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2018年9月13日 (木曜日)

100%はどこに持っていく?

プロ野球で日本を代表する投手が先発する試合、よく「立ち上がりが鍵です」と言われます。仮に日本ナンバーワンの投手であっても、1年間、中6日で投げ続けるのは大変で、その全ての投球に全力を尽くすことはできません。裏を返すと、全力でいかなくてもよい場面では自然と脱力するもので、相手にとってはそれが出やすい立ち上がりが狙い目なわけです。
我々の日々の仕事や勉強、トレーニングも、全力でやるべきなのはわかっていますが、なかなか100%の状態にはできません。長く続けていかなければならないのが理由で、続けるためには、100%を維持することが、肉体的にはもちろん、それ以上に精神的に辛いからです。
というわけで、どんなに優秀な相手であっても、常に100%を維持することはできません。少し抜いてくる時間は必ずあり、そこが逆転の契機になります。
上で「精神的に辛い」と書いた通り、100%の状態を長く続けるのがしんどいため、多くは、試合の早い段階にこれは訪れます。最終盤になると、「ここさえしのげば勝てる」と最後の力を振り絞りやすくなりますので、相手も100%を維持しやすくなってきます。
優位な側からすれば、試合のどこにリスクがあるかをふまえて、そこに100%の状態を持っていくこと、不利な側からすれば相手が100%の状態にならないうちに勝負手を放ってインパクトを与えること、この事を常に考えてゲームプラン全体を組み立てることが非常に重要です。

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