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2018年7月25日 (水曜日)

弱みは見せるな

現代的な勝負は、内的環境である強みと弱み、外的環境である機会と脅威、この組み合わせで大勢が決し、戦略もおおよそ定まってしまいます。場合によっては、人や法人の最後までこれで決まってしまうこともあるので、私もこのセオリーはよく取り扱います。
その前に、これらの要素の情報収集合戦があります。普段何気なく行っている会話の中で、周囲の人は虎視眈々と有益な情報を狙い、自らの戦略をアジャストしていきます。ですので、将来的に敵になるかもしれない人の前では、うかつな事を離さないよう注意が必要です。よくある失敗は、自虐ネタで自らの弱み情報をぬけぬけと相手に差し出してしまうこと。その会話は盛り上がって愉快な時間を過ごせても、あとにその弱点を突かれて大損するリスクが生じます。こうした人の前では自分の弱みは決して気づかれないことが非常に重要です。
とはいえ、黙っていてはつまらないですし、人間関係も発展しません。そこで何を話せばよいかということですが、自虐ができるのであれば、相手に自分を過小評価させるミスリードもできるのではないでしょうか。自分の強みを正確に見せずに、できないふりをする、自分が把握している機会や脅威のごく一部のみをおおげさに述べる、そうしたことにより、相手に正確な情報を渡さないまま、充実した会話を組み立てることができます。
もちろん、誰が将来敵になるかもしれないかなどわかりません。ですので、最も保守的に行動するなら、あらゆる会話において、自分の過小評価にミスリードするのがよいですが、それはそれでビジネスチャンスを逃す危険もあり、その場その場でしっかり判断する必要があるでしょう。
人は評価されたければ強みを強調し、愉快な時間を過ごしたければ弱みをさらけ出しがちです。しかし、それは将来のしっぺ返しにつながる可能性があることもふまえ、どうした相手にはどうした会話が適切か、弾力的に対応できる判断力と話題の幅の広さを備えることがとても大事だといえるでしょう。

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