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2019年5月15日 (水曜日)

いい悪いは自分で判断せよ

組織あるある。自分は入社や入部しあっての際に、先輩に厳しくされたので、自分が先輩になった時に後輩に厳しくすると、パワハラと批判された、というケース。スポーツの世界では時代錯誤の後輩いじめが時々ニュースになりますが、これもその1ケースです。
先輩が後輩を厳しくしつけることに合理性があったのは、人が余っていた時代の理屈。厳しくしてやめられても組織としては痛くも痒くもありませんし、厳しく育てないと、厳しい社会で生き残れる人材の育成が困難だったからです。しかし今は、人手不足で、簡単に新人にやめられると組織の方が困りますし、SNS等を通じて簡単に悪い情報が伝わるため、一人ひとりを丁寧に見て育てるのが新人育成の基本です。
外部環境を考慮しないとしたとしても、自分が不愉快に感じた指導は、自分がする側ならやらない、という判断ができると立派です。結局は、組織の中で自分が周囲にどう対応されたかをしっかり見て、その中で良い対応と思ったことと、悪い対応と思ったこととは峻別し、前者を実行していくことが現代的に大事な判断のポイントになります。
私が、スポーツ部や士業事務所で受けた指導で、良いと思ったことは、「できない、あるいは目立っていない人に積極的に構う」「後輩の意見を引き出し、そこかをベースに、より高い判断ができるよう考え方のコツを提供する」で、悪いと思ったことは「最低限の情報も伝えずに、わからなければ誰かに聞いてやれ、という丸投げ」や、「失敗時、後輩の意見も聞かずに叱責する」などです。ですので、私が指導する側にたつ際は、しっかり対話の時間を持ち、どう考えたかを聞き、応えありきにならず、相手に有益になる情報を提供するというスタンスを心がけています。
人がやっているから自分も、という「赤信号皆で渡れば怖くない」思考はもう古いです。人は人、自分は自分で割り切り、より良い対応を模索するのが現代的にセオリーとなる戦略でしょう。

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