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2018年12月27日 (木曜日)

上司を踏み台に

日本人はあまり年上の上司を追い抜いて出世することを考えません。年功序列・終身雇用制度の中では、年上の上司が出世コースから急に外れることは考えにくく、頑張ってもノーチャンスの可能性が高いからでしょう。ひょっとしたら年上の元上司を部下に抱えることに心理的なプレッシャーやコミュニケーションの難を感じているからなのかもしれません。
しかし、今の時代、年上だからという理由で上司を追い抜けないということはありません。正当な評価がなされる場さえあれば、努力すれば必ず年上の上司を追い抜けます。
人の評価、特に職業人としての評価は、まずは仕事がどれだけできるか。次にそれをベースにしてどれだけの人の信頼を得られるか、に依ることが多いです。実力があるだけでは組織で出世できるとはかぎりませんし、実力に裏付けられない、表面的なコミュニケーション能力に依存した人間関係も出世にはプラス評価されにくいです。ここまで考えると、逆転で上司より上に行く方法は自ずから見えてきます。
まずは、実力で上司を追い抜くこと。これは現実的な中間目標で、組織の構造上、下の方が多くの実務をこなすことが多いため、目の前の課題に真摯にかつ貪欲に取り組めば必ず達成できます。
そのうえで、上司を本当に追い抜くためには、人間関係上の信頼を得る必要があります。これは、普段の身だしなみ、挨拶、笑顔の素敵さ、話の面白さ、仕事をこなす上で不安にさせる言動がないかどうかなど様々な要素で構成され、簡単には得られません。つまり、部下が上司を追い抜くには、上司よりも多くの仕事をしながら、人間的な信頼を得る活動も同時並行していかなければならないのです。
こう考えると難しい事なのですが、追い抜けると考えればそのために努力を尽くす意思は生まれてくると思います。上司は追い抜けない存在ではなく踏み台にするもの。怯まず恐れずどんどん上を目指す人が増えていってほしいと思います。

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