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2019年3月 4日 (月曜日)

相手のコントロール圏外に避けよ

朝ジョギングをしていて、前に犬の散歩をしている人を発見したとき、私は人間側に避けようとします。犬側から追い抜こうとした場合、犬は不規則な動きをする可能性があり、故意でなくとも誤って踏んでしまうと、謝るだけではすまないトラブルになりかねません。これに対し、人は犬に比べて不規則な動きはしませんし、仮にぶつかっても、犬を避けようとしたこと、故意ではないことをきちんと説明して謝ればそれ以上の追求をしてくる人は少ないからです。
しかし、実際にはこのようなケースで、人が背後の足音を察知し、まず飼い主が道の脇に避けたうえで、犬を買主側に引き寄せる確率が実は高いです。その結果、私は犬を避けようと選んだがわに犬が引き寄せられ、あわや踏んでしまいそうになる、ということが何度かありました。このような事態を避けるためにも、犬の散歩をしている人を避けるには、犬側を大回りして避けるのが最も無難です。
これは犬の散歩をしている人の回避に限られる話ではありません。たとえば、交渉事で窓口の若手が頓珍漢な対応をして困るというケース。直感的にその若手をどう扱うか考えがちですが、相手の動きを握っているのはその若手ではなくその上司です。ですので、上司がその若手にどのような権限を有しているのかを把握して、その範囲内で話をまとめるか、範囲外で」守りぬく領域を確保するか考えるべきです。同様に、相手をコントロール可能な人が誰で、その範囲はどこまでかを考察することが有効な場面はいくらでもあるでしょう。
「~回避」という言葉も昨年流行りましたが、目標達成のために思わぬリスクを抱え込まないためにも、相手の制御範囲を見据えて中核に迫るのか、範囲外に回避するのかを考えるのが有効な工夫で、そのように考える癖をつけるべきだと感じます。

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