、そのメンバーをどんどん使うことよりも、2番手・3番手のメンバーをエース級に育てていくことです。そうしたメンバーを重要プロジェクトにどんどん投入して、そうしたメンバーの成長に注目していくことで、バックアップメンバーが充実し、組織としてどのような場面でも安定した成果をあげることができます。
要は組織が成長するためには、常に、伸びしろの大きい人材に機会を与えていくべきで、安定した活動をするために、優れたメンバーよりも伸びしろの大きいメンバーを重用することに気付けるかが、組織が成長し、ライバルを逆転する意外な鍵となります。

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