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2018年5月23日 (水曜日)

違法な指示を覚悟せよ

アメフトの日大vs関学大で起きた危険タックル問題。経緯はどうあれ、アメフト経験者として、危険タックルでチームにペナルティを課せられた際のサイドラインの対応が既にアウトだと思います。
アメフトの試合の中で、(相手選手を)「殺せ」「壊せ」という言葉は時々出てきます。しかし、その通りにする選手はまずいません。これらの言葉は、チームの一体感と士気を上げて、選手が思いっきりプレーできるようにする一種の呪文みたいなものだと思います。
いくらこうした物騒な言葉が飛び交っても、ルール違反や乱暴行為はチームの空気をしらけさせてしまいますし、ペナルティで勝利が遠のいてしまいます。アメフトは選手交代自由ですので、おかしなプレーがあれば即刻その選手を下げて指導するのが常識で、それをやっていない日大ベンチは今後の弁明が困難ではないかと考えます。
さて、組織や契約関係の中で違法な指示を受けることはしばしばあります。人間関係上断りにくい場面でどう対応するかは予めある程度考えておかないと想定外のトラブルに巻き込まれかねません。
たとえば、タクシー運転手が乗客にスピード違反を指示されるなどというのはよくあるのかと思われます。このような指示に対して、いいなりになる、指示は受諾して法定速度で走る、断るなどの対応がありますが、最も注意すべきは事故を起こさないことです。法定速度で走っていても、事故を起こして、乗客が急かせていたという情報が漏れれば、たちまち大きな批判を受けてしまうでしょう。
というわけで、違法な指示を受けた際に最初に考えるべきは、不祥事や事故といった悪い結果を起こさずにすむかです。最初から悪い結果を求める指示であれば、逃れようがありませんので、その契約や組織とは縁がなかったと諦めて、新しく出直した方がよいでしょう。
組織はいかに構成員を動かして、契約者はいかに契約相手を動かして、目的を達成するか考えるため、時に違法な指示を受ける可能性がどうしてもあります。その際にどうするか、いろんな事件からいろいろ考えておくことが、現代という時代を生き抜くうえでとても重要になっています。

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