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2018年9月 5日 (水曜日)

見えないものを探せ

売上をあげる最も簡単な方法は安売り。もちろんただ安売りするだけでは利益は出ないため、徹底的なコストカットをしたうえでの安売りです。数年前は様々な分野で安売り合戦が繰り広げられました。
しかし、景気に回復の兆候のある最近は、高付加価値戦略をとる業者が利益をあげています。安売りは簡単な反面、高付加価値戦略は困難で、後者を制することが現代的な戦略なのかと感じます。
なぜ安売りが簡単かというと、コストは目に見えており、その中でどれを削減するかは具体的に考えやすいからです。しかし、それゆえ、容易に似たようなやり方をするライバルにであったり、時に模倣されたりして安売り合戦になると利益はほとんど出ません。
逆に高付加価値戦略は、何を高度な付加価値として売り出すか、普通は見えていないか気づくのが簡単ではないため、探し当てるのがなかなか難しいです。これは、SWOT分析などを活用して、自らの強みは何か、市場にどんなチャンスや脅威があるかなどをふまえて考えるのがセオリーです。
いずれの策にも言えるのは、「マネされたら希薄化してしまう」やり方は一生懸命考えてもあまり強いカードにはなりません。特許や商標で権利化したり、不正競争防止法上の対策や営業秘密の秘匿を徹底することが前提条件になるかもしれません。
おそらく今の景気動向を見る限り、周囲のライバルと差別化する強い売りを持ち、これを契約や法律で確保すれば厳しいこの時代を一定期間勝ち抜くことは可能です。そのためには、見えないものを探す意識と、見つけたものは独占する手立てを講じることが、その策の持続可能性を維持するために不可欠なのだと思います。

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