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2019年3月25日 (月曜日)

他人に任せるなら内容をしっかり定めよ

私の仕事は代理行為なので、代理にはあまり抵抗がありませんが、代理は非常に怖い行為です。知り合いに「それなら任せておけよ」と代理で頼みごとをして、どのようなリスクがあるでしょうか。
まず、その知り合いが、越権行為をした場合、「そんなことは任せていない」とは言えない可能性が大きいです。もちろん、代理人が相手と共謀したような場合には、契約の不成立を主張できますが、仮にそうであっても、共謀を裁判上立証するのはなかなか困難です。
よくありがちなトラブルは、「任せてくれ」とだけ言われて合意してあとから報酬を請求されるケース。報酬の合意をしていなければ裁判になっても勝てる見込みはありますが、常識的に考えて人に頼み事をして謝礼を払わないのか、という主張ももっともであり、話し合いでの解決は簡単ではありません。
最近、週刊誌などで見られるケースは、「この任せてくれ」と言った知り合いが反社会的勢力と関わり合いのある人間だったということを、あとから掘り出されて問題視されるケース。
少なくとも、この3件だけ見ても、代理を頼むと、①自分の希望しない条件で勝手に交渉される②想定外の報酬を請求される③代理人の素性がわからない、といった危険が潜んでいます。ですので、代理はあまり頼まない方がよいのですが、もし頼む場合には、きちんと最初に5W1Hに則って、何故代理を求め、何をいつどこでどのように解決を求めるのかきちんと決め、書面に残すことが大事です。
これが現代的戦略論のコーナーであれば、周囲の人間はどんどん使った方がよいという意見になると思うのですが、生活上の工夫という面で考えると、代理を頼む場合は、依頼の範囲を事前にきちんと定めることが非常に重要です。

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