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2019年5月 1日 (水曜日)

見えない初対面の人への接し方

この10年でSNSは大きく普及しました。携帯のメールに代えて、より簡易かつ適時に仲間と情報交換できるようになったことは、大きな進歩でしょう。しかしながら、SNSではまだ会ったことのない、見知らぬ人とも接点ができてしまいます。それが淫行などの犯罪を助長しているとの報道は多く看過できません。
初対面の人と会議や食事に行った際、いきなり会話が弾むことはあまりありません。共通の話題を探り、少しずつ共感していく中で、相手の表情や態度なども見ながら、相手の人の本質を思い描いていくからです。この絵が描けて、かつ、自分と合うと確信を持てた後にしか、なかなか腹を割った本音トークはできないものです。
しかしSNSでは、見知らぬ人が巧言令色を用いて近寄ってきます。実際に会って話していれば、相手の話し方や態度などから怪しいとわかる人であっても、SNS上の文字だけではなかなかそこに気づくのは困難で、人間誰しも褒められると気分がよくなることから、ついつい相手を警戒することを忘れてしまいがちです。しかし、このようにうまいことだけ言う、まだ会ったことのない人こそ、最も危険な部類に入る人であることが多いです。
というわけで、現代的な人付き合いの課題として、まだ会ったことのない人にネット経由でどうアプローチして信用してもらうかと、まだ会ったことのない人のうわべだけの言葉に騙されないことが挙がると思います。前者に関しては、私も仕事で、まだ会ったことのない代理人や海外のプロフェッショナルと連絡をとりあう機会は多いため、とにかく誠実に、相手に不利なことも(隠すべきことは隠しますが)できる限り開示し、丁寧で腰の低い態度を徹底することを意識しています。
後者についてですが、私は自分の時間を無意味な活動にとられるのが大嫌いですので、営業の電話は即お断りしますし、フェイスブックブックの友達申請はメッセージ付きのものしかOKしません。相手を知る機会が乏しい場合、これくらい、慎重になってよいと思うのですが、ここまで厳しい基準にせずとも、自分できちんと線引きする基準を持つことが大事です。たとえば、知らない人からのメッセージには、最初は定型文で返し、その後、話題が広がっていけば、徐々に自分で文章を考えてみる、といった具合です。
ネット経由のコミュニケーションは魑魅魍魎の跋扈する世界。いかに自分はそれに巻き込まれず、かつ、周囲から自分が魑魅魍魎だと思われないよう創意工夫することが、現代において非常に重要なポイントとなります。

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