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2019年3月14日 (木曜日)

その差は大きい?小さい?

逆転を目指す第一歩は相手との差、距離を測ることから始まります。これが大きいと最初から心折れてしまうかもしれません。しかし、見た目の差と、それを埋めるために必要な努力量との間には必ずしも相関関係はありません。
たとえば野球選手として、「甲子園出場」と「県予選初戦敗退」とでは大きな差があるように見えます。しかし、そもそもチームの成果と個人の力量との間に相関関係がありませんし、試合の勝敗は様々な要素に左右されるため、中核的な実力の差は大きくないと考えられます。
逆の例として、テストで80点の人と70点の人との差があります。平均点が高く70点近いようなテストであればこの差は大したことはありません。ケアレスミスの有無程度の差です。しかし、数学や物理など平均点が2割程度とかなり低い科目であれば、同じようによくできた80点と70点とでもかなりの差があります。
逆転を成し遂げるためには、相手との差が努力により逆転可能であるという前提があります。この前提は、見た目の差とは関連性が低いので、見た目の差でこれを判断するのは危険です。相手との差を定量的に測った後、その差を埋める努力量を推し量り、勝てる勝負か勝ち目のない勝負かを見極めて、勝てる勝負に注力するというのがセオリーかと思います。
世間が驚くようなアップセットを起こした例は、要は感覚的には逆転不可だが、厳密に差を検討すると逆転できたというケースがほとどかと思います。直感でやsるかやらないかを決めるのはもったいないです。一見できなさそうでも、その差を埋める工夫ができるか否か考え抜いてみることが本当に逆転できる勝負を勝ち抜くために必要な意識なのでしょう。

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