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2019年6月27日 (木曜日)

見かけほどの差じゃない

プロ野球で毎試合フル出場を続けているベテラン選手と、2軍で試合に出ている若手。大きな差はあるでしょうか。常識的に考えれば「ある」と答える方が多いでしょう。ですが、その差の大部分は「経験」と「実績」であり、「技量」に関してはそれほど大きな差はないことが多いのではないかと思います。
職場の同期で、いつも重要なプロジェクトに抜擢される人と、影の薄い人。出世レースに関しては大きな差がついているように見えますが、実力差はそれほど決定的ではないはずです。何かの機会で上司の信頼を得た人、最初から全力で取り組んだ人が重要プロジェクトに選ばれやすいだけで、最初の機会に力を出せなかった人や最初から全力で取り組まないスロースターターとの間に実力で大きな差はないのです。
問題はここから。試合出場や重要プロジェクトという成長の機会を得た人はどんどん経験を積み、期待に答えようと技量も磨きます。これに対して、出遅れた側が努力を怠ってしまうと一気に大差がついてしまいます。ここはチャンスに恵まれなくても腐らず相手についていかなければなりません。
駅伝では、強豪チームにダークホースチームは序盤は頑張ってついていくものの、ちょっと差がつき始めると一気に大差がついてしまうケースが多いですが、人の出世などのあらゆるレースも、序盤についた差はそれほど大した差ではなくまだまだ射程圏内であることが多いのですが、ここで諦めてしまって大差がついてしまうケースが多いのではないでしょうか。
スロースターターとして生きてきた私はよくわかるのですが、ファーストチャンスを生かせなかったらもう成功できないのではなく、ファーストチャンスを生かしたライバルの背中を見て、「まだ追いつける、あいつより頑張ろう」と思うことが何より逆転のために必要だと思います。本当に諦めなければならない大差がつく前に、見かけほど大差ではないと落ち着いて前向きに頑張る事が逆転できる人に必要なメンタリティーだと思います。

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