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2018年9月20日 (木曜日)

できない要素は見るな、できる要素を見ろ

ネットでバスケ男子が世界で勝てるかどうかの討論会を見ました。いろんな意見が交わされる中で、私が把握した両者の整理をしたいと思います。
・勝てない派の意見
 身長が劣る日本人には不利なスポーツ
 日本国内でマイナースポーツで優秀なアスリートがバスケをしない
 高校バスケでは留学生のいるチームが圧倒的で、たまに勝てる日本人チームは長身選手と超高校級選手が揃ったチームに限られている
・勝てる派の意見
 女子は身長に劣っていても、スピードやクイックネスで世界と勝負できている
 アルゼンチンなど、決して上背は高くないが世界で勝てるチームもある
 一昔にはいなかったNBAを目指せる選手が少しずつ出始めた
ほかにも様々な意見がありますし、本当は意見同士の対応関係も整理した方がわかいやすいのですが、今日の記事ではここまでにしておきます。さて、多くの人は勝てない派の意見の方が説得的だと考え、これに、日本代表の実績を加味して、日本が世界で勝つのは絶望的だと考えます。
確かに、勝てない派の意見を論破するのはなかなか困難です。しかし、勝てる派の意見は論破できるでしょうか。「長身選手がいなければ、スピードとクイックネスを武器に戦うのは限界がある」と明確に言えるのでしょうか。実際にこれで勝てているチームもある以上、必ずしもこれを主張するのも簡単ではないでしょう。
不利な状況から逆転を目指す場合、いくら考えても50%以上の確率で成功する妙案にたどり着く可能性は高くないでしょう。どちらに行っても失敗確率はそれなりに高いですし、失敗を恐れていては逆転など成し遂げられません。逆転を目指すなら、逆転できなさそうな要素はあまり見ず、他の分野での逆転例などを参考に、逆転できそうな要素を信じて突き進むべきです。その課程でもし余裕があれば、逆転できなさそうな要素をつぶす(バスケの例でいえば、長身選手を育成する)ことができると、より勝率はあがるでしょう。
その不利な状況は、ひょっとしたらもう手遅れで逆転の目がない状態かもしれませんし、意外に簡単に逆転できる局面かもしれません。それはその時点ではわからずあとからわかることです。現時点での状態を正確に把握できない以上、逆転したければ、逆転できそうな道にかけて必死で頑張る、この心構えが不可欠だと思います。

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