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2019年6月21日 (金曜日)

「後でできる」という考えは捨てよう

子どものころは宿題をやるタイミングは親が決めることが多いです。子どもなので「後回しにしてあわよくば逃げ切る」という浅はかなことを考えがちですし、宿題から逃げられないことを知っていても、時間管理はまだまだ未熟で、後でできると思っていたが想定外のことがあってできなくなった、ということはままあるため、親はできるタイミングで宿題を済ませてしまうよう指導します。
これに対し、大人になると、このようにやるべきことを実行するタイミングを指定されることはあまりありません。「あわよくば逃げ切る」などと甘い考えを持つ大人は少なく、時間管理もそこそこできるようになるからです。
しかし、それゆえ、今済ませてしまえるのにやるべきことを後回しする大人は多くいます。もちろん、スケジュールをすべて把握したうえで、後でできる、後でやった方が効率的だと判断してのことでしょう。たとえば大学の試験科目の講義に「出席しない学生」「出席してはいるが居眠りをしたり私語をする学生」はたくさんいます。そうした学生はそのタイミングで勉強しなくても、試験前に勉強すればよく、その方が効率的だと考えているのでしょう。
しかし、この考え方は、ハードルはクリアさえすればよいという考えに終始しており、個の成長の観点からは損しています。講義は1回しかなく、自習では得られないそこでしか吸収できないものが必ずあります。だから義務がなくても多くの学生は講義に出席するのです。こうして、講義の中でできる限りのことを吸収し、試験前に試験用の知識やスキルを補充し、余った時間はその他の活動に回す、この流れが、個の成長に不可欠なのです。
仕事にしても、トレーニングにしても、今できるなら今やってしまえば、将来別のやるべきことに費やす時間を貯金できます。効率は頭から外し、「後でできる」という発想を捨てて、今できることは今やってしまうことが、他人に強制されない大人の社会で成長レースをリードするために必要な心の持ちようだと思います。

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