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2018年11月 9日 (金曜日)

タテからヨコへ?ヨコからタテへ?

能力には水平に広がる幅と、垂直に広がる深さとがあります。無論、両方広げなければ能力のカバー範囲は広くならないのですが、個人ですべて広げようとするのは限界があります。
そこで検討されるのが他人との提携。そのセオリーは、ニッチ分野で自らの能力の深さを極め、同じように特定分野で深さを極めた人との横のつながりを固めてカバー範囲を広げようとするものです。おそらくこれが最も短時間でカバー範囲を広げる方法で、弱点は自分の得意領域は他人頼みであるため、カバー範囲の管理と維持に相当のコミュニケーションを要することです。
これと真逆のパターンは、まず能力の幅から入ります。「なんでもできる。しかし1つ1つの分野での能力は平凡」これは一見魅力的なようで現実には興味を持つ人はほとんどいません。相手目線から考えれば、特定の分野で平凡な人などいくらでも代替がいるからです。
というわけで、私のように複数の資格を持っていても、何か特定の分野で突出しなければ、正直、市場で注目される存在にはなりえません。
こうしたジェネラリストは、ジェネラリストであることだけでは強みにならないのですが、そこまでに積み重ねてきた数多くの経験が強みになります。能力の深さを1段階レベルアップするには、ある段階で急にハードルが高くなりますが、異分野での経験がそのハードルを下げるケースがしばしばあり、能力を浅く広く広げた人は、その後その能力を垂直に拡張するスピードが早いかもしれません。
能力というものを二次元(深さと幅)で考えるならば、その領域を広げるにはタテからヨコか、ヨコからタテの2パターンしかありません。自分はどちらのパターンで成功しようとするのか、まずは整理してみるのが個の成長の鍵となります。

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