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2019年5月17日 (金曜日)

速くする訓練と、じっくりする訓練

人間の筋肉には、速く動かす速筋と、じっくり長く動かす遅筋とがあり、総合スポーツをする限りにおいては、両者をバランスよく鍛える必要があります。同じように、脳や身体にも、速く動かす部位と、長く動かす部位とがあるのではないでしょうか。
勉強や仕事では、速くやるべきものと、じっくりやるべきものがあります。例えば計算ドリルなどは時間はあまりかけずにさらっとできるようになるのが到達点であるのに対し、書道や字の書き取りは、速い必要はなく、丁寧にやる必要がありますし、初めての難題には、時間をかけてじっくり粘り強く取り組む姿勢が不可欠です。
ですので、宿題な仕事をする際にも、ただこなすだけでなくどちらを鍛えるのかをしっかり意識する必要があります。スピードの要求される仕事をのんびりやっていてはKYであり、自分のためにもなりませんし、丁寧にやるべき仕事を簡単に短時間でやっつけの答えを出してしまうことも、KYでありかつ、自分のためにもなりません。
私は子どもの頃から、計算ドリルを速く済ませるのは得意だった反面で、字を丁寧に書くのは苦手でした。その性格は今も変わらず、速くすべき仕事は得意で、難題に粘り強く取り組むこともできるのですが、丁寧に仕上げる作業が未だに下手くそです。ですので、私の成長の課題は、少し時間をかけて丁寧に欠点のない仕事を仕上げることです。
人それぞれ得手・不得手はあるでしょう。しかし、特殊な専門家を目指すのでなければ、速くするトレーニングも、粘り強く取り組むトレーニングも、丁寧に仕上げるトレーニングもバランスよく行う必要があります。これは、日々の宿題や仕事において、本当に求められていることをこっそり置き換えて自分の弱点のトレーニングに充てても差し支えない範囲が必ずあるはずで、そのような範囲で積極的に弱点補強に努めることが、個としての成長を早めるひと工夫になります。

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