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2018年10月26日 (金曜日)

無理に習い事をさせることは意味がないか

個の成長、のカテゴリーは成長意欲のある人向けの記事を書いています。もちろん、成長意欲があるということはとても素晴らしいことで、こんなところで私の意見を読まなくてもきっとグングン成長されることでしょう。
今日は少し趣向を変えて、成長意欲のない子どもに着目してみたいと思います。親は親の判断で子どもの希望を考慮することなく習い事をさせます。やっているうちにやる気を出してくれれば良いのですが、やる気が醸成されず、ただ惰性で仕方なく習い事にいくのであれば、間違いなく費用対効果に見合った成果は得られません。
塾にしても、水泳教室にしても、その他の習い事にしても、「勝ちたい」「うまくなりたい」と思ってやらなければ大きな成長は得られませんし、成長意欲の醸成は、習い事の先の仕事えはありません。
では、本人にやる気がなければ習い事をさせても意味がないでしょうか。水泳をうまくなりたくないと思っている子に水泳を習わせても惰性で適当に最低限度の活動をするだけで、水泳自体はうまくなりません。しかし、身体のバランス感覚や動かし方はささやかながら身につけられます。そのスキルが水泳ではなく他の局面、たとえば、初めて体操をする際に、他の子よりも綺麗な動きができて、それを自信にしてやる気を出す、というような活用がありえます。
成長意欲なく惰性で努力してもその目標は得られませんが、努力したという事実は確実に残り、それが将来の別の場面でアドバンテージになる可能性はあります。ここまで見越して、本人にやる気がなくても習い事をさせるということは意味があるといえます。
勉強ができない、やる気もない子に塾に行かせればなんとななるかも、というのは幻想で、本人にやる気がない以上、塾に行かせても成績があがるはずはありません。が、その期間塾で頑張ったことが将来の受験のステージで、ちょっとしたアドバンテージになる可能性はあります。
効果ははっきり見えないけれど、本人のためになるならやらせてみよう、このような感じで軽く習い事を始めさせるとよいのではないかと思います。

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