その差は大きい?
「同期と大きな差をつけられている」そんな相談もあります。でもその差、本当に大きな差ですか?
同じスタートラインでスタートして、スタートダッシュできた人により優良な機会が与えられるのは当然です。スタートの良い人に良い機会が与えられるから差があると考えれば、まだ差は大きくないと考えることもできるでしょう。
しかし、同じスタートラインでスタートして、ある時与えられる仕事の質と量に大きな差があればその差を意識せざるをえません。その差は、根本的な実力の差である場合もあれば、単にある評価時点での見え方の違いによるかもしれません。
私はのんびり屋なのでいつもこうしたレースでは出遅れます。ですので出遅れの人をより応援したいのですが、それをぬきにしても、スタートダッシュに出遅れても少し頑張ればその差は追い抜ける、とアドバイスすることが多いです。
一見、はっきり差が見えるようでも、少し冷静に考えれば、その差を埋める努力は数時間程度、数日程度ということはよくあります。それだけの時間を投じて真剣に頑張れば差を埋めることができる場合は意外に多いのです。こうした短時間で、自分の将来に喜怒哀楽するのはバカバカしくないでしょうか?一見、大きな差に見えても本気で取り組めばすぐに追いつけるケースは多くまずこれを試みるべきです。
差を見て第1感で逆転できる、できないを早断するのではなく、相手との差を埋める努力を想定すると、実はその努力は意外に小さいものであることもあるです。そうした小さい差をみつけて適時に埋めていくことがアップセットの基本なのかと思います。
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