話題を仕入れろ
働き方改革の事を学ぶと日本人の価値観が大きく変わっている、いや、変えなければいけないことがわかります。ところが、JC(青年会議所)の関係者と話すと、人の動かし方に対する考え方が古いことに気づかされます。おそらく父親のやり方がそうで、そのやり方が正しいと信じ込んでいるか、父親のやった通りにやれば失敗しないと思っているのかわかりませんが、おそらくそうした旧来のやり方を続ければ、その会社はその代で窮地に立たされます。
ある問題にズバッと明快な答えがあると痛快で、人それぞれ様々な問いに対してこうした明快な答えを準備しています。そうした答えは周囲の受けもいいので、宴席などでも自慢げに披露しがちですが、社会情勢が変わればある時いきなり場をしらけさせる話題になってしまいます。
人の動かし方に限らずとも、例えば食べ残しの話。一昔前は、食べきれないくらいにテーブルに食べ物を並べるのが賞賛される時期もありましたが、今こうした食べ物を無駄に残すような行為をすると周囲に相当軽蔑されます。
人の価値観は刻々と変化しており、ネットニュースへの投稿意見やツイッターのトレンドなどから、最新のトレンドを仕入れて自分の話題にすることがとても大事で、それを怠り、単に過去に賞賛された話ばかりしていると、やがて周囲に呆れられてしまいます。
これは、自分の経験則が覆されるというとても怖い事なのですが、恐れず、謙虚に最新の情勢を仕入れて理解し続けることが、この情報化社会で重要性を増しています。
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