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2019年6月26日 (水曜日)

伝えきる力

コミュニケーションがうまくいっていない場面として、話し手が言葉足らずであることがよくあります。文章を書くにせよ、話をするにせよ、長い文章は受け手に嫌がられますので、文章は簡潔にまとめるのがセオリーです。しかし、まとめすぎて、受け手に行間を読ませるような文章であれば、発信者の意図は適切に伝わりません。また、冒頭のケースで多いのは、発信者は「これで伝わっているはず」と自信満々であるのに対し、受け手は言葉足らずと感じるため内容を理解しきれない、というケースです。発信者が上位者の場合、受け手の理解力が乏しいと嘆きがちですが、受け手の責任ではありません。発信者が、受け手の能力も推し量りながら、適宜表現を変えて、意図が伝わるよう工夫しなければいけません。
コミュニケーションが下手なのは、自分の考えた文案に根拠のない自信を持ったり、相手の責任にしたりして、相手の対応に応じた表現の調整ができない人です。このような人は現代社会の中で適切に物事を伝えることができず、結果、過小評価されたり、周囲の理解・強力を得られないことにより損をすることとなります。
現代的には、自分の考えを相手に伝えきる力を備えることの重要性が増しています。そのためには、①とにかく広く様々な可能性を想像する力②考えた事を最小限に要約する力③両者の内容の間で、相手に応じて適切な表現を調整する力が必要で、①②は学校などで十分鍛えている人は多い反面、③が下手な人が増えているように思います。そして、その原因は、「自分はきちんと表現できている・相手が悪い」という過信による事が多く、相手を知り、自分の表現を調整するという意識が現代的に重要性が増しています。

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