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2018年12月26日 (水曜日)

適正価格を見極める

M&Aで価格設定を間違えて多額ののれん計上を余儀なくされた。IPO株に投資したらすぐに価格が下落した。こうした話題が増えてきたように思います。何かを買うとき、特に収益目的で効果なものを購入するときは、価格設定が大きな鍵になります。
こうした購入の際、「将来値上がりしそうなものを買い、値下がりしそうなものを避ける」を重視する人がいます。しかし、これは将来情報であり、いかに長年の経験を有する人でも将来予測を的確にできる人はいません。そうではなく、今の情報、その購入対象の適正価格をできる限り正確に推し量ることが大事です。
適正価格を知ることができれば、適正価格より安く買えれば収益チャンスが大きく、高く買うと低くなるのは当然の帰結です。購入対象を客観的に見つめ、一般的な人はどれほどの価値をつけるのか、一部のコレクターはどの程度の価値をつけるのかを、類似商品の価格や、その対象が生み出すキャッシュフローなどを参考に算定できると、かなり適正価格に近い数字は描き出せるのでしょう。
価格の算定手法は複数あり、どれが正解というわけではないため、答えが複数でます。それをもとに、では自分はいくらで買うか中間値を設定することも大事な経験です。
この時期になると、「この商品ハウマッチ?」とか、「高い本物と安い偽物、本物はどっち?」というバラエティ番組が増えます。これをただの娯楽と見ずに、練習問題として真剣に取り組んで見るとこの適正価格判断の経験が積めるかもしれません。
失敗の大半は、その物が欲しいという欲求が優先して高値つかみをさせられることです。適正価格を考え、割高なものには手を出さない意識を徹底することが多様化する現代において今後ますます重要になるでしょう。

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