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2019年6月20日 (木曜日)

経験を自信に

ある組織で管理職にあった人が別の組織に移籍したとします。この際に新しい組織で与えられる役職は管理職とは限りません。むしろ、日本型組織では、新入りはそれまでの経歴に関わらず一番末端からスタートするのが適している場合が多いです。ですので、給与は前職水準を保障しつつも役職は一番下になる、というのは決して珍しい話ではありません。
それでも、この元管理職の人はおそらく近い役職の人をごぼう抜きしてあっという間に管理職クラスに推薦されるレベルに達するでしょう。それは、過去に別の組織とはいえ、一番下から管理職まで上り詰めた経験があり、そのため日々自信を持って業務に取り組むからです。形式的な役職など、経験と自信が簡単に逆転させてしまうのです。
これは逆転の1つのヒントです。後から追ってくる相手が過去の経験をベースに自信を持って努力してくるならば、我々は苦戦をまぬがれません。それを追う側でやってみましょう、ということです。とはいえ、我々が日々取り組むのは、過去に経験のない新しい分野であるため、なかなか自信を持って取り組めるチャンスはないのですが、業務それ自体ではなくとも、業務の一構成要素や、業務を取り巻くシチュエーションなどが似ていれば、「以前やったことがある」と自信を持ってグイグイ前に進んでみることで、日々の歩みを早めることができるかもしれません。
不安をもってやる努力、無計画にやる努力よりは自信を持ってやる努力の方が効率的であることは異論の余地はありません。今ある状況に、何か過去と共通点を見つけ、その経験を自信につなげることが逆転の試みにおいて非常に重要になります。

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