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2019年2月 1日 (金曜日)

それ、本当に「簡単なハードル」?

目標達成はいつも困難ですが、時に簡単なハードルだと言われる障害が設けられることがあります。周囲からは「まず失敗しないから気楽にやってきなよ」と言われるものの、文字通りに受け止めてよいかは検討が必要です。
私の経験では、失敗する人の少ない「簡単なハードル」は、「実は高いハードル」か、「取り組むに値しない低すぎるハードル」のどちらかであることが多いように思います。例えば、士業資格では人格審査の意味もこめて、最後に口述試験が設けられるものが多いですが、この口述試験自体の合格率は90数%、ほんのひと握りの人だけが落ちる試験です。しかし、だからといって、試験官とコミュニケーションがとれれば合格というわけではなく、受験生は必死で勉強しているので、合格ボーダーは合格率の高さをふまえてもかなり高い水準に達します。このように、合格率は高くても皆必死に頑張るためハードル自体は非常に高いパターンが前者。
逆の例としては、応募すれば、一応形式的な面接はあるものの、よほどのことがない限り採用、という会社があります。今の時代、人材不足のため、こうした会社は増えてきているかもしれません。このような会社、そもそも応募する価値があるでしょうか?「滑り止めに」という考え方もあるかもしれませんが、あまりに低いハードル設定で、来た人は誰でも採用するというような会社では、志高い人もそうでない人も大きな成長は望めず、少し苦労してももう少しまともな会社を目指す方が個の成長のためには有効かと考えられます。
以上のように、一見簡単に見えるハードルは、実は真剣に取り組まなければ通過できない高いハードルであるか、頑張るに値しないものであるか2極化する可能性が高いように思います。惰性で頑張る努力にあまり価値はありません。一見簡単なハードルはその本質を見極めて、本気でそれに取り組むか、あっさり見過ごすか判断を決めてしまうのが、自身の成長につながるでしょう。

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