確率勝負に持ち込まない
生きるうえではどうしても確率の勝負になる場面があります。確率を上げ下げする手段は考えればあるかもしれませんが、100%にする方法がある可能性は低く、策を講じたところで成功確率はわずかにあがるかどうかといったところでしょう。ですので、成功したければできる限り確率勝負に持ち込むことを避ける戦略が必要です。
確率勝負を避ける戦略とは、確実に勝てる勝負で十分なポイントを稼ぎ、確率勝負でポイントを稼ぐことを計算せず、確率の低い勝負は時間や労力などの資源の無駄なので、そうした勝負には持ち込まないよう導くことです。
もちろんこの中で最も大事なのは、確実に勝てる勝負でポイントを稼ぐこと、そのためには、確率を限りなく100%に近づけられそうなチャンスがあればあらゆる手段を講じてこれを獲ってしまう、判断と意思が大事です。ただ待っていてこうしたチャンスが何度も訪れるとは考えにくいため、平素から自分の長所を磨き、勝てそうな勝負があればあらゆる努力を惜しまず行って相手に差をつけてしまうことが大事なのです。
確率勝負に陥ってから必死で策を練っても、相手がその策に気づけば意味がなく、もはやこの時点では手遅れなのです。不利な状況から逆転を果たすには、最終局面での運に頼らず、先手先手で準備し、勝てる局面でしっかり勝ちきっていくことが何より大事です。
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